コロナ治療にアビガン期待の富士フイルムHDが一時+11%高に迫る爆騰! 日経平均株価は大幅反落

LIMO / 2020年3月31日 7時20分

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コロナ治療にアビガン期待の富士フイルムHDが一時+11%高に迫る爆騰! 日経平均株価は大幅反落

【東京株式市場】 2020年3月30日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、志村けんさん死去で一時▲800円超安

2020年3月30日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 19,084円(▲304円、▲1.6%) 大幅反落

TOPIX 1,435.5(▲23.9、▲1.6%) 大幅反落

東証マザーズ株価指数 612.2(▲10.7、▲1.7%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:492、値下がり銘柄数:1,620、変わらず:34

値上がり業種数:6、値下がり業種数:27

昨年来高値更新銘柄数:23、昨年来安値更新銘柄数:10

東証1部の出来高は19億2,444万株、売買代金は3兆1,480億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。

週末を挟んでも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による影響が払拭されず、模様眺めムードが強まりました。ただ、売買代金は減少したものの、3兆円超えの高水準を維持しています。

そのような中、日経平均株価は大幅反落となりましたが、終盤は下げ渋りました。

先週末の米国株式相場の下落や新型コロナウイルスの懸念を背景に、寄り付きから大幅安で推移し、新型コロナウイルス感染で入院中だったコメディアンの志村けんさん死去のニュースが流れた前場の半ばには一時▲811円安まで暴落する場面がありました。

志村けんさんの訃報に心より哀悼の意を表して、ご冥福をお祈り申し上げます。

その後、後場に入ると下げ幅を徐々に縮小し、大引けに掛けて急伸して引けています。終わってみれば、先週末比で大幅下落ながら、連日の高値引けとなりました。

なお、配当落ちによる影響が約▲180円強あったと見られるため、実質的な下落幅は▲100円強だったと考えられます。

また、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となり、終値で再び1,400ポイントを割り込みました。

東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は8日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,811万株、売買代金574億円となり、いずれも先週末より減少しました。個人投資家の物色意欲が一向に回復せず、売買代金は8日連続で1,000億円を大きく下回っています。

また、株価指数も大幅反落となり、取引時間中には600ポイント割れ寸前まで下落する場面が見られました。終値では何とか600ポイント台を維持していますが、先行きはなかなか厳しそうです。

ソフトバンクGが一時▲10%超安の暴落、富士フイルムHDは一時+11%高に迫る爆騰

個別銘柄では、乱高下が続くソフトバンクグループ(9984)が一時▲10%超安の暴落となり(終値は▲5%弱安)、東京エレクトロン(8035)が一時▲6%超安、ダイキン工業(6367)が一時▲6%安の急落となりました。

また、権利落ちの影響等から銀行株が軒並み大幅安となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)が揃って急落し、他の銀行株も軒並み大幅安となっています。

その他では、日立製作所(6501)などハイテク株、トヨタ自動車(7203)など自動車株も大幅安が続出しました。

一方、グループ会社が開発した新型インフルエンザ薬「アビガン」が、コロナウイルス治療薬へ正式承認される期待感(思惑)から富士フイルムホールディングス(4901)が買われ、一時+11%高に迫る爆騰となり、終値も+6%弱高となりました。

また、医薬品株の一角にも見直し買いが入り、中外製薬(4519)が+6%超高の急騰で高値引けとなり、大塚ホールディングス(4578)も大幅上昇となっています。

その他では、消費者による一連の食料品買い溜めなどを背景に、イオン(8267)が急騰して昨年来高値を更新し、ドラッグストアのツルハホールディングス(3391)も連日で昨年来高値更新となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅安になりましたが、全体的に見ると極端に大きな値動きは少なかったようです。

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