1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

体温計増産報道のオムロンが大幅高! 日経平均株価は4日続伸

LIMO / 2020年4月9日 7時20分

体温計増産報道のオムロンが大幅高! 日経平均株価は4日続伸

体温計増産報道のオムロンが大幅高! 日経平均株価は4日続伸

【東京株式市場】 2020年4月8日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅4日続伸、大引け間際に一時+500円超高の急伸

2020年4月8日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 19,353円(+403円、+2.1%) 大幅4日続伸

TOPIX 1,425.4(+22.2、+1.6%) 大幅3日続伸

東証マザーズ株価指数 646.5(+9.9、+1.6%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,634、値下がり銘柄数:478、変わらず:56

値上がり業種数:29、値下がり業種数:4

年初来高値更新銘柄数:23、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は16億8,156万株、売買代金は2兆8,114億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。

日本政府による緊急事態宣言が出されたことでいったんは材料出尽くし感が強まりましたが、後場は売り買いが交錯して相応の商いとなりました。売買代金は3兆円には届きませんでしたが、2兆8,000億円レベルを維持しています。

そのような中、日経平均株価は前日に続いて荒い値動きとなりました。

米国株式相場が小幅反落となったことに加え、今週に入って大幅上昇が続いていたことなどから、前場の半ばには一時▲219円安まで下落しました。

しかし、後場に入るとプラス圏での値動きを定着させ、大引け間際に一時+504円高まで急伸する場面も見られています。最後はやや失速しましたが、+2%超高となる大幅高の4日続伸で引けています。

ちなみに、日経平均株価が4日続伸となるのは今年初めてであり、昨年11月22日~27日に掛けて達成して以来のことです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅3日続伸となりました。

東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は15日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,581万株、売買代金829億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は15日連続で1,000億円を下回っています。

一方、こうした盛り上がりに欠く商いにもかかわらず、株価指数は買戻しが優勢となって3日続伸となりました。終値で600ポイントを固めつつありますが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

決算発表を控えたファーストリテイリングが爆騰、体温計増産報道のオムロンが大幅高

個別銘柄では、翌日に決算発表を控えたファーストリテイリング(9983)が思惑買いから一時+9%高の爆騰となり、日経平均株価の押し上げに寄与しました。

また、その他の小売り株にも買いが向かい、J. フロント リテイリング(3086)と高島屋(8233)が急騰し、しまむら(8227)やビックカメラ(3048)なども強烈に買い戻されています。

さらに、医療従事者向け医療情報サイトの運営を行うエムスリー(2413)が一時+14%高の爆騰となり、中外製薬(4519)と小林製薬(4967)は急騰して揃って上場来高値更新になるなど、医薬品株の上昇が目を引きました。

その他では、登校や出社前に検温を義務づける動きの広がりによる体温計不足を背景に、増産報道が流れたオムロン(6645)が大幅上昇となっています。

一方、抗インフルエンザ薬「アビガン」関連では、前日に利益確定売りに押されたデンカ(4061)が大幅続落となり、富士フイルムホールディングス(4901)も冴えない値動きとなりました。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が安く推移し、不動産株では三井不動産(8801)が大きく値を下げています。

新興市場(東証マザーズ)では、ポート(7047)が連日のストップ高となりましたが、前日ストップ高の農業総合研究所(3541)は急反落しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください