コロナ疲れで「家ソト育児」も緩みがち「子連れ外出」で押さえておきたいマナーとモラル
LIMO / 2020年3月27日 20時45分
コロナ疲れで「家ソト育児」も緩みがち「子連れ外出」で押さえておきたいマナーとモラル
子どもを連れて外出していると、思い通りに行動できないことや予期せぬアクシデントが起こることも珍しくありません。「多少は周囲に迷惑をかけても大丈夫だろう」と、つい気が緩んでしまう場面もあるでしょう。
しかし、その行動や周りの状況によっては、マナー違反になってしまう可能性も。親としてのモラルを守るためにも、子連れで外出する際に押さえておくべきポイントを整理しておくとよいかもしれません。
「子連れ様」の目撃談
小さな子どもがいれば、周囲に迷惑をかけるのは仕方のないことかもしれません。しかし、それが当たり前のようになっていると、いわゆる「子連れ様」と捉えられてしまうケースもあるようです。
・「娘を連れて、近所の児童館を訪れたときのこと。4歳くらいの男の子を連れたママが、児童館の入り口で『インフルエンザで幼稚園に行けないから、児童館に来たの。家にいても暇だしね』と電話しているのを聞いてしまいました。本人が元気なら、周りにうつってもいいと思っているのでしょうか」
・「たまに見かける、スーパーのカートのカゴの中に子どもを乗せちゃう人。幼児が座るイスの部分じゃなくて、食品を入れるカゴのところに靴を履いたままの子どもを乗せるのは、ハッキリ言ってマナー違反だと思います。」
・「ママ友同士で仲良く歩いてるのはいいんですけど、普通の公道をベビーカー押しながら横並びで歩くのは止めて欲しいです。公園や広場とか、そんなところでお願いします。」
パパ・ママたちも悩んでいる
子連れにとっては日常的なベビーカーでの移動や授乳も、タイミング次第では非常識だと捉えられることもあるようです。とはいえ、子連れで外出をしていると、どうしても困ってしまう瞬間もあるでしょう。
P&Gジャパン株式会社の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、2020年1月に紙おむつをしている0歳〜3歳児のママ・パパ1,000人を対象に「家ソト育児調査(https://kyodonewsprwire.jp/release/202001215884)」を実施しました。なお、ここでは「外出先での育児」のことを「家ソト(イエソト)育児」と呼んでいます。
この調査の結果、0歳〜3歳児のママ・パパの87.9%が「家ソト育児は苦手」と回答しています。また、子どもと一緒の外出に「不安」を感じている割合は62.0%となりました。
では、一体何に対して苦手意識や不安を感じているのでしょうか。その内容を詳しく見ると、44.7%のパパ・ママが「子どもとの外出時におむつ台で困った経験がある」と回答しています。また、「おむつ台のある男性トイレは圧倒的に少ない、だから増やしてほしい」と回答した割合は、ママが90.0%、パパが82.6%という結果になりました。
子どもがおむつをしている場合、外出先で「おむつを替える場所がない」と焦ったり、「おむつ交換ができる場所しか行けない」と悩んだりと、さまざまな悩みを抱える家庭が多いようです。そうした不安から、子連れでの外出に対する苦手意識が芽生えてしまうのでしょう。
子連れ外出の際に気をつけておくべきこと
小さな子どもと外出していると、どうしても気になる授乳やおむつのタイミング。だからといって、周囲の目を気にせずに授乳やおむつ交換をしていると、「これだから子連れ様は…」と白い目で見られてしまうかもしれません。そこで、マナー違反にならないための工夫をしておきましょう。
・「スマホに、子育て用のマップアプリをインストールしています。『おむつを替える場所がないから、ここで…』なんて事態にならずに済みますよ」
・「最近では、ファミレス以外にも子連れに優しい飲食店が増えています。そのような店を事前にピックアップしておき、子どもを連れて外食する際はその候補から選んでいますよ。反対に落ち着いた雰囲気の飲食店は、大人だけのときに利用しています」
大切なのは「子どもがいるなら迷惑をかけても仕方ない」「大目に見てくれるだろう」と思うのではなく、「どうやったら周りに迷惑をかけないか」と考えることです。子連れの人も、その周りにいる人も、お互いが気持ちよく過ごせるような配慮をしておきたいですね。
【参照】「家ソト育児調査(https://kyodonewsprwire.jp/release/202001215884)」P&Gジャパン株式会社 パンパース調べ
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