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クレジットカードの複数持ちが最強な理由。普通は何枚持ってるの?

LIMO / 2020年3月20日 20時10分

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クレジットカードの複数持ちが最強な理由。普通は何枚持ってるの?

節約の達人が伝授!

みなさんはクレジットカードを何枚保有していますか? 長い間同じ1枚を愛用している方、ショッピングモールなどのキャンペーンでいろんなカードを発行している方、趣味でカードを集めている方など、クレジットカードの保有の仕方はさまざまかと思います。

ただ、クレジットカードはあえて複数持ちにすると便利かつ節約になるということをご存知でしょうか。本記事では、そんなクレジットカード複数持ちが最強な理由について、ご紹介していきたいと思います。

クレジットカードの平均保有枚数は?

まずは、クレジットカードの平均保有枚数を見てみます。

JCBが発表した「【クレジットカードに関する総合調査】2019年度版 調査結果レポート」によると、2015年度から2019年度まで、クレジットカードの平均保有枚数と平均携帯枚数はほぼ同じ水準で推移しています(図表1参照)。

図表1:クレジットカードの平均保有枚数と平均携帯枚数(クレジットカード保有者)

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拡大する(/mwimgs/5/8/-/img_585dec4c751d9a7b2dde84dbf4c1204962898.jpg)

出典:「クレジットカードに関する総合調査」を参考に編集部作成


平均保有枚数が3枚程度であるのに対し、普段から携帯しているのは2枚程度であることから、最低でも2枚程度はクレジットカードを持っていると、日常生活のさまざまな場面で対応できそうだということがわかります。

次に、2019年のクレジットカード保有者の保有枚数の内訳を見てみると、クレジットカード保有者のうち、実際に7割以上の人がクレジットカードを複数枚保有していることがわかります。

図表2:2019年 クレジットカードの保有枚数内訳(クレジットカード保有者)

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拡大する(/mwimgs/a/a/-/img_aad234b00595f475c6644cfe3b17db0156790.jpg)

出典:「クレジットカードに関する総合調査」を参考に編集部作成

クレジットカードを複数持ちするメリット

上記のデータを念頭に置いて、クレジットカードを複数持つことでどんなメリットを享受できるのかについて、具体的に見ていきましょう。

国際ブランドを使いわけることができる

1つ目のメリットは、国際ブランドを使いわけることができるという点です。

クレジットカードの国際ブランドとは簡単にいうと、世界各国で利用できるクレジットカードのブランドのことです。たとえばVISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubなどがあります。

利用者を増やしたいクレジットカード発行会社は、上記のような国際ブランドと提携して国際的にカードを利用できるようにしています。

また、それぞれの国際ブランドは利用できる国や地域、加盟店などが異なります。ですが、1枚のクレジットカードに対し1ブランドしか付帯させることができません。

つまりクレジットカードを1枚しか持っていないと、提携ブランドのカードを利用できる国や加盟店でないとカード決済ができず、不便を感じることもあるでしょう。

この不便を解決するのが、クレジットカードの複数持ちです。とくにVISAとMastercardという組み合わせで保有しておくと、国内外問わず加盟店が多いので利便性が上がります。

海外旅行の場合は外貨両替も手間になるので、クレジットカード決済を重宝している方も多いでしょう。事前に訪問する国や地域に合った国際ブランドを調べておくと安心ですね。

付帯保険の補償額や期間を合算できる場合も

2つ目のメリットは、カードの種類や条件を満たした場合には、複数のクレジットカードの付帯保険の補償額や期間を合算することができるという点です。

クレジットカードを選ぶとき、国内・海外旅行保険やショッピング保険などの付帯保険を重視するという方も多いのではないでしょうか。実は、クレジットカードの付帯保険の補償額や期間は、ほかのカードと合算することができる場合があるのです。

特に長期で海外に滞在する予定がある場合は、クレジットカード1枚分の旅行保険では補償金額に不安に感じたり、補償期間が足りないということがあるかと思います。

多くの場合、クレジットカードの付帯保険の補償期間は90日間なのですが、クレジットカードの付帯保険には「自動付帯」と「利用付帯」という2種類があります。

自動付帯は、クレジットカードを持っているだけで自動的に旅行開始日から補償対象期間がスタートになります。一方、利用付帯はカード利用条件を満たすことによって補償対象期間を得ることになります。

このカード利用条件はカードの種類によって様々なのですが、たとえば「日本出国後に、公共交通機関の利用代金を初めて当該カードでクレジット決済した」時点から、補償期間が始まるというものもあります。

つまり、この場合においては、付帯保険の適用開始日を自分でコントロールすることができるのです。

海外に90日以上滞在するような人であれば、最初の90日間は自動付帯の保険を適用させて、それが切れたら利用付帯の保険を適用させるということも可能になりますね。上手に活用すれば、旅行保険料の節約にもつながるでしょう。

1枚目のカードの欠点をカバーできる

最後のポイントは、1枚目のカードの欠点を2枚目以降のカードでカバーすることができるという点です。

「節約のためにはクレジットカードの年会費は無料で」と賢くコストを抑えている方も多いと思います。でも、年会費無料であるがゆえにポイント還元率が十分でない、保険が付帯していない、優待がない…などの欠点も存在してしまうものです。

そこで、1枚目の欠点をカバーするような視点で2枚目以降のクレジットカードを選んでみてはいかがでしょうか。海外によく行くなら旅行保険を付帯しているカードを選ぶと良いですし、よく行くスーパーでポイント還元率がアップするカードがあるならば、そちらを2枚目として発行するという手もあります。

複数持ちをして、それぞれのカードで足りない部分をカバーし合い、受けられるメリットを広げていきましょう。

まとめ

本記事では、クレジットカードの複数持ちが最強な理由について解説してきました。それぞれ異なる国際ブランドのカードを持てば利用シーンも広がりますし、カードを増やせば付帯保険が手厚くなるという点も魅力的です。

さらに、1枚目のカードの欠点をカバーするつもりで2枚目以降のカードを選んでおくと、利便性とお得感がさらにアップすることでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【参考】「【クレジットカードに関する総合調査】2019年度版 調査結果レポート(https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20200226-3543.pdf)」(JCB)

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