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コロナ不況もどこ吹く風の「ハイスペ自慢ママ」に抱く幼稚園ママ3人の声

LIMO / 2020年3月21日 20時15分

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コロナ不況もどこ吹く風の「ハイスペ自慢ママ」に抱く幼稚園ママ3人の声

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により経済は低迷し、その影響は日に日に深刻さを増しています。「今世紀最悪」の不況になりかねないともいわれる状況により、家計にも影響を及ぼす可能性が高くなってきました。

しかし、そんななかでも「人の上に立ちたい」マウント命のママたちは、世間の不況などどこ吹く風。ハイスペックな夫を持ち、「優雅な生活を自慢するママたち」にさまざまな思いを抱く、ある幼稚園に通うママ3人の声を聞きました。

ネットで夫の年収をチェックするママ

今回お話を聞いた3人は、都内の私立幼稚園に子供を通わせるママたち。庶民的な環境で、のびやかな教育方針が魅力だといいます。いわゆる「お金持ちが通う幼稚園」とは縁遠い雰囲気なのだそう。それでも、なかにはハイスペックな夫・リッチな生活を鼻にかけているママもいるようです。

「Aママに話しかけられた際、うちは夫が土日仕事をしているという話になり、そこからどんどん夫のステータスを聞きだされてしまいました。話題をそらすのが得意ではないので、余計なことまで言ってしまったことを後悔しています」

そう話すのは、年少の女の子を持つEさん。ママ友との付き合いで、突然夫の仕事や年収を尋ねるのはタブーのようなもの。しかし、なかには聞き出すのが上手だったり、ネットをうまく活用したりしている人もいるようです。

なんとAママはその後、ネットでEさんの夫が勤める会社を調べ、年収のランクをチェック。自分の夫と同等ランクだと知ったとたん、接し方が変わったといいます。

「その後、Aママは年収ランクが同じ人としか付き合わないと聞いてびっくり。Aママからは『夫は役職持ち』だということだけは、やたらと強調されましたが…」

場合によっては、生活水準によって付き合う相手を選ぶというのも、円滑な人間関係を築くうえでは必要なことなのかもしれません。しかしあからさまにされてしまうと、嫌味な印象を与えかねないのではないでしょうか。

とにかく『自慢命』なマウンティングママ

夫が飲食業を営むMさんは、賃貸マンションに家族4人で暮らしています。

「Bママは大手に勤める夫と、大きな一軒家が自慢。子育ての話題で盛り上がっていても、『キングサイズのベッドを並べているのに、子どもの寝返りがすごくて狭い』と自慢アピールにつなげてくるのです」

住んでいる家・乗っている車・夫の勤務先など、生活水準が判別しやすいところからマウントをとるパターンはよく聞く話ですね。また、子どもを通すことで生活レベルを推し量りやすくなるので、よりマウンティングしやすいという面もあるかもしれません。さらに、Mさんはため息をつきながら続けます。

「我が家は飲食業なので、新型コロナの影響で生活が不安定になっているのは事実です。それを分かったうえで、自分の夫の勤務先がいかに高給かを自慢されると、本当に疲れてしまいます。実際はBママの夫が勤める会社も大変なようですが、そんな雰囲気はおくびにも出しませんね」

世界的に不安が高まっている新型コロナウイルス。こんな状況もマウンティングに利用するBママに対し、Mさんはわざわざ言い返すことはしませんが、徐々に距離を取っていると話しました。

スカっと対処?相手の言動を一歩下がって見てみたら

ハイスペ志向ママでも、うまく付き合っているのならそれほど問題はないかもしれません。しかし、「マウンティングを取られている」「見下されている」のも、あまりいい気はしないもの。Cさんには、スカっとするような対処法があるそう。

「とにかく『自分が一番リッチで賢く美人』と信じているママ友。なにかと人を見下したり自慢したりするのですが、そのぶん『あなたが一番!誰もあなたに叶いません!』と持ち上げると、どんどん調子にのるんです。その調子で『この要職はあなたにしかできない!』と一番面倒な役員をお願いしたことがあります」

手の上で転がすような感覚です、とCさんはいいます。そう思うと、マウントを取られた腹立たしさも、どこかコミカルに見えてきそうですね。

「この地域は庶民的な団地住まいもいますし、高級住宅地には本当のお金持ちも住んでいます。そのぶん、この幼稚園ならマウントで上をとれると思うママもいるようです。いろいろな人がいるので、一歩下がってみると面白いですよ」

いろんなママがいるけれど…客観的に見たら面白いかも

子どもを育てているという共通点以外、まったく違う価値観や生活環境の人が集まるママ友の世界。住んでいる地域や選ぶ進学先で多少の共通点はあるかもしれませんが、いろいろな人がいるということが前提です。

すべての人と同じように仲良く付き合う必要性もないでしょう。見下されたり馬鹿にされたりするのは腹立たしいですが、そんなときは一歩下がって、客観的に眺めてみるとちょっと違った景色が見えてくるかもしれませんね。

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