長い春休みは復習を!小学生・中学生別、過ごし方のコツ
LIMO / 2020年4月5日 9時45分
![長い春休みは復習を!小学生・中学生別、過ごし方のコツ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_16771_0-small.jpg)
長い春休みは復習を!小学生・中学生別、過ごし方のコツ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、今年度は小中高校などで全国一斉の臨時休校となり、都内学校においては延期となりました。
普段よりも長い春休みを過ごすことになった子ども達。
自宅にいる時間が長くなり、その時間を勉強に使うことができたと感じている子もいるかもしれません。その一方で、一体どんな勉強をすればよかったのか、学校から出された宿題だけに追われてしまい、これまでなんとなく時間を過ごしてしまった家庭も多いのでは。
今回は学校が始まるまでのこれからの期間だけでも間に合う、春休みにオススメの学習方法を紹介します。
新学年先取りよりも、しっかりと復習を!
春休みは新学年に向けて、予習をした方がいいのではと思う人も多いはずです。しかし実は予習をするよりも、「これまでの復習に力を入れる方がいい」のです。
休みの期間に「予習をする」というのは、予備知識が全くない状態から勉強をしていくことになります。さらに先生などすぐに質問できる人が周りにいないため、疑問やわからない箇所がすぐ解決できず、新しい単元に”難しい”というイメージを抱いてしまいかねないのです。
もちろん予習をすることは、疑問をすぐに解決できる塾など、適した環境で行えば決して悪いことではありません。けれど春休みという限られた環境だけを見ると、復習に時間をあてた方が効率的な学習ができるのです。
復習は、授業が進まないので教科や単元を振り返って学ぶことができます。そのため、わからない箇所を徹底して学び直すことができ、苦手意識を払拭することができるのです。
加えて春休みはクラスや担任の先生が変わる可能性があるため、他の休みに比べると宿題が出ない場合が多いようです。つまり自分のペースで勉強に時間をかけられることも、復習に適していると言えるでしょう。
ここからは小学生、中学生それぞれにオススメの春休みの過ごし方を見ていきましょう。
苦手意識の「払拭」と「達成感」~小学生編~
小学生にとっての春休みは、受験を控える子もいますが、多くの場合は少しの間日々の勉強を休めるようなホッとする時間でしょう。
また新学年へ向けてわくわくした期待を抱いている子も多いと思います。復習が大切とは言っても、そのような心境の子どもたちに無理矢理たくさんの課題を与えることは、かえってやる気を削いでしまうことになります。
そのため、保護者がうまくコントロールしながら勉強をさせていくことが大切になります。
オススメなのは、「書店などで売っている学年毎に範囲が分かれているワーク・ドリルに1冊取り組むこと」です。ドリルは薄いもので構いませんし、量が多いと感じる人はまずは算数・国語の基礎となる2教科だけでもいいかもしれません。
肝心なことは「1冊すべてを終わらせること」です。
ドリルを進める中で苦手と感じる単元があれば、しっかりとわかるようになるまで復習しながら解いていきます。逆に得意な単元があれば、時間をかけずにスイスイ解かせるようにするといいでしょう。
保護者がうまく進度を見ながら1冊のドリルを終わらせることで、子どもたちに「苦手も克服した上に、1年間の総復習ができた!」という達成感を味わってもらうのです。
やる気があって予習をしたいという子には、少しだけ予習をさせてもいいかもしれません。その際は、「これは前の学年で勉強したこの部分が使えるね」など、予習と復習を紐づけて、あくまで新学年へ向けてのモチベーションを保つことを目的にするといいでしょう。
受験も意識!~中学生編~
中学生のオススメの過ごし方も、基本は小学生と同様にやみくもに予習をして勉強に対して苦手意識を持つよりも、これまで習ったことをしっかり復習することです。
その中でも特に「数学と英語」に力を入れて復習することをオススメします。
この2教科は前学年までの理解を前提にして、新しい内容を積み上げて学習していく教科だからです。
例えば数学の中学2年生で習う連立方程式は、中学1年生で習う一次方程式を理解していないと解けない内容です。英語も同じく、文法など基礎の部分をしっかり理解していないと、学年が上がる毎に増えていく新しい情報を自身で理解していくことが難しくなっていきます。
このことからも、授業が進まない春休みだからこそ、少し前の単元をしっかりと復習し、新学年に備えていくことが大切だといえます。
まとめ
新学年に向けて、子どもたちは期待も不安もどちらも抱いている時期だと思います。だからこそ春休みはしっかりと前の学年で勉強したことを復習して、勉強の基礎固めをしていくことがオススメです。
不安を少しでも取り除けるように、そして新しい勉強が楽しみになるように、無理のない春休みを過ごしていければいいのではないでしょうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
これで勉強せずにダラダラする子供にキレなくて済む…中学受験する子の親が夏休み前に用意したい"神ツール"
プレジデントオンライン / 2024年7月20日 16時15分
-
埼玉県朝霞市の小中学校に「すららドリル」導入 児童生徒約8,500人が利用開始
PR TIMES / 2024年7月8日 12時15分
-
夏休み「宿題以外にも勉強している」小学生の割合は?
マイナビニュース / 2024年7月3日 17時29分
-
小学生の7割以上が学校の宿題以外も勉強している!夏休み、子どもはどう過ごす?
Digital PR Platform / 2024年7月2日 14時30分
-
小学生の7割以上が学校の宿題以外も勉強している!夏休み、子どもはどう過ごす?
共同通信PRワイヤー / 2024年7月2日 14時30分
ランキング
-
1毎月の電気代を「コンビニ」で支払っていたら友人に「もったいない」と言われました。「クレジットカード」で支払うとお得になるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月29日 7時50分
-
24-6月期の「SNS流行語ランキング」1位は? - 2位ILLIT "Magnetic、3位ファンタジースプリングス
マイナビニュース / 2024年7月30日 15時13分
-
3藤原マキさん「私の絵日記」に米アイズナー賞…つげ義春さんの妻
読売新聞 / 2024年7月30日 18時55分
-
4「何やその態度は!」スーパーの駐車場で怒鳴り合う老人…周囲もドン引きした“大ゲンカの原因”
日刊SPA! / 2024年7月30日 8時53分
-
5女性飼育員を撮影する人も…鴨川シーワールドが悪質な動画投稿などを受け措置、一部時間の立ち入り制限を発表
まいどなニュース / 2024年7月30日 12時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)