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巨額赤字転落の丸紅が一時▲15%安の大暴落! 日経平均株価は4日ぶり反落

LIMO / 2020年3月27日 7時20分

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巨額赤字転落の丸紅が一時▲15%安の大暴落! 日経平均株価は4日ぶり反落

【東京株式市場】 2020年3月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は一時▲1,033円安の大幅反落、TOPIXも7連騰ならず

2020年3月26日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 18,664円(▲882円、▲4.5%) 4日ぶり大幅反落

TOPIX 1,399.3(▲25.3、▲1.8%) 7日ぶり反落

東証マザーズ株価指数 613.9(▲27.1、▲4.2%) 4日ぶり大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:897、値下がり銘柄数:1,226、変わらず:45

値上がり業種数:4、値下がり業種数:29

昨年来高値更新銘柄数:8、昨年来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は20億4,967万株、売買代金は3兆3,049億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

前日の米国株式相場は続伸となったものの、東京都知事による週末の外出自粛要請などを受け、新型コロナウイルスの影響拡大が改めて懸念されました。

前日までの雰囲気が一転、リスクオフモードが高まった模様であり、結果的に売買代金は減少しました。それでも、3兆3,000億円は決して低い水準ではないと言えましょう。

そのような中、日経平均株価は大幅反落となりました。前日までの3日間で約3,000円上昇(終値ベース)した反動もあり、寄り付きから安く推移し、大引け直前には一時▲1,033円安まで急落する場面が見られました。

その後やや戻したものの、4日ぶりの大幅反落となり、終値で再び19,000円台を割り込んでいます。

なお、TOPIXも同じような値動きで下落し、7日ぶりの反落となりました。ただ、下落率は日経平均株価に比べて非常に小さく止まっており、下値を拾う動きが完全には衰えていないことが伺えます。

東証マザーズ株価指数は4日ぶり反落、売買代金は6日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,981万株、売買代金761億円となり、いずれも前日より減少しました。前日に1億株に迫った出来高も大きく落ち込み、売買代金は6日連続で1,000億円を下回っています。

また、前日まで顕著だった買戻しの動きが沈静化し、株価指数は▲4%超安の大幅反落となりました。ただ、終値では600ポイントを辛うじて維持しています。

ファーストリテイリングが記録的な大暴落、巨額赤字転落を発表した丸紅も大暴落

個別銘柄では、株価指数への寄与度の高い大型株が軒並み売り叩かれ、とりわけ、ファーストリテイリング(9983)は終値ベースで▲13%超安という、この銘柄としては記録的な大暴落となりました。

また、ソフトバンクグループ(9984)が▲9%超安の急落となり、前日に今期業績(2020年3月期)の見通しを大幅下方修正したTDK(6762)も▲9%安に迫る急落となっています。

さらに、前日に資源価格下落の影響で今期業績が▲1,900億円の巨額赤字に転落することを発表した丸紅(8002)が一時▲15%安に迫る大暴落となり、三井物産(8031)、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など他の商社株も軒並み大幅安となりました。

一方で、通信株の一角が買われ、日本電信電話(9432)とNTTドコモ(9437)がいずれも+4%高に迫る大幅上昇となり、KDDI(9433)も堅調に推移しました。

また、トイレタリー株も買い戻され、花王(4452)、ユニ・チャーム(8113)、ライオン(4912)などが大きく値を上げています。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)が前日の爆騰から一転して急反落し、ブシロード(7803)も暴落しました。一方、メルカリ(4385)が続伸となり、アンジェス(4563)も比較的堅調に推移しました。

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