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JALとANAが急落し年初来安値! 日経平均株価は18,000円割れ

LIMO / 2020年4月3日 7時15分

JALとANAが急落し年初来安値! 日経平均株価は18,000円割れ

JALとANAが急落し年初来安値! 日経平均株価は18,000円割れ

【東京株式市場】2020年4月2日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日続落、終値で3月23日以来の18,000円割れ

2020年4月2日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 17,818円(▲246円、▲1.4%) 4日続落

TOPIX 1,329.8(▲21.2、▲1.6%) 大幅4日続落

東証マザーズ株価指数 613.0(▲1.2、▲0.2%) 小幅続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:266、値下がり銘柄数:1,872、変わらず:29

値上がり業種数:3、値下がり業種数:30

年初来高値更新銘柄数:3、年初来安値更新銘柄数:78

東証1部の出来高は16億4,426万株、売買代金は2兆5,703億円(概算)となり、いずれも前日より小幅に減少しました。

米国株式相場の大幅安を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を再認識する形で積極的な売買が控えられました。売買代金は連日の3兆円割れでしたが、2兆5,000億円レベルは維持しています。

そのような中、日経平均株価は下値を模索する展開となりました。

前場の半ばに一時▲357円安まで下落しましたが、後場寄り直後に一時+66円高となってプラス圏へ浮上する場面も見られました。しかし、そこから再びマイナス圏へ沈むと、下げ幅を拡大したまま引けています。

これで今週に入ってから4日続落となり、4日間の下落幅も▲1,571円へ拡大しました(終値ベース)。また、終値も3月23日以来の18,000円割れとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となりましたが、下落率は日経平均株価よりやや大きくなりました。

東証マザーズ株価指数は小幅続落、売買代金は11日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,814万株、売買代金794億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が一向に回復せず、売買代金は11日連続で1,000億円を大きく下回っています。

また、株価指数も小幅下落ながら続落となりました。終値ではかろうじて600ポイントを維持していますが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

JALとANAが揃って急落し年初来安値を更新、任天堂は12連騰ならず

個別銘柄では、新型コロナウイルスの感染拡大による就職活動の減退懸念により、リクルートホールディングス(6098)が一時▲5%超安の急落となり、これで4日続落となりました。

また、一部を除く自動車株への売りが止まず、終値ベースでSUBARU(7270)が▲7%超安、いすゞ自動車(7202)が▲6%超安、日産自動車(7201)が▲5%超安の急落となり、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)、ホンダ(7267)も大幅安となっています。SUBARU、日産自動車、マツダの3社は年初来安値更新です。

その他では、航空機利用客の激減が不可避となったことで、日本航空(9201)が▲6%安に迫る急落、ANAホールディングス(9202)が▲7%安に迫る急落で、揃って年初来安値を更新したのが目を引きました。

なお、任天堂(7974)は小幅安となり12日ぶりに下落して引けています。

一方、ニーズが急拡大する人工心肺の増産を公表したテルモ(4543)が堅調に推移しました。また、自社株買いを発表したヤマダ電機(9831)が一時+17%高に迫る大爆騰となり、終値も+12%超高の爆騰となっています。

その他では、ソニー(6758)や富士通(6702)などハイテク株の一角が買い戻されましたが、限定的な値動きに留まりました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が一時▲7%安の急落となり、大幅安となった終値では4日続落となりました。一方、クラウドワークス(3900)はストップ高まで買われています。

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