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エコバッグを使う「節約&お得」生活。有料化に備えてレジ袋を卒業しよう!

LIMO / 2020年4月11日 10時45分

エコバッグを使う「節約&お得」生活。有料化に備えてレジ袋を卒業しよう!

エコバッグを使う「節約&お得」生活。有料化に備えてレジ袋を卒業しよう!

近年、レジ袋有料化やプラスチックストロー廃止など、プラスチックごみ削減に向けた環境保全の動きが顕著になってきています。すでに有料化を実施している店舗も多い中、ついに2020年7月1日からレジ袋の有料化を全国で実施することが決定しました。

そんな中、多くの方が1度は考えるのが“エコバッグ”の利用ではないでしょうか。環境に優しいのはもちろん、有料化が実施される今、節約の観点からもエコバッグがますます注目されています。

そこで本記事では、エコバッグに対する節約意識や、エコバッグを利用することで受けられるお得なサービスについて見ていきたいと思います。

エコバッグが節約ツールとして意識されている

日本FP協会による調査「働く女性のくらしとお金に関する調査2020(https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2019/files/newsrelease20200312.pdf)」にて、回答者1200人に節約のために日々行っていることについて聞いたところ、1番多かったのが「エコバッグを使用する」という回答でした。その割合は48.7%と約半数を占めています。

レジ袋の有料化が実施される前から、エコバッグの利用がすでに節約のツールとして意識されているのは興味深いところです。では、レジ袋ではなくエコバッグを利用することで削減できる金額はどのくらいになるかを見てみましょう。

まずは、レジ袋がどれくらい消費されているのかを把握する必要があります。環境省によると、日本では1年間に約300億枚ものレジ袋が消費されているようです。

話を単純化するために、この消費量を日本の総人口である約1億2000万人で割ると、赤ちゃんからお年寄りまで1人あたり年間約250枚の消費量となります。それらをすべてエコバッグに置き換えたとすると、どうなるでしょうか?

現在、レジ袋有料化を実施している店舗において、レジ袋1枚当たりの価格は大体3~5円ほど。1人あたり年間250枚を消費しているとすると、約750円~1,250円(税別)という計算となります。

また、エコバッグにはピンからキリまで様々な種類がありますが、100円ショップのエコバッグでも、大切に使えば長持ちさせることができるでしょう。

すでにエコバッグを持っている方や、家にある布で自作できるという方なら、お買い物の中でレジ袋を辞退した分だけ、日々節約ができますね。お買い物の予定がなくても、いつものお出かけ用バッグにコンパクトなエコバッグを忍ばせておきましょう。

エコバッグを持参すると受けられるお得なサービス

ここまでは、もしすべての店舗がレジ袋を有料化したらという前提でお話してきました。実際には、本格的なレジ袋有料化の義務付けは今年7月からなので、現時点ではレジ袋を無料配布している店舗もあります。

一方で、エコバッグを持参するなどしてレジ袋を辞退すると、値引きをしたりポイントをつけたりと、お得なサービスを実施している店舗も多くあるのです。

「レジ袋不要」の顧客向けにサービスを行っている店舗とその内容

(/mwimgs/e/a/-/img_eaec3b6473abce5c875307e1f45c6b08111436.jpg)

拡大する(/mwimgs/e/a/-/img_eaec3b6473abce5c875307e1f45c6b08111436.jpg)

出典:各社HPを参考に編集部作成

2020年4月1日現在では上記のような店舗で値引きやポイント付与を実施しています。レジ袋有料化が義務付けられることによって、このような値引きやポイント付与のサービスを廃止する動きも出てきていますが、お得なサービスは活用しつつ、今一度、レジ袋の消費について考えてみる良い機会かもしれませんね。

まとめ

本記事では、2020年7月に実施されるレジ袋有料化というテーマから、エコバッグ利用のメリットを見てきました。有料レジ袋を購入している場合、1枚あたりではそう高くないと思っていても、塵も積もれば山となります。

また2020年7月にかけて、もしくは7月になると、さらにレジ袋代が値上げされる可能性もないとは言い切れません。節約の観点からはもちろん、環境保全のためにも(有料)レジ袋を消費しすぎることは良いこととはいえないので、これを機にエコバッグの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

【参考】
・「報道発表資料(https://www.env.go.jp/press/7541.html)」(環境省)
・「report 2014 取り組み報告書(https://www.akachan.jp/company/csr/pdf/2014/csr2014.pdf)」(アカチャンホンポ)
・「レジ袋を減らすために(http://www.summitstore.co.jp/eco/kankyo2018/04.pdf)」(サミットストア)
・「サステナビリティ推進(http://www.lifecorp.jp/company/sustainability/environment.html)」(ライフ)
・「サステナビリティ 環境(https://www.yaoko-net.com/sustainability/eco.html)」(ヤオコー)
・「CSR(https://www.seijoishii.co.jp/csr/land.html)」(成城石井)
・「エコ値引き(https://www.supervalue.jp/company/shoppingbagreduction.html)」(スーパーバリュー)
・「マイバック持参運動(https://www.izumiya.co.jp/csr/environment/mybag/)」(イズミヤ)
・「エコポイント(http://www.sundrug.co.jp/company/csr/ecopoint.html)」(サンドラッグ)
・「DHC直営店「エコポイントサービス」開始のお知らせ(https://top.dhc.co.jp/contents/guide/newsrelease/pdf/200219-01.pdf)」(DHC)

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