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デマで買い占め・ブランド信仰はNG!「貯まる体質」は冷静な消費から

LIMO / 2020年3月12日 19時15分

デマで買い占め・ブランド信仰はNG!「貯まる体質」は冷静な消費から

デマで買い占め・ブランド信仰はNG!「貯まる体質」は冷静な消費から

無駄遣いをしないための「傾向と対策」

「収入が上がったのに月末は金欠」「高い買い物はしてないのに貯金ができない」など、お金に関する悩みを持つ人は多いはず。

そこで、今日は「無駄遣いしないための傾向と対策」について考えてみたいと思います。

無意識に習慣となっている日頃の考え方や行動パターンなどを見直し、お金との理想的な関係を築くために役立つヒントを探していきましょう。

「情報の取捨選択」は大切

2019年3月現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でマスク不足が深刻な問題となっています。
そんななか拡散された「トイレットペーパーが買えなくなるかも」という誤った噂。

店頭には買いだめをする人の長蛇の列ができたうえ、その他の紙製品だけではなく、お米や缶詰などを大量に買い込む人々まで続出したとのこと。

「真実なのか、デマなのか」を見極める力、情報リテラシーの大切さを目の当たりにしたできごとでした。

あなたは自分と異なる意見や巷にあふれる情報をうまく生かせているでしょうか?

人間の行動や思考は、自分の価値観だけではなく、周りの環境にも大きく左右されます。

他人の意見やメディアによる情報をうまく取捨選択する力は、マネー行動にも大きな影響を与えるでしょう。
では、2つの失敗パターンから考えていきたいと思います。

「人の意見を聞かないタイプ」

自分と違う意見を言われたとき、あなたはどう感じるでしょう。

「なるほど」と素直に耳を傾けることができますか?
それとも「そんなはずはない」と真っ向から反論しますか?

もし後者であれば、相手の話を聞くように心がけてみましょう。自分とは異なる価値観に触れることで、発想の転換ができることも多いはずです。

「高級ブランド品だから品質もよいだろう」とか、「高い月謝の塾に通わせれば絶対成績があがるはず」など、自前の経験や先入観だけで物事を判断していると、同じことを繰り返してしまう可能性があります。

「損ばかりしている」なら、やはり「損ばかりする」ループから抜け出せない可能性大ですよね。

このパターンを軌道修正するためには、新しい考え方を取り入れて、視野を広げることが必要ではないかと思います。

「情報に踊らされるタイプ」

さて、上では「人の意見を聞きましょう」とおすすめしましたが、単に情報が多ければいいというわけではありません。

突然ですが、何の脈絡もなく言われた数字を、人間はいくつ覚えられると思いますか?
個人差はありますが、実は7個が限界だそう。つまり、人間の脳には限界があるということです。

例えば家電製品を買おうとした場合、みなさんはどうしますか?

通販サイトや店舗などで、商品を比較検討した際、情報が多すぎて正しい判断ができなくなってしまった経験がある人は多いと思います。

そして迷った挙げ句「よくわからないからこれでいいや」と適当に選んでしまい、結局お得な買い物ができなかった、なんて話も。

インターネットを通じて、自宅にいながら多くの情報を簡単に入手することができるご時世です。
「価格」「スペック」「話題性」など、自分が大切にしたいもの、買い物をする際の「軸」をブレずに持ちましょう。

情報を上手に取捨選択し、お得な買い物ができるようにしたいですね。

無意識の出費を洗いだそう!

ところで、みなさんは気がつかないうちにお金を使っていること、ありませんか?

そこで「なんとなく浪費」「ちょこちょこ浪費」「本末転倒型浪費」・・・よくありがちな無駄遣いの浪費パターンをみてみましょう。

大雑把でノープラン「なんとなく浪費」

・欲しいと思ったらその時に買う
・目的を決めずに買い物に行く
・毎月の光熱費を把握していない

これらに当てはまる人は、お金に対する意識が希薄な人といえます。とりあえず今のことだけ考えてお金を使ってしまい、貯蓄への意欲も低くなりがちでしょう。

このタイプは、出産や子どもの進学、住宅購入など大きなイベントがあると「お金がない」と焦ることに。また、冠婚葬祭などの予期せぬ交際費が捻出できないなど、お付き合いの場面でも困ることが多いようです。

普段から、将来の人生設計や万が一の時の出費を意識してお金を管理することから始めましょう。

小銭レベルの買い物がルーティーン化「ちょこちょこ浪費」

・カフェやコンビニによく寄る
・夜間・休日にATMを利用して手数料を支払ってしまう
・使わないストック品がたくさんある

普段の何気ない行動が無駄遣いにつながっているパターンですね。

1回1回の出費は微々たる額。すぐにはふところに響かないため、ついつい見逃してしまいがちです。
コンビニのコーヒーも、毎日になれば大きな出費。必要ないものを「ついで買い」してしまう原因にもなります。

また、在庫を確認せずに買い物に行くのも好ましくありません。
結果的に使わなかったり、消費期限切れになったり・・・という理由で、泣く泣く捨てることになったらもったいないですよね。

節約しすぎがアダに「本末転倒型浪費!?」

節約に一生懸命になりすぎた結果、はからずも無駄遣いになっていることもあります。パターンごとに見てみましょう。

とにかく安い物ばかり買う

我慢しすぎてストレスがたまり、衝動買い

「2個で〇割引」などの言葉に弱い

「安物買いの銭失い」のことわざ通り、「節約だから」と安い物を買うと、結果損をしてしまうことも多いです。

「魚の消費期限が今日だった」「生地の質が悪くて1回洗濯したらヨレヨレ」など、消費しきれなかったり、長く使うことができなかったり・・・ということがあるので要注意です。

「外食は絶対にしない!」「家計簿は1円単位まで正確につける」など、ストイックな節約生活では正直疲れます。
そこで「ストレス解消!」と衝動買いをしてしまうと、これまでの節約生活も台無しです。

また、複数買うと安くなる、というのは一見お得そうですがこれも要注意。
「それって本当に2つ必要ですか?」割引されても、1つだけ買うよりは高くなりますよね。

セールスのうたい文句に飛びつく前に、ちょっと頭を冷やしてみましょう。

「必要かどうか」を意識して整理整頓!

ここまでは、「無駄遣い=損」につながる小さな要因についてみてきました。

では、「お得なお金の使い方」を身につけ、貯蓄体質に近づくには、どのような習慣が必要なのかを考えてみましょう。

お金の出入りだけではなく「モノの管理」を

日頃の食材買い出しのときに「買いものリスト」を持って行くだけで、計画外のものを買ってしまうリスクを減らすことができるでしょう。

ストックを確認してからメモしていけば、冷蔵庫の中で野菜が傷んでいた・・・なんてことも避けられますよね。

「臭いものにフタをしない!」

毎月の自動引き落としで支払っている内容も定期的に見直したいポイントです。
よく例として挙がるのがスポーツジムなどの会費。

「もしかして休日も通えるかも」「週1だと足りない?」「仕事がヒマになったら毎日通うから」など高額なプランの契約のままでいる人も多いと思います。

毎月の引き落とし額が気になってはいるけれど「臭いものにはフタ・・・」で見て見ぬふりしていませんか?
自分のライフスタイルにあったプランに変更すれば、思わぬ節約ができるかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか?「お金に好かれるか・嫌われるか」の違いは、年収の高低で決まるものではないのかもしれませんね。

損にも得にもつながる人間の行動や思考、つまり日頃の心がけを大切にしていきましょう。
でも、趣味や交際費など、心の豊かさに通じる出費を無理矢理抑えることはストレスにつながる可能性もあります。

無理なく楽しくお金と付き合っていくために、今までの行動を振り返ってみましょう。
外出や買い物の際、ちょっと工夫してみることで、今までの無駄遣いに気がつくかもしれません。

正しい情報を見極め「自分にとって必要かどうか」「もったいないと感じるかどうか」に意識を向けながら、お金に好かれる体質を目指しましょう!

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