1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

証券、銀行、保険会社で働く3人の家計簿を公開。家計管理の特徴は?

LIMO / 2020年3月11日 20時20分

証券、銀行、保険会社で働く3人の家計簿を公開。家計管理の特徴は?

証券、銀行、保険会社で働く3人の家計簿を公開。家計管理の特徴は?

日頃、お金を扱う職業の人たちはどのように家計を管理しているのでしょうか。お金のプロだからこそ、上手にやりくりするためのコツを知っているのではないかと思いますよね。そこで今回は、証券会社、銀行、保険会社で働くアラサー女性3人に、それぞれの家計を教えてもらいました。

証券会社勤務:節約の妥協点をつくる

まずは証券会社勤務のAさんの家計をチェックしてみましょう。証券会社勤務というだけあって、同世代の人と比較するとかなり高収入なのがわかります。

手取り収入は31万円、家賃の割合は一般的に目安とされる手取り収入の3分の1程度で、きちんと貯金を確保しています。全体的には同世代の生活よりもかなり豊かな生活を送っていると言えるでしょう。

証券会社勤務Aさんのケース

(/mwimgs/3/f/-/img_3fbe35a353721ca9cbd98ceb13bfd26a114182.jpg)

拡大する(/mwimgs/3/f/-/img_3fbe35a353721ca9cbd98ceb13bfd26a114182.jpg)

Aさんは毎日多忙なので食費だけは妥協していると言います。「作る時間や手間を考えると、外で買って帰るか外食したほうが早い。平日は毎日疲れ果てているし、最近は出前を取ることも多い」とのこと。

節約するのはいいことですが、あれもこれも引き締めているとかえって続かなくなってしまうことも。そこでAさんのように妥協ポイントを用意しておくのも大事なことです。また、「保険は積立年金保険を利用中。あとは会社の団体保険で死亡保険の保険料は月額数百円で済ませている」と教えてくれました。

Aさんの家計管理の特徴をまとめてみましょう。

iDeCo(個人型確定拠出年金)と積立年金保険で節税しながら老後資金を準備

iDeCoのほか、2万円程度は毎月積み立て投信を購入

ガチガチの節約はせず、妥協してもいい項目を決めている

Aさんの場合、ボーナスはほとんど株の購入に充てており、給料に加えて株で配当益が出ているため、家計には余裕があると話してくれました。

銀行勤務:貯金額を確保するために切り捨てる出費も

続いて銀行勤務のBさんです。Bさんの家計は収入の割に全体的に抑え気味です。家賃も3割以内にきちんと収まっていますし、忙しい中でも週3回は自炊をすると決めているのだそう。

「貯蓄も年間100万円を確実に貯めるために月84,000円を死守。冠婚葬祭の費用は毎月のお給料から出そうと思うと収支のバランスが崩れる原因になってしまうので、ボーナスが出たときに特別費として取っておくようにしている」と話します。

銀行勤務Bさんのケース

(/mwimgs/d/8/-/img_d855cddcd654993d8d0c0726c2c4bfaf110496.jpg)

拡大する(/mwimgs/d/8/-/img_d855cddcd654993d8d0c0726c2c4bfaf110496.jpg)

また、保険は独身なので入る必要がないと割り切って、何かあったら貯金で賄うと決めているというBさん。娯楽費や交際費は月1万円と決め、それを上回らないように飲み会は2回以上は行かないというルールがあるのだそうです。また、BさんもiDeCoは上限額まで拠出し、そのほかにも投資信託を買っているとのこと。

Bさんの家計管理の工夫は以下の通りです。

年間の貯金目標額から割り出した毎月の貯金額を確保するため、先取り貯金をしている

節約のため、いくつかのマイルールを設定

自炊の回数を増やして栄養バランスの偏りと余計な出費をなくすようにしている

格安スマホの利用&家にネット回線を引かないことで通信費を抑制、ネットはWi-Fiのあるカフェなどで利用

Bさんは、出費についてはかなり割り切って考えているようです。家ではネットを使わない、新聞は会社で購読しているものを読む、カフェでコーヒーを買うのは週1回・金曜日だけなどのマイルールを決めていました。

保険会社勤務:リピーターのメリットを活用する

最後は保険会社で働くCさんです。彼女の場合、貯金は月5万円と決めて給料の入金口座を2つに分けているのだそう。会社に申請を出せば2つの口座に決まった割合で入金してくれるのだと言います。また、Cさんも格安スマホを利用しており、通信費は抑え目。

「YouTubeとかNetflixを観るよりは、本を読んだり外でスポーツをしたりするのが好きだから通信費はそれほどかけたくなかった。格安スマホにして、費用がそれまでの3分の2以下に減ったので満足している。家賃も、都内で人気のある駅の割には安く住めていると満足している」とのことです。

保険会社勤務Cさんのケース

(/mwimgs/2/4/-/img_244a24322f3cc108d61afe9d26f21b79114563.jpg)

拡大する(/mwimgs/2/4/-/img_244a24322f3cc108d61afe9d26f21b79114563.jpg)

Cさんは、大学進学で地元から東京に出てくるときに引っ越しをサポートしてくれた不動産屋さんと懇意にしていると言います。

「これまで3度の引っ越しは全部その人にお願いしているので、いい条件のところを世話してくれる。今は駅から徒歩15分くらいのところを選んだので、内装も設備も十分なものが割安に借りられている。駅近だったときはついコンビニなどをウロウロして無駄な買い物をしていたから、そういうのがなくなって家賃も安いなら一石二鳥」と話してくれました。

ほかにも、大学生のときから親しくしている美容室に行って安くしてもらったり、個人商店で仲良くなってオマケをつけてもらったりして、毎日を楽しく、上手に生活している様子がうかがえました。

Cさんの家計管理の特徴は以下の3つです。

決まった店で買い物をすることでポイントを貯めたり、リピーターだけの特典をゲットする

駅から徒歩15分の家に住むことで家賃を抑え、無駄遣いを避ける

クレジットカードは1枚に限定、デビットカードを使うことで使い過ぎを抑制

おわりに

今回は仕事でお金を扱う職業の3人でしたが、彼女たちは特別なテクニックを使っているわけではなく、私たちでも簡単にできるようなことを積み重ねてしっかり貯蓄を増やしていました。

ただ、株や投資信託の運用を毎月の家計の中に取り入れているのはお金のプロならではでしたね。マネできるところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください