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新型コロナ関連でアンジェスが一時ストップ高! 日経平均株価は大幅続伸

LIMO / 2020年3月25日 7時20分

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新型コロナ関連でアンジェスが一時ストップ高! 日経平均株価は大幅続伸

【東京株式市場】 2020年3月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価は1204円高の大幅続伸、TOPIXは5日続伸

2020年3月24日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 18,092円(+1,204円、+7.1%) 大幅続伸

TOPIX 1,333.1(+41.0、+3.2%) 5日続伸

東証マザーズ株価指数 605.3(+45.1、+8.1%) 大幅続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,748、値下がり銘柄数:394、変わらず:26

値上がり業種数:29、値下がり業種数:4

昨年来高値更新銘柄数:6、昨年来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は22億5,686万株、売買代金は3兆6,191億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株式相場は大幅安となったものの、各国が打ち出した経済対策を背景にリスクオンモードが一気に高まりました。

ただ、前日までに多く見られた見切り売りも少なくなったことから、結果的に売買代金は5日ぶりに4兆円を下回っています。それでも、買戻しを中心に3兆6,000億円は高水準であることに変わりはありません。

そのような中、日経平均株価は久々に爆騰と言える大幅上昇となりました。

寄り付きから高く推移して18,000円を巡る攻防が続きましたが、大引け直前に一時+1,212円高まで急伸する場面が見られました。

結局、終値も3月12日以来となる18,000円台回復となっています。ちなみに、終値の上昇幅(+1,204円)は歴代9位の大幅上昇でした。

なお、TOPIXも同じような値動きとなって5日続伸で引けています。ただ、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。これは、日経平均株価を構成する大型株への買戻しが圧倒的に優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は4日連続で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,284万株、売買代金745億円となり、いずれも前日より増加しました。前日よりは増えたものの、個人投資家の物色意欲が沈黙して盛り上がりに欠ける商いとなった結果、売買代金は4日連続で1,000億円を下回っています。

なお、暴落が続いた銘柄を買い戻す動きが堅調になった結果、株価指数は+8%超高の急騰となり、終値も600ポイントを回復しました。

ソフトバンクGが連日の大爆騰、新興市場ではアンジェスが一時ストップ高に

個別銘柄では、前日にストップ高となったソフトバンクグループ(9984)が買いを集め、一時+21%高の大爆騰となり、終値でも+19%高の大爆騰となりました。

また、ソフトバンクG以外でも株価指数寄与度の高い値嵩株が相次いで爆騰となりました。

終値ベースでは、ファーストリテイリング(9983)が+14%弱安、東京エレクトロン(8035)が+18%高、TDK(6762)が+12%超高、アドバンテスト(6857)が+11%弱高、ファミリーマート(8028)が+11%超高で引けています。

その他では、主力機械株も大きく値上がりし、ディスコ(6146)が+15%弱高、日立建機(6305)が+16%高、安川電機(6506)が+13%弱高で引けるなど、爆騰銘柄が続出したのが目を引きました。

一方、中外製薬(4519)が取引時間中に昨年来高値を更新(上場来高値更新でもあります)しましたが、その直後から利食い売りに押され、終値は▲4%安に迫る大幅下落となりました。

また、軒並み上昇が目立ったハイテク株では、NEC(6701)とHOYA(7741)が冴えない値動きで逆行安となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防用ワクチン原薬を完成させ、近く動物向け試験を開始すると発表したアンジェス(4563)が一時ストップ高となりました。また、メルカリ(4385)も買い戻されて爆騰したのが目を引きました。

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