今期業績予想「未定」のローソンが一時急落! 日経平均株価は反発
LIMO / 2020年4月13日 7時20分
今期業績予想「未定」のローソンが一時急落! 日経平均株価は反発
【東京株式市場】 2020年4月10日
株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、欧米の休場控えて盛り上がりに欠ける商い
2020年4月10日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 19,498円(+152円、+0.8%) 反発
TOPIX 1,430.0(+13.0、+0.9%) 反発
東証マザーズ株価指数 670.0(▲0.9、▲0.1%) 5日ぶり小反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,511、値下がり銘柄数:608、変わらず:50
値上がり業種数:27、値下がり業種数:6
年初来高値更新銘柄数:12、年初来安値更新銘柄数:0
東証1部の出来高は13億7,022万株、売買代金は2兆1,945億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。前日に続き、小売り企業を中心として発表が相次ぐ2月期決算内容を見極めようとする動きが加速して積極的な売買が控えられました。
また、この日(4月10日)は、欧米市場が「グッドフライデー」のため休場ということで外国人投資家の参加者が少なかったことも影響したと見られます。
売買代金は2兆2,000億円レベルを確保したものの、ミニSQ算出に伴う嵩上げがあったことを勘案すると、実質的には2兆円を下回った可能性があります。
そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい展開となりました。
実際、寄り付きで19,500円台を回復しましたが、前場の半ばに一時▲110円安まで下落する場面も見られました。その後、大引けに掛けて再び19,500円を目指す値動きとなりましたが、終わってみれば“寄り付き天井”となっています。
それでも、先週末終値(17,820円)より+9.4%の大幅上昇となりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで反発となり、1,400ポイントの値固めに入っているようです。
東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は17日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,099万株、売買代金859億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が低迷したままであり、売買代金は17日連続で1,000億円を下回っています。
さらに、株価指数もわずかに下落し、5日ぶりの反落となりました。前日とは逆の意味で大型株式市場と異なる動きを示しましたが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。
業績予想「未定」のローソンが一時▲7%超安の急落、オカモトなどコンドーム株が上昇
個別銘柄では、2月期決算の多い小売り株の上げ下げが目立ちました。
前日の決算発表で今期予想(2021年2月期)を「未定」としたコンビニ2社では、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が一時▲4%安に迫る大幅下落、ローソン(2651)は一時▲7%超安の急落となりました。
また、決算発表を控えたファミリーマート(8028)も連想売りに押され、一時▲6%安に迫る急落となっています。
さらに、4日前(4月6日)の決算発表で今期の増益見通しを公表し、株価上昇が続いていたニトリホールディングス(9843)も、“どう考えてもそれは無理では”と見なされ、一時▲5%安に迫る急反落となりました。
一方、大幅下方修正ながら業績予想の開示を維持したファーストリテイリング(9983)は一時+6%超高の急騰となりました。また、前々日に大幅下方修正を発表したビックカメラ(3048)が買い戻され、ヤマダ電機(9831)も同じく買い戻されています。
その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株、三井不動産(8801)など不動産株、東京電力ホールディングス(9501)など電力株も値を上げました。
なお、7都府県へ緊急事態宣言の発令以降、初の週末を迎えるということで“巣篭もり生活”関連銘柄にも見直し買いが入っています。
中でも、夫婦の共有時間増加を背景としたコンドーム需要拡大期待でオカモト(5122)や相模ゴム工業(5194)が大きく値を上げ、ゲーム関連株では任天堂(7974)が年初来高値を更新したのが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ高となったASJ(2351)が連日の爆騰で続伸となり、インターネットインフィニティー(6545)がストップ高となりました。一方、メルカリ(4385)は冴えない値動きとなっています。
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