転職して年収が上がった人たちに共通する4つのポイント
LIMO / 2020年3月15日 20時10分
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転職して年収が上がった人たちに共通する4つのポイント
転職をきっかけに、年収が上がる人もいれば下がってしまう人もいます。もちろん多くの人が年収アップを目指しているはずですが、思うように年収が上がらないケースもあるようです。今回は転職を機に年収アップした人たちに共通する特徴を4つ紹介します。
英語が話せること
国際化が進み、英語が社内の共通語という企業もある中、英語が話せる人は転職市場の中でかなり有利です。語学力が評価されるため年収アップしやすいというのもありますが、比較的高収入な外資系企業が選択肢に入るというのも大きなポイントです。
筆者と日系企業で同僚だったAさんは、イギリスで生まれて高校生のときに日本へ戻ってきた帰国子女。転職で外資系企業に移ると、自由な社風で服装もジーンズOKなど、のびのび働ける会社だと喜んでいました。研修も充実していて、彼は終業後にビジネスライティングの講座へ行ったり、会計の講座を受けたりと忙しそうにしていたのが印象的です。
また、外資系企業とはいえ、英語がネイティブレベルの社員ばかりではないようで、そういう人向けに英語のフォローアップ講座もあるとのこと。しかも、すべて会社が費用を負担してくれるというのです。Aさんは「『社員の成長をサポートする』というのが会社の姿勢のようだ」と話していました。
在職中から転職活動をしていること
転職活動は余裕を持って取り組むことが重要です。もし転職を成功させたいのであれば、在職中から転職活動を始め、焦る必要のない状況で転職活動を進めるほうがベターです。
中には「とにかく会社が嫌だ」と辞めてしまい、それから焦って転職活動を始める人もいます。しかしそれでは「働かないと生活できなくなる」というプレッシャーから、転職先を見極める基準が甘くなってしまいがち。
結果として妥協した転職になってしまうことがあるため、「この仕事を辞めたい」と思っても、準備が整うまでは拙速に退職することは避けましょう。
先述のAさんも、転職活動を始めたときには年収レベルも含め希望する仕事が見つからなかったと言います。また、筆者も転職活動をするにあたっては希望の求人が出るまで半年ほど待ちました。求人が出やすいタイミング、たとえばボーナスが出る企業が多い6月と12月の翌月以降まで、じっくり待つということも大事です。
自分のスキルや実績を整理していること
在職中に転職活動をするのがベターだと言いましたが、在職中だからこそできることがあります。それは、自分の実績とスキルを整理しておくことです。普段から自分の仕事を一区切りごとに効果測定し、文書化できていればいいのですが、日々の業務に追われているときちんと記録できない場合も多いと思います。
そこで、転職活動を始めたら採用面接で話すことを想定し、実績をアピールしたときに突っ込まれそうなポイントを考えながら文書にしておくことが大事です。
また、自分にはどういうことができるのか、どんな業務をしていたのかということも、急に履歴書や職務経歴書を書き始めると意外と思い出せなかったり、大事なことが漏れたりします。
そうならないように、思い出したらとりあえず書き留めること。どんな小さな仕事でもいいのです。そのうえで、転職希望先の企業が求めているスキルや人物像、経験などに合わせて職務経歴書を作成すれば、自分を高く売り込め、転職活動がうまくいく可能性も高まります。
転職エージェントを利用していること
最後は転職エージェントの利用です。基本的に転職エージェントは、応募者は無料で利用することができます。なぜか転職活動をするうえで転職エージェントを嫌う人もいるのですが、応募者にとってデメリットはほとんどありません。
彼らは企業との信頼関係で仕事をしている部分も大きいですから、採用基準を満たしているのはもちろんのこと、社風に合っていてすぐに辞めなさそうな人を企業に紹介したいのです。
その点では転職希望者と同じことを考えていると言えるでしょう。転職希望者だって、社風にフィットしたいですし、即戦力にもなりたい、すぐに辞めたくなるような会社は嫌だと思って転職活動をしていますよね。
また、彼らは独自のルートで仕入れる求人もたくさん持っています。そういう求人はなかなか転職サイトには掲載されません。さらに自分ではなかなかやりづらい年収交渉も転職エージェントがやってくれます。
メンタル面をサポートしてくれる場合もありますし、何より自分の希望条件に合った求人を見つけてきてくれるのは、転職サイトをだらだら見つめるよりも効率的ではないでしょうか。
おわりに
転職活動はそう簡単なものではありません。慣れていないとキツく感じる時もあると思います。しかし、希望通りの転職ができれば毎日の生活が変わりますし、人生が変わります。とにかく焦って転職活動するのではなく、虎視眈々と、準備万端で臨んでくださいね。
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