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一体いつまで続くのか…自粛中「コロナ疲れ」の果てにやめたこと

LIMO / 2020年4月15日 10時45分

一体いつまで続くのか…自粛中「コロナ疲れ」の果てにやめたこと

一体いつまで続くのか…自粛中「コロナ疲れ」の果てにやめたこと

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、社会全体で様々な活動の自粛を促す動きが加速しています。「今が踏ん張りどころ」とはわかっていても、日々深刻化する感染状況や常につきまとう緊張感、出口の見えない自粛生活に弱音を吐きたくなっている方も多いのではないでしょうか。

「疲れた」と感じるのは、きっとあなたが頑張っているから。長期戦も予想される未このウイルスとの戦いに息切れしてしまわないよう、完全な問題解決にはならなくても少し「やめること」を意識して過ごしてみませんか?

そこで今回は、いわゆる「コロナ疲れ」の果てに、あることを「やめた」という方々のお話をご紹介していきたいと思います。

「今日は何する?食材は足りる?」献立づくりをやめた

「私は3月中旬から、夫も4月に入ってから在宅勤務になりました。朝食と昼食はパンや冷凍食品など各自簡単なもので済ませていますが、夕食となるとそうはいかず、在宅勤務になった当初は『今日は何食べたい?』と毎日子どもや夫に聞いていました。

買い物も頻繁に行ける状況ではない中で、生鮮食品の日持ちなどを考えながら毎日の献立を考えるのが結構大変で、どんどん夕食作りが憂鬱になりました。なにしろこれまでは仕事帰りに買うスーパーのお惣菜にかなりお世話になっていましたからね…。

今はもう「2日連続で同じおかず」「豚汁とおにぎりだけ」「昼も夜も麺料理」とか、もう献立について深く考えず、昼ご飯と同じくらいの軽いノリで考えています。今のところ家族からクレームは来ていないですが、クレームが来た時には代わりに作ってもらうつもりです(笑)」(43歳/会社員)

バランスの取れた食事に、規則正しい生活…非常時だからこそ強く意識しがちですが、そのことが返って大きなストレスになることも。もちろん健康管理も大切ですが、今は特別。例えば旅行から帰ってきた日の夕食のように「今日(今)は仕方ないよね」と力を抜いてみても良いかもしれません。少しずつ少しずつ、思い描いている生活に近づけていきましょう。

「マスクは入荷する?除菌グッズは?」探すのをやめた

「1月末でしたね。気づいた時にはマスクも除菌グッズもどこにも売っていなくて、愕然としました。私は専業主婦ですが子どもがまだ小さいので早朝からドラッグストアに並ぶこともできず、できることといえばなるべく午前中の早い時間から出掛けてドラッグストアやスーパーなど、マスクや除菌グッズのありそうなお店をハシゴすることくらい。

2月中は毎日そんな感じの生活で必死でした。でも3月に入り自粛ムードも高まってきて、子どもを連れて出掛けることにも限界を感じて、マスクや除菌グッズを探し回る生活はやめました。

今は割高ですけどネットで買った使い捨てマスクを主人だけが通勤用に使うようにして、私と子どもは手作りの布マスクで過ごしています。今は出歩くリスクの方が高いですし、出歩かなければマスクも除菌グッズもそれほど必要ないので、もういいです」(31歳/主婦)

マスクや除菌グッズ。あれば安心ですし、手に入りにくいからこそ欲しい気持ちが大きくなってしまうのも仕方のないことです。しかし、例えば探し回る時間や感染リスクの低下など、諦めることと引き換えに得られるものもあるのではないでしょうか。単純に習慣化しているだけではないのか、本当に今必要なのかを今一度考えてみても良いかもしれません。

「真実は?これからどうなる?」情報収集をやめた

「1月後半頃からずっとネットでコロナウイルスの情報収集をしていました。通勤中、昼休み、帰宅してから寝るまでとか、ずっとですね。日本国内で感染者が確認されてからは、感染者の方の居住地や経過なんかもチェックして。日ごとに国内外の感染者数は増える一方だし、次第に情報も追いきれなくなってきて、夜寝る時間もどんどん遅くなってなんだか疲れてきちゃって…。

でも、よくよく考えると、いくら情報収集を頑張ったところで自分にできることって限られてるんですよね。不要不急の外出を控えるとか、手洗いをちゃんとするとか。今はネットニュースの主要トピックスやテレビのニュースを見るくらいで、あえて意識的に情報収集しないようにしています。ウイルスは怖いですけど、僕は専門家じゃないですし、自分の仕事を頑張ります(笑)」(41歳/会社員)

今、メディアは連日新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題で溢れかえっている状態です。しかし、この方のお話のように、私たちに今できることは限られています。情報を多く仕入れることによって安心できるどころか、むしろ不安になることの方が多いのではないでしょうか。頭の中が「コロナ一色」にならないように、例えば「情報を得るメディアを絞る」「自分から情報は取りに行かない」といった方法をとってみるのも良いかもしれません。

まとめ

「やめる」というとネガティブなイメージを抱く方も多いかと思います。しかし、目まぐるしく変化する状況に順応していくためには「続ける」「始める」だけではなく、時に「やめる」ことも必要なのではないでしょうか。閉塞感が漂う「今」だからこそ、せめて心は開放的に「や~めた!」を意識して過ごしてみませんか。

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