恋に溺れた29歳既婚女性が離婚を決意!その先には予想だにしない真実が…
LIMO / 2020年3月14日 20時45分
恋に溺れた29歳既婚女性が離婚を決意!その先には予想だにしない真実が…
不倫はいけないこと。そう分かってはいるのに、甘い蜜を求めてしまう人は多いもの。福岡県在住の純恵さん(29)も、そのひとり。彼女は今から3年前、離婚を決意するほどの恋に溺れ、予想だにしない裏切りを経験しました。
マッチングアプリで出会った3歳年下の男性に恋
当時、結婚5年目だった純恵さんは流産を機にご主人との仲がギクシャクし始め、日常的な寂しさを埋めるため、マッチングアプリを楽しんでいました。
そこで出会ったのが、3歳年下の洸佑さん。自分が既婚であることや会うつもりはないことなどを告げた上で、純恵さんは洸佑さんとのトークを開始。聞けば、洸佑さんは奥さんに不倫され離婚したバツイチ。お互い派手な見た目をしているのにも関わらず読書が趣味という共通のギャップにより、距離はグっと近づきました。
孤独感を埋めるだけ。その気持ちが、いつしか純恵さんの中で“会いたい”に…。しかし、洸佑さんは「結婚生活に関わることだから簡単に会うのはよそう。僕が責任を取れると思えるまで待っててほしい」と返答。その言葉に誠実性を感じた純恵さんはより一層想いを募らせていき、ついに「数時間だけ話したい」と押し切る形で会う約束を取り付けました。
初対面の日、洸佑さんは純恵さんを高級レストランへ連れて行き、その後、2人はカラオケへ。「体目当てだと誤解されたくないから、近づかない」と言い、一切手を出してこない洸佑さんはとても紳士的に見えたそう。「距離を保ちながら、どれだけ私に興味があるのかを照れながら話してくれた。旦那と不仲で、自分を大切に思ってくれる人なんていなかったから嬉しかった。」
肉体関係後にデートが変化
不倫はダメ。そう言い合いながらも、2人は恋に堕ちていきました。純恵さんは既婚者である負い目から「もし良い人を見つけたら、そっちにいって」と言い続け、洸佑さんはその度に「いやだ。僕は苦しみを知っているから離婚は強制しないし、いつまでも待てる」と返答。その頃には、辛抱強く家庭の悩みを聞いてくれる洸佑さんがもはや代えがたい存在になっていました。「話を聞いてもらえるから、家庭が成り立ってた。『ここなら泣いても誰にも見られないから』と彼が言い出し、ホテルへ行くようになりました。」
ホテルに行っても話し込むだけ。そんな日々に転機が訪れたのは、付き合って数ヶ月が経った頃。初め、純恵さんは肉体関係を持つことを断りましたが、洸佑さんが打ち明けた孤独に心打たれ、体を許してしまいました。「彼は『元嫁は僕が入院してもお見舞いにも来てくれない人で、両親も毒親。今まで身内の温かさを感じたことがない。でも、もし心が繋がってる純恵とひとつになれたら、身内の温かさを感じられる』って言った。今から考えると言い訳がましいセリフですよね。でも、私も家庭環境が悪かったので支えになりたいと思ってしまいました。」
ところが、肉体関係を結んでからというもの、休日ではなく仕事終わりにしか会えなくなり、毎回ホテルに誘われるようになっていきました。本心が分からなくなった純恵さんは何度もセフレみたいだと泣き、その度に洸佑さんは「大切だよ。そういう風に思わせてしまって本当にごめんね」と抱きしめたのだそう。
「彼は『もし純恵が離婚できるって思えたら、一緒になってほしい』とも言いました。なかなか決心がつきませんでしたが、彼が顔面神経麻痺を患った時、どんな後遺症が残っても傍にいたいと思う自分に気づき、旦那と離婚しようと思いました。」
離婚を決意するまで溺れた彼氏は“妻子持ち”
そんな純恵さんに待ち受けていたのは彼がバツイチではなく、妻子持ちだったという事実。あまりにも嘘っぽい話が増えてきたため、ある日、純恵さんは携帯をこっそり盗み見。「怪しいLINEはなかったので消したのかもしれないと思い、写真を見ました。そしたら、奥さんと子どもに囲まれて笑う彼が。奥さんが彼のほっぺにキスしている写真もありました。」
クリスマスや年末年始などに会えていたこと。彼の同僚や上司、友達に紹介してもらえたこと。彼宅の駐車場に何度か連れて行ってもらえていたこと。それらの事実によって、純恵さんは洸佑さんが独身だと信じきってしまったのです。
問い詰めると、洸佑さんは土下座をして謝罪。「夫婦仲が悪いのは本当で離婚の話も出てる。来年の夏までにはちゃんとするから待ってほしい」と懇願してきたそう。しかし、離婚を口にしながらも、どこか煮え切らない態度の洸佑さんを見続け、純恵さんの気持ちは段々と冷めていきました。
「別れようと思えたのは、職場でお金を取られたから貸してほしいと仕事の合間を縫って会いに来た時。その数週間前にあった私の誕生日には早朝におめでとうと電話をくれただけだった。お金が欲しい時は来るのに…。自分の出勤時間に合わせた都合のいいおめでとうを聞いて、彼は自分のことしか考えてないなって感じて。」
誰にも胸を張れない、こんなグレーな生き方をやめたい。そう思った純恵さんは彼との別れだけでなく、ご主人との離婚も決意。「一度不倫に踏み出してしまったのなら、この夫婦関係を続けていては主人にも失礼。自分は何もない世界で一から生きるべきだと思いました。」
現在、純恵さんは恋愛から遠ざかり、仕事に生きる日々を送っています。「恋はしばらくいいかなって。誰かを信じるのは怖いし、自分のこともまだ信じられないので。」
不倫は誰も幸せしないだけでなく、心に一生消えない「贖罪」も生み出すよう。一見、甘そうに見える快楽の蜜は身を滅ぼす猛毒にもなるのです―。
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