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塾選びの「絶必チェックポイント」 費用や通いやすさも大事だけれど…

LIMO / 2020年4月25日 10時0分

塾選びの「絶必チェックポイント」 費用や通いやすさも大事だけれど…

塾選びの「絶必チェックポイント」 費用や通いやすさも大事だけれど…

学年が上がり、そろそろ学校以外でも勉強の機会を…と子どもの塾通いを検討し始めた方は多いのではないでしょうか。また、このたびの休校でオンライン授業を視聴したのをきっかけに、塾通いを考え始めた…という方もいるはず。

そこで浮上するのが「塾って何を基準に選べばいいの?」という疑問。今回は、世のお母さんが塾選びの決め手をどこに置くか、について考えてみたいと思います。

塾選び、何を重視する?

まずは、現在お子さんが通う塾を検討中のお母さんに、「塾選びで重視していること」を聞いてみました。

「家から近いかどうか。まだ小学3年生なので、遠くだと暗くなってからの帰宅が心配」

「受講料です。続くかどうかわからないので、入塾金やテキスト代が高いところはちょっと…」

「お友達が通っている塾があるので、そこに通わせようかと。友達がいたほうが子どもも心強いでしょうから」

「すでに塾に行かせているお母さんに評判や口コミを聞いて決めようと思います」

わりと多かったのが家から近いかどうかという意見。今では送迎バスがある塾も多いようです。しかし、学校から帰ってきてからバスに揺られて塾へ…というのは、子どもへの負担が大きい、と考えるお母さんが多いのかもしれません。徒歩や自転車で通える距離であっても、やはり行き帰りが心配だから…と言う声があります。

また、金銭的に家計の負担にならないところ、周囲の評判がいいところ、という声も聞かれました。

今の塾を選んだ決め手は?

続いて、現在お子さんを塾に通わせているお母さん方に、「現在の塾を選んだ理由」を聞いてみました。

「一番はやっぱり金額ですね。その次は通いやすさです」

「月謝と先生の評判がいいかどうか」

「実績があるかどうかです」

「夏期講習など短期の講習を受けて、子どもと先生との相性がいいな、と感じたので」

どうやら決め手は月謝…という方が多いようです。確かに、いくら通いやすい距離でも金銭的に負担が大きいところは、通わせるのに躊躇してしまう気持ちはよくわかります。続いて多かった意見は、先生の評判、口コミ。いい先生がいる、と噂の塾はやはり人気が高いようです。

塾に通わせる目的は、大きく分けると2通り。ひとつは受験対策、もうひとつは授業の補足・苦手教科の克服。「子どもの受験対策のために塾に通わせる」というお母さんは、先生の口コミや実績重視、「授業の補足のために塾に通わせたい」というお母さんは、金額重視…という傾向にあるかもしれません。

塾選びで後悔しないために…

塾にかかる費用は決して安くはありません。「ここでいいか」と安易に塾を選んでしまうと、子どもが全くやる気を出さなかったり、塾に行くのを拒否したり…と親子ともどもストレスが溜まってしまう結果になることも。

そして、いくら費用が安くても、塾に行かせるメリットが見いだせなければお金の無駄になってしまいます。

大切なのは、子どもの性格を把握して、その子が一番やる気になる方法を選択してあげること。負けず嫌いの子は、周囲の子と競争して共に学力を高めあえるような塾に行くのがいいでしょう。逆に、自分のペースで勉強をしたい、というタイプの子にはマンツーマンの個人塾や家庭教師をつける、という選択肢もあります。

口コミや評判が良くても、子どもと先生の相性が悪ければ、塾は子どもにとって苦痛以外の何物でもなくなってしまいます。塾選びをするときには、親が勝手に決めてしまうのでも、子ども任せにしてしまうのでもなく、まずは親子でしっかりと話し合う必要があると思います。

塾に行く(行かせる)理由は?

塾での目標は?

どんな授業を受けたいか(複数人がいいのか、個人がいいのか)?

行き帰りの手段は?

──など。また、塾に入れたらそれで終わりではなく、

塾の授業はどうか? ついていけているか?

成績は少しでもアップしたか?

定期的にチェックしたいところ。

もしかしたら、通っている塾がいい塾かどうかは、実際に学習する子どもとそれをサポートする保護者の“塾の使い方”次第なのかもしれません。

まとめ

塾に限らず習い事全般に言えることですが、せっかく口コミ評価が高いところに通わせても、通っている本人が通うのを苦痛に感じたり、やる気が起きなかったりすれば、通わせる意味がないばかりか、本人や周囲の人たちに悪影響を及ぼしてしまいます。

金額や通いやすさはもちろん大事なチェック項目ですが、少々時間がかかっても本人が意欲を持って勉強に取り組んでくれる…そんな塾を探すのがベストだと言えそうです。

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