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便利なリツイート。手軽に情報が共有できる一方「デマの拡散者」になるリスクも

LIMO / 2020年3月10日 18時45分

写真

便利なリツイート。手軽に情報が共有できる一方「デマの拡散者」になるリスクも

最近はスマートフォンの利用が急速に進んだことで、多くの人たちがSNSを楽しむようになってきました。それに伴い「使い方がわからないけととりあえずやってみた」「みんなと同じようにしているつもりだけど」という人の投稿も増え、人間関係に思わぬ影響を及ぼしているようです。

ネットに書いてあることをすべて正しいと思い込む

今は誰でも手軽に全世界に発信できる便利な世の中です。その反面、きちんとした根拠のない情報やデマなども多く、それを信じてしまうことも増えてきました。わからないことを調べる際に便利なWikipediaでさえ誤った情報が混ざっていたりするため、ネット上で触れた情報の真偽は慎重に判断せねばなりません。

また、Twitterなどで便利なリツイート機能は、手軽に情報を共有できる一方、デマの拡散者になってしまうリスクも。自身が望んでいないところで他人に誤情報を拡散している可能性があるので注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、不確かな情報が拡散されて世間の混乱を起こしていたこともニュースで取り上げられていました。便利なリツイートを使うそのまえに今一度、考えてみてはいかがでしょうか?

良かれと思った結果が「フォトハラ」

また、InstagramやFacebookなど、写真を楽しむSNSも配慮が必要です。

・「友人に誘われバーベキューに行きました。その日はもう一件別の友人に誘われた用事があったのですが、『ちょっと忙しい』と濁して断ったもの。運悪く二人ともFacebookを利用しており、私がタグ付けされたことでこちらに参加していたことが発覚…断った友人と気まずくなってしまいました」

・「友達同士、子供を連れて集まりました。すると友人の一人がそのときの写真をTwitterにアップ。しかも、全体公開にもかかわらず子供たちの名前を書き込んでいたため慌ててメールで削除するようにお願いしました。どこでどう使用されるかわからないので、子供に関しては本当に慎重に扱って欲しいです」

このように望まない人を自分の投稿に巻き込む行為は「フォトハラ」といわれる場合もあります。

職場の人とSNSでのつながり

株式会社エアトリ行った調査「職場の人との繋がり方(https://www.airtrip-intl.com/news/2019/3273/)」(20~70代の働く男女722名を対象)によると、同僚や部下とは5割以上の人と、上司とは4割以上の人とSNSで繋がっているそうです。いまや、SNSを利用するのが当たり前になってきたことで「Facebookやってる?」なんて聞かれたら断りづらい環境でもあるようです。調査によると、SNSで繋がっている職場の人のうち約4割の人たちは「本当は繋がりたくなかった」と答えています。

・「LINEを教えるとプライベートでも構わず連絡してきそうな上司がいたので躊躇していましたが、職場の飲み会連絡をきっかけに知られることに。予想通り、休日も連絡がくるようになってしまいました」

・「昼休みに同僚とSNSの写真を見せ合っていたところ、通りかかった先輩に『私もフォローしてね!』と声をかけられてしまいました。先輩は承認欲求の強い人なので、投稿のたびイイネを押さねばならず、正直面倒です」

仕事とプライベートをきっちり分けたい若者たちにとって、こういった職場の延長のようなことがネット上でも行われることは苦痛に感じるようです。

ママ友とのSNS上でのつながり

最近のママたちはあらゆるSNSを駆使しながら子育てを行っています。そのため、多様なつながりが広がり、慣れないママにはかなり負担となっているようです。しかし、ルールを知らないで行った結果、子供を巻き込んでしまうことだけはできれば避けたいものです。

・「SNS発信がさかんなママ友。子供の発表会を以前から告知していたようなのですが、私はそのことに全く気付かずにいました。後日、その日の投稿を目にすると我が家以外の友達がその会場に集合。応援にいくべきだったことにすらそれまで気づかないでいました。しかもその投稿には『仲良し全員集合』なんてハッシュタグがつけられて、仲間から離脱する結果になってしまいました」

・「趣味でブログを書いています。そこには普段思っているようなことを書いているのですが、ある日ママ友から『あの投稿はまずいよ』といわれました。話を聞いてみると私が一般論として書いたことを自分と思ったママ友がいたようで、かなり怒っていると。そんなつもりは全くなかったのですが、他のママ友も読むことを想定せず書いてしまったことは配慮が足りなかったなと反省しました」

SNSは多くの人の目に触れます。その際「もしかしたら自分や子供のこと?」と思うようなものがあれば人間関係にひびがはいってしまうこともあります。ましてや子供のこととなるとママたちは神経質になることもあるので、要注意です。

まとめ

SNSは手軽な娯楽だからこそ、多くの人に親しまれ利用されています。しかし、簡単に使えるからこそマナーやルールを知らないと、意図せず人を傷つけたり怒らせてしまう可能性もあります。

「自分的にはしっかりやっていた」つもりでも、人間関係にヒビが入ってしまうことも十分考えられます。知らず知らずに失礼な人になってしまわないように、そのボタンを押す前に一息ついて判断していくことも、自分や大切な人を守る手段なのではないでしょうか。

参考:株式会社エアトリ 20~70代の働く男女722名を対象に調査「職場の人との繋がり方(https://www.airtrip-intl.com/news/2019/3273/)」

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