「このママ友とは合わない」と痛感。今回の非常事態で気がついた価値観の違い
LIMO / 2020年3月20日 20時45分
「このママ友とは合わない」と痛感。今回の非常事態で気がついた価値観の違い
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による突然の一斉休校や、レジャー施設の営業休止やイベントの中止といった自粛ムードで、このところ、家族以外の人と会う機会が減ったという方も多いのではないでしょうか?しかし、その一方で、今まではさほど気にならなかった、他人との価値観の違いを痛感しているという人も多いようです。
例えば、ママ友。しかし、いくら価値観が合わなくて付き合いにくいといっても、同じクラスだったり、子ども同士が仲良しだったりすると、関係を断つのはなかなか難しいもの。そこで今回は、ママ友とのお付き合いについて、少し考えてみましょう。
今回の非常事態で気がついた?「このママ友とは合わないかも…」エピソード
まずは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連したエピソードから見てみましょう。
レジャーを強行⁈
・ママ友と、春休みに子ども連れでの大型レジャー施設への旅行を計画していました。しかし、2月に入って、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大のニュースを耳にするたびに不安に…。そこでママ友に「今回はやめない?」と提案したのですが、「キャンセル料がもったいないよ。
それより逆に空いていていいじゃん。」という返事。結局レジャー施設そのものが営業休止になったため、キャンセル料なしということで話はお流れになりましたが、「営業していたら、今の状況でも強行したのかな…。」と思い出すたびモヤモヤします。
子どもを預かって
・私は専業主婦。パート勤務のママ友がいます。今回の一斉休校が決まった時に、「もう3月のシフトが入ってしまったので、仕事の日は子どもをそちらにいかせていいかな。」と、連絡がきたときには、驚きました。子ども同士の仲が良かったので、過去に何度か数時間だけ預かってあげることもありましたが…。
結局、主人が在宅勤務になってしまったので、それを理由に断りましたが、うちを託児所替わりみたいに思っていたの?と、それ以来、彼女に対して疑心暗鬼になってしまっている自分がいます。
ふだんのお付き合いの中にも「モヤっ」とすること
非常事態の時になって気が付く考え方や価値観の違いというものもありますが、なかには普段のお付き合いの中にもその片鱗が…、ということもあります。次は、普段の生活の中に垣間見る、ママ友へのモヤっとエピソードについて、ご紹介しましょう。
悪口や陰口を言う
・同じクラスのママ友は、相手によって態度を変えます。AさんにはBさんの悪口を、BさんにはAさんの悪口をという感じ。どれが本音かわからないので、下手なことを言えません。
・ママ友同士の会話の中で、Oさんの悪口が出てきました。私はOさんと仲が良かったので、同意もせずただ聞いているだけだったんですが…。ある日「〇〇さんもOさんのこと嫌だって言ってたよね!」と、なぜか私も一緒に悪口を言っていたことになっていたんです。当然Oさんの耳にも入ることになり、気まずい雰囲気になってしまいました。
勝手にSNSへ写真をアップする
・自宅でランチ会をした時に、あるママ友が子どもたちをずっと世話してくれて、写真もたくさん撮ってくれました。ありがたいなーなんて思っていたら、後日その人のSNSに私の寝室で撮られた写真がアップされていたんです!洗濯物やら荷物やらが片付いてないし、ましてや人の寝室の写真を勝手にアップするなんて…。「後ろにちょっと写ってるだけじゃない」と笑ってましたが、絶対わざと…。それ以来家には呼んでません。
・ママ友が、ウチの子どもが写ってる写真を勝手にSNSにアップしてました。私はいつも子どもの顔はスタンプで隠したりして気を付けているのに台無し。しかも事前に「やめてね」って言ってあったのに…最悪です。
「ちょっと合わないかな?」というときに、上手に距離を置く方法とは?
面倒なことは素直に断ったり、嫌なことははっきり「やめて」と言ったりできればいいですが、そんなに強気に出られる人はなかなかいませんよね。そもそも、ママ友とは、幼稚園・保育園など、同じコミュニティ内にいるというだけで友達になった人たち。気が合わない人がいて当然です。となると、「ちょっと合わないかな。」と感じる人とは、うまく距離を取っていくしかありません。
おすすめなのは「忙しい理由」「ダメな理由」を作ってしまうことです。一番手っ取り早いのは仕事を始めることですが、すぐに行動を始めるのは難しいものがありますよね。とりあえずは、「これから帰って〇〇をしなきゃだから」「火曜日は〇〇があるからごめんね」と用事を理由に、ママ友の前を立ち去るようにすると波風が立ちにくいでしょう。まずは、「合わないかな?」と思うママ友と関わる時間を極力減らしていくのがベターといえるかもしれません。
また、悪口を言ってきたりマウントを取ってきたりするママ友がいたら、なるべく気にしないことが大事。無視するのは難しいですから、「へ~」「すごいね~」など、当たり障りのないコメントをしてその場を去るように心がけましょう。会話に深入りしないことが重要です。
まとめ
とりあえず、今は、政府が「不要不急の外出を控えよう。」と呼び掛けているときですから、他人と直接関わるというシチュエーションも少なくなっていますが、状況が落ち着けば、やがては日常が戻ってきます。ママ友とのお付き合いもしかり。
ママ友だっていろんな人がいます。嫌だなと感じる人もいる反面、長く付き合いたいと思う人もいるでしょう。今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、仕事を持つママ友同士が協力し、交代で子供たちを見る臨時の託児所を作ったという出来事もありましたから、ママ友が全て面倒なもの、嫌なものと決めつけてしまうのは早計でしょう。
とりあえずは、「数年間だけ」と割り切る気持ちも持ちながら、上手な付き合い方を模索していくのが、ママ友付き合いのポイントなのかもしれません。
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