その洋服代、ムダにしてない? 「失敗した…」を防ぐ4つの買い方
LIMO / 2020年4月5日 10時0分
その洋服代、ムダにしてない? 「失敗した…」を防ぐ4つの買い方
昨年10月に消費税率が10%に引き上げられましたが、増税を機に節約を始めたという方もいるのではないでしょうか。
日本FP協会の「働く女性のくらしとお金に関する調査2020」によると、消費税引き上げ以降に節約するようになった費用として、全体の17.4%の方が「美容・被服費(洋服代)」と回答しています。
一方で、SMBCコンシューマーファイナンスによる「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」では、「自分磨き(美容やファッションなど外見磨き)にお金をかけたい」と思う人の割合は、20代53.2%、30代50.4%、40代43.8%となっており、若い年代ほど自分磨きへの意欲が高いことがわかっています。
「美容やファッションも楽しみたいけど、節約もしなければならない」というような葛藤が、見え隠れするような結果ですね。そこで本記事では、美容・被服費のうち被服費(洋服代)に焦点を当てて、お金を無駄にしない上手な洋服の買い方をご紹介していきます。
スマホを活用し、どんな洋服を持っているのかを把握する
1つ目は、自分がどんな洋服を持っているのかをきちんと把握しておくことです。誰もが1度は「また同じような服を買ってしまった…」という経験があるかと思います。
または、デザインや素材に惹かれて購入したものの、家に帰ってクローゼットを見てみると「家にあるものではコーディネートが組めない…」と着回しに困ってしまうこともあるのではないでしょうか。
実は、持っている洋服の数が多い方や様々なテイストの洋服を着る方は、自分が持っている洋服をきちんと把握するのはとても難しいことなのです。
そこで筆者がおすすめするのは、スマホのカメラロールアプリにアルバムを1つ作り、持っている洋服を1つずつ写真におさめてアルバムに入れていくというものです。または、手持ちの洋服を登録して管理する専用アプリを活用するのもいいですね。
そうすれば、ショッピング中でも「これに似た洋服は持っていないか」「このアイテムに合う洋服を持っているかな?」と、自分のクローゼットと相談しながらお買いものができますよ。
トレンドものではなくベーシックものを選ぶ
2つ目は、トレンドものではなくベーシックものを選ぶことです。とはいってもトレンドものには心が躍りますし、制限をかけすぎてはお洒落を楽しめなくなってしまいますので、トレンドものを1着も買ってはいけないとは言いません!
基本的には何年経っても着続けられて着回しがしやすいようなベーシックものを狙いつつ、トレンドものはファストファッション店で購入するのがおすすめです。
というのも、トレンドものの人気は一時的であったり長期的なサイクルがあったりするので、ワンシーズンが経過してしまうとしばらくは身につけない可能性も高いのです。
ぱっと目を引くトレンドものはファストファッション店で気軽に楽しみ、長く着回しが利くベーシックなアイテムは、品質にもこだわりながら重点的にそろえてみてもいいかもしれませんね。
高品質なものやブランドものこそバーゲンで!
3つ目は、高品質なものやブランドものはバーゲンで買うということです。上記でファストファッション店が登場しましたが、安いアイテムはどうしても生地がすぐに弱ってしまったり型崩れをしやすかったりと、品質の面で劣ることがあるのは否めません。
ファストファッションアイテムばかり着ていると、それはそれで多くの洋服が短期間でダメになってしまい、結果として洋服を買い直す頻度が増えてしまうも。これでは、安物買いの銭失いです。
ですので、節約したいからといって高品質なものやブランドものから完全に目を背けるのではなく、品質をお金で買うということも時には必要になります。バーゲンなら、普段は手を出せないようなアイテムをお得に購入できるチャンスですので、ぜひ活用しましょう。
購入前に必ず試着する
4つ目は、購入前に必ず試着することです。つい面倒だという気持ちから、試着をおろそかにしてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし洋服を着回したり長持ちさせるには、適切なサイズ感というのが必要不可欠です。また、自分に似合っている色かどうか、コーディネートが複数浮かぶかどうかというのも試着室で判断するべき大切なポイントですね。
オシャレのためだけでなく、節約のためにも、購入前には必ず試着するようにしましょう。
まとめ
本記事では、お金を無駄にしない洋服の買い方を4つご紹介しました。総括すると、自分がどのような服を持っているかを把握したり、購入する服のタイプを絞り込んだり、バーゲンの時期を狙ったりと、購入前の計画性が何よりも大切なことがわかりますね。もちろん、試着も忘れずに!
普段から少しの手間と意識を向けることで、節約をしながらショッピングの満足度も、ぐっと上げることができるはずですよ。
【参考資料】
「働く女性のくらしとお金に関する調査2020(https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2019/files/newsrelease20200312.pdf)」(日本FP協会)
「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020(http://www.smbc-cf.com/news/news_20200312_966.html)」(SMBCコンシューマーファイナンス)
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