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増える「越境転職」異業種の転職が6割に!?まずは「副業」から取り組むメリット

LIMO / 2020年3月24日 18時45分

増える「越境転職」異業種の転職が6割に!?まずは「副業」から取り組むメリット

増える「越境転職」異業種の転職が6割に!?まずは「副業」から取り組むメリット

ここ10年で注目すべき中途採用市場の動向は、業種や職種の壁を越えて転職する「越境転職」のスタンダード化です。リクルートキャリアが2020年1月に発表した「転職決定者分析(https://www.recruitcareer.co.jp/news/20200123.pdf)」のデータをみると、同業種内の転職は、 わずか3割 、異業種への転職は7割弱となり、異業種転職が年々増加傾向にあります。

また近年では企業の中に、黒字なのにリストラするケースがあるようです。そうなってもいいように、副業に「異業種」を取り組んでいる人もいるようです。なかには、副業で異業種の仕事を始めて、本業の収入よりも稼ぐ人がいるのも事実です。

異業種の仕事を始めると、思わぬ恩恵を受けられることもあります。そこで今回は、異業種の仕事をするメリットなどを紹介します。

仕事のやる気が出ないのは、職種に問題がある

仕事のやる気が出ない1つの理由として、職種のミスマッチが挙げられます。職種は、人によって向き・不向きがあります。知識があるからと言って業務に役立つとは限りません。

知識が豊富なのに、業務処理力が低い人もいます。そのため、過去の経歴に縛られすぎずに、転職先の業界を考えることも大事です。

転職の話になってしまいますが、リクルートキャリアが2020年1月に発表した「転職決定者分析(https://www.recruitcareer.co.jp/news/20200123.pdf)」の調査では、リクルートエージェントで2009年度~2018年度に転職を決定した人のうち、6割以上の人が異業種への転職だったと発表しています。つまり、異業種への転職がスタンダードになっていると言えます。

副業で異業種の仕事を行って起こる変化

異業種の業界に飛び込んで起こる変化は、3つあります。

ストレスが減る

厚生労働省が平成30年に実施した「労働安全衛生調査(実態調査)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h30-46-50_kekka-gaiyo02.pdf)」によると、58.0%の労働者がストレスを感じると答えており、2人に1人以上の労働者がストレスを抱えています。

しかし異業種の副業を始めて、自分に仕事が合っていれば、仕事を楽しめる時間が増えるかもしれません。よって、八つ当たりをしたり、日頃からイライラしたりせずに済みます。

仕事のグチを言わなく可能性がある

仕事のグチを言わなくなれば、別の話をする時間が増えます。よって、生産的な話を多くすることも可能です。

仕事への向き合い方が変わる

仕事への向き合い方が変われば、仕事のやる気も変わります。雑にしていた仕事が几帳面になったり、仕事に関係する勉強をしたりなど、行動に変化が現れるケースもあります。

異業種の副業を始める前にやるべきこと

最後に、異業種の業界へ飛び込む前にやっておいたほうがいいことを紹介します。

自分の適性を調べておく

自分が何に向いているか調べましょう。勢いで異業種へ飛び込むと、想像していた業務内容とは違うことに後悔する恐れがあります。そのため、自分の適性を調べるのは大事です。

相談相手を作る

相談相手がいれば、不安な気持ちになった時、相手が後押ししてくれる可能性があります。結果、一人で立ち止まっていた人が、行動するためのきっかけにつながるでしょう。一人で解決できない問題は必ず現れます。そのため、誰かに頼る能力も大事です。

過去の栄光を引きずらない

過去の栄光を引きずらないのも重要です。なぜなら、過去の栄光が活きるとは限らないからです。難易度が高いスキルを持っていても、そのスキルを発揮する場所がなければ、役に立ちません。

異業種では、あなたの過去の実績も通用しません。極端に言えば、0からのスタートです。そのため、プライドを捨てて過去の栄光を気にせず、仕事に取り組めるかも大きなポイントとなります。

まとめ

「この職種は一生やることがないな…」と思っていても、副業として異業種の案件を請け負った人の中には、自分に向いていると感じる人もいます。そのため、今の職種の業務が辛い人は、別業種の仕事も始めて、ストレスを減らすのも1つの方法です。

なお、仕事を辞めてから勢いで異業種に飛び込むと、収入が0になる恐れがあります。そのため、本業と並行しながら異業種の仕事に取り組むことをおすすめします。

【参照】

リクルートキャリア「転職決定者分析(https://www.recruitcareer.co.jp/news/20200123.pdf)」
厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h30-46-50_kekka-gaiyo02.pdf)」

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