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3人の子それぞれのイヤイヤ期。一番激しかった次男に感じた後悔とは?

LIMO / 2020年4月17日 10時45分

3人の子それぞれのイヤイヤ期。一番激しかった次男に感じた後悔とは?

3人の子それぞれのイヤイヤ期。一番激しかった次男に感じた後悔とは?

小学生~3歳の子が3人いるわが家。末っ子のイヤイヤ期も段々と終わりが見えてきて、3人それぞれのイヤイヤ期を思い起こす余裕が出てきました。

すると、今だから思う「学びや気付き」もある一方、「イヤイヤが一番激しかった子にもっとこうすれば良かった」という後悔も…。3児のイヤイヤ期を振り返ります。

3人それぞれ個性があるイヤイヤ期

イヤイヤ期といっても、それぞれ個性があるーー。それが3児のイヤイヤ期を振り返っての感想です。

まずは1人目の長男。神経質で穏やかなタイプの長男は、1歳7か月に入った頃にイヤイヤがスタート。それまで主張が少なめだったため、「これがイヤイヤ期だ」とはっきり分かりました。

「何でも自分でやりたい」と怒って泣き、普通に歩けば10分で着くスーパーにも1時間かけ、怒ってえび反りになって泣くことも多々。イヤイヤ期の始まりとともに、自分でやらせる機会が増え、「これとこれ、どっちにする?」と長男に選んでもらうことも学びました。

2人目のヤンチャな次男は、既に乳児期から「自分でやる」と怒るタイプ。イヤイヤの始まりも終わりも、定かではありません。そのイヤイヤは激しく、3人の中で次男のみ、スーパーで大の字になって手足をジタバタさせ、ワンワン泣きわめくということが3回ありました。

小さな頃から声が大きく、お店や病院で普通にしゃべっていても注目を浴びる次男ですから、泣き声はまるで地面に響き渡るような大声。話を聞く、気をそらす、抱きしめるなど、試行錯誤したものです。

一度怒ると1時間でも2時間でも怒って泣き続けられる次男を見ているうちに、「本人の気が済むまで感情を発散させることも大切」ということも学びました。

天真爛漫な3人目の長女のイヤイヤは、どちらかといえば長男似。乳児の頃からよく怒る長女は、泣くより怒ることが多かったです。

ただ6歳上の長男は、長女の気をそらすのが上手。長男がうまく気をそらしてくれ、イヤイヤしていても途中から忘れて遊んでしまうということもありました。

イヤイヤ期のおかげで子どもが自分でやるように

イヤイヤ期の対応は、話を聞いても、なだめても、気をそらしても、抱きしめても、何をしても泣かれてしまうことが多く、親は非常に対応が難しいですよね。この時期は外出や通院でさえ思うようにできず、とても苦労します。

一方で、イヤイヤ期のおかげで得た学びや気付きもあります。一番大きく変わったのは、子ども自身にやらせたり、子どもに選択肢を与える機会が増えたこと。

たとえば、親がヨーグルトのフタをあけて子どもに渡すと、子どもが「自分で開けたかった!」と怒るのは、よくあることです。その後いくらなだめても、新しいヨーグルトを持ってきても、「次は開けてもらうね」と言っても、イヤイヤ期の子は納得せずに泣き続けます。

何度か繰り返していると、親は「子どもに自分でやらせてみよう」と学びます。子ども自身にやってもらったり、選んでもらう機会がグンと増えるのです。イヤイヤ期がなければ、親が何でもやってしまうままになったでしょう。

実際、イヤイヤが一番激しかった次男は、着替えや靴を履くといった身の回りのことを1人でできるようになるのが、3人の中でも一番早かったのです。

子どもと自分の感情を分けるクセが付いた

「子どもの気持ちに引きずられない」ことも、大きな学びでした。個人的な感覚ですが、新生児期から子どもが泣けば母親はソワソワして「早く抱っこしてあげないと」と思うように、母子間では精神的な共感力が強かったように思います。

ところが、イヤイヤ期には子どもに感情を引きずられ、親まで泣いたり怒ったりするわけにはいきません。

子どもと自分の感情を分け、「どうするべきか」と理性を働かせ、なだめたり、気分をそらせたり、抱きしめたり、時には様子をみるなど試行錯誤する。こういった冷静な考えや対応、分析が必要になります。

親子の感情を分けることは、育児をする上でも、子どもの自立のためにも重要に思います。イヤイヤ期は「第一次反抗期」ともいいますが、親側としても、親子の感情を分けることでほんの少し子離れをした時期のようにも感じました。

イヤイヤの激しい子が心で思っているかもしれないこと

一方、今思えば、「もっとこうすればよかった」ということもあります。

イヤイヤの一番激しかった次男。何をしてもダメで困っていたとき、少し時間が経ってから抱きしめると、泣き止むことがありました。そして、そのときは甘えたいような顔をします。その表情を見ながら、3つのことを考えました。

イヤイヤする子をすぐに抱きしめようとしても、怒って拒否されることが多いものです。ところが時間が経ってから抱きしめると、素直に抱っこされるのです。あまりに長い間イヤイヤをしてると、子どもの方も「イヤイヤし過ぎたかも」と不安になるのかもしれません。

同時に、「本人が気が済むまで泣いた」ことも重要でしょう。怒りや悲しみを途中で止めてしまうと、モヤモヤしたりストレスが残り、逆に後味が悪くなるのは大人も同じこと。感情を発散させることや、思いっきり感情を味わうことも、成長過程では重要なように感じました。

また、何でも自分でやりたがり、1人遊びの時間も多く自立心も強い次男は、お兄ちゃん子で、いつもお兄ちゃんの後についてまわっています。真ん中っ子なこともあり、他の2人と比べればママとの時間が少なめな次男は甘えたい気持ちを抑えていたのかなと思いました。

それらに気付いてからは、「今日はいつも以上にイヤイヤして怒っている」と思う日は、十分に抱きしめるようにしています。イヤイヤの激しい子は、「もう満足するほど泣いたかな」と思った頃に抱きしめてみると良いかもしれません。

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