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社会人1 、2 年目の「理想の社会人像」2位「面倒見」1位は?伸びる新人の習慣

LIMO / 2020年3月19日 18時45分

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社会人1 、2 年目の「理想の社会人像」2位「面倒見」1位は?伸びる新人の習慣

新年度もいよいよ目前。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響から、多くの企業で入社式が中止や、WEB動画によるメッセージ配信およびWEB上のコミュニケーションツールを使った導入研修に変更するなど、例年とは異なるスタートを切ることになったという新社会人の方も多いのではないでしょうか。

しかし、状況はどうあれ、社会人としての一歩を踏み出すことに変わりはありません。そこで今回は、「伸びる新人」になるために意識しておきたい習慣をいくつかご紹介いたします。

「伸びる新人」になるための習慣【1】徹底的に真似る

横濱コーポレーション代表で、33歳にして年商50億円の事業に育て上げた菅沼勇基さんも、著書『社会人1年目の教科書』のなかで「とにかく真似をすること」の重要性を説いています。

この本によれば「伸びる新人」になるためには、徹底的に先輩や上司を真似ることが大切とのこと。会社の中で認められて、地位を与えられている人にはそう扱われるだけの理由があります。そのため新人は、評価される人を真似ることが成長の近道といえるそうです。

新人のなかには、「真似することはカッコ悪いこと」と思う人も少なからずいます。しかし、真似をして成果が出たら、自分のオリジナリティの形にもっていけばいいだけの話。自己流になり過ぎず、まずは「型」を習得していくことで、自分の実力を効率的に高めていくことができるのではないでしょうか。

「伸びる新人」になるための習慣【2】心のバランスをとる

先述の菅沼勇基さんの著書によると、次に大切なのが「心のバランスをとる」ということだそうです。

社会人になると、この先人生の多くの時間を仕事に費やすことになります。平日は「起きている時間の3分の2が仕事」ということも普通になってくるでしょう。この時、その時間が苦痛に感じるようになってしまうと、「人生そのもの」を苦痛に感じてしまいます。そこで「仕事=苦痛」という考え方を転換する必要がある、というのが菅沼さんの主張です。

近年は「働き方改革」の影響から、短時間で働くことが‟美徳“とされています。しかしいくら働く時間が短くても、その仕事が楽しくなければ「苦痛」に違いはありません。

一方で働く時間が長くなっても、「自分がした仕事で会社の利益が上がって、自分の給料もどんどん上がっていく」という状態だと、「仕事=やりがい」につながっていきます。

つまり、楽しんで仕事ができると、人生の多くの時間を仕事に費やしていたとしても、人生そのもののバランスは取れていくということ。「時間のバランス」を目指すのではなく、まずは「心のバランス」を取るためにはどうするか、と考えて行動することが大切といえるのでしょう。

では、一足先に実際に社会人になった先輩たちはどう感じている?

最後に、ソニー生命が2019年度に実施したアンケート調査「社会人1年目と2年目の意識調査2019(https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_190418.html)」の結果より、一足先に社会人になった人たちが、実際のところどのように感じているのかについて見ておきましょう。

社会人1 年目・2 年目の人たちが、『理想の社会人像』として挙げた主な項目は、以下の通り。
1位:まわりに気配りができる 46.2%
2位:後輩の面倒見がよい   41.1%
3位:責任感がある 39.9%

周囲に気配りがあり、特に後輩を気にかけてくれる先輩を見習ってみると、よいということかもしれませんね。

また、同調査によれば、社会人2 年生に、実際の社会人1 年目の生活と、その前(入社前/奉職前)にイメージしていた生活とで、ギャップがあって驚いたことを聞いたところ、以下の結果となったそうです。
1位:忙しい(仕事量が多い)         38.4%
2位:覚えることが多い(業務範囲が広い)   35.0%
3位:金銭的に余裕がない(社会人生活にお金がかかる) 30.0%

また、『最初の職場でいつまで働く?』という質問に対し、「すでに会社を辞めたい」と考えている人が27.4%もいるそう。やはり、社会人になって日の浅い人にとっては、社会人生活は思いのほかきついものなのかもしれません。

まとめ

入社式だけではなく、新人研修なども内容を変更する、WEB研修や少人数制を取り入れるなど、多くの企業が、昨年とは異なる方法をとる方針をうちだしています。例年と違うということで、戸惑いを感じる新社会人の方も多いかもしれませんが、それでも、今回紹介した内容が、少しでも参考になれば幸いです。

参照:ソニー生命「社会人1年目と2年目の意識調査2019(https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_190418.html)」

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