1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

日経平均が記録的暴落となる中、キーエンスやSMCが逆行高!

LIMO / 2020年3月16日 7時15分

写真

日経平均が記録的暴落となる中、キーエンスやSMCが逆行高!

【東京株式市場】 2020年3月13日

株式市場の振り返り-日経平均株価は一時▲10%超安の記録的な暴落、終値も▲6%超安

2020年3月13日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 17,431円(▲1,128円、▲6.1%) 大幅3日続落

TOPIX 1,261.7(▲66.1、▲5.0%) 大幅3日続落

東証マザーズ株価指数 565.3(▲34.5、▲5.8%) 大幅3日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:64、値下がり銘柄数:2,099、変わらず:3

値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

昨年来高値更新銘柄数:0、昨年来安値更新銘柄数:1,698

東証1部の出来高は34億5,938万株、売買代金は4兆8,923億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を懸念した米国株式相場の暴落(NYダウは▲2,352ドル安)を受け、東京市場のリスクオフモードはピークに達しました。

投げ売り、見切り売り、利益確定が続出したことに加え、メジャーSQ値算出に伴う嵩上げもあり、結果的に売買代金は5兆円に迫る大商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は記録的な暴落となりました。

売りが売りを呼ぶ展開となり、前場の半ばに一時▲1,869円安(▲10.1%安)となり、17,000円台を割り込みました(2016年11月以来)。

ところが、後場に入ると米国株の先物価格の急反発を受けた買戻しが増大し、一時▲400円弱安まで下げ幅を縮小する場面が見られています。結局、最後は再び下げ幅拡大の3日続落で引け、終値も2016年11月以来の安値水準となりました。

なお、TOIXも同じような値動きで暴落となりましたが、下落率は日経平均株価より小幅に止まりました。

東証マザーズ株価指数は大幅3日続落、売買代金は3日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は1億2,864万株、売買代金986億円となり、いずれも前日より増加しました。新興市場では個人投資家の見切り売りが多く出た模様ですが、それでも売買代金は3日連続で1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は▲6%安に迫る3日連続の急落となりました。なお、終値は2013年2月以来となる約7年ぶりの安値水準となっています。

住友不動産など不動産株が軒並み暴落、繊維大手のクラボウはストップ高

個別銘柄では、前日は主力大型株で終値が▲5%超安となる急落が続出しましたが、この日は取引時間中に▲10%超安の暴落銘柄のオンパレードとなりました。

これは、東証1部の約78%が昨年来安値を更新したことからも記録的な下落相場であったことが理解できましょう。その後、後場に買戻しが入ったものの、終値ベースでも▲10%超安の暴落となった銘柄が数多く見られています。

特に不動産株の下げがきつく、住友不動産(8830)が▲13%超安、三井不動産(8801)が▲11%弱安、三菱地所(8802)が▲9%超安で引けたことが目を引きました。

また、小売り株ではファミリーマート(8028)が▲10%超安、ハイテク株ではオリンパス(7733)が▲10%弱安、日本電産(6594)が▲9%超安、運輸株では日本航空(9201)が▲12%超安になるなど、前日に続く惨状となっています。

一方、この暴落相場の中で、オリエンタルランド(4661)、キーエンス(6861)、SMC(6273)、アステラス製薬(4503)などの主力大型株が逆行高となりました。

また、新型コロナウイルスの感染の有無を15分で判定できる検査キットを3月16日に発売すると発表した繊維大手のクラボウ(3106)が一時ストップ高まで買われたことが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、この暴落相場の中でアンジェス(4563)が急騰し、メルカリ(4385)も小幅反発するなど、逆行高となった銘柄が目を引きました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください