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テレワークで仕事に集中できない人が陥りがちな考え方

LIMO / 2020年4月15日 18時45分

テレワークで仕事に集中できない人が陥りがちな考え方

テレワークで仕事に集中できない人が陥りがちな考え方

4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、東京都を含む7都府県に「緊急事態宣言」を発令しました。外出自粛の要請を受けて、企業ではテレワークを実施しているところも多いのではないかと思います。

テレワークと言っても、初めてのことが多く何をどうしたらいいのかわからないという人も少なくありません。

そんな人に向けて、本業の傍ら、副業のWEBライターとして5年間テレワークを行ってきた筆者がテレワークの秘訣をお伝えします。

「会社に行く=仕事をする」ではない

これは、書類を作成するような事務職に近い仕事を想定しています。

まず大前提として、仕事をするということがどのようなことなのかを考えなければなりません。毎日会社に行って仕事をしている、という人も多かったかもしれません。しかし、仕事をするのが必ず会社でなければならなかったか、というと、どうでしょうか。

さらに仕事をするために行っている会社ですが、会社で仕事をしている時間はどれくらいでしょうか?

私見ではありますが、およそ半分の時間は仕事をしている以外の時間を過ごしているのではないかと考えます。

多くの人が未だ無条件に、会社に行く=仕事をしているというように考えがちです。しかし「仕事をする」ということを考えると書類を作成する、上司のチェックを受ける、客先に提出するなどの代表的なものを挙げても、ネットが発達した現代社会においては、必ずしも会社で行う必要がないといえるでしょう。

会議において無料で使えるWEB会議アプリなどが登場し、ハードルが下がってきています。

COVID-19によってテレワークが推奨されるようになるもっと前から、すでにテレワークができる土壌が整っていたといえます。

実際に筆者も副業では、原稿に関する打ち合わせや納品などで直接会社に訪問することがありません。副業と本業を一緒にするな、という声もあるかと思いますが、副業でできているのですから、同じような仕事では可能であると確信をもっていえます。

集中する時間を決める

テレワークと言えば、多くの人が家で仕事をすることになると思います。家にいると、「会社にいる時のように集中できない…」という人も多いのではないでしょうか。

そういう方にオススメなのが、会社にいる時と同じように集中する時間を決めて、適度な休憩をいれて仕事にとりかかるという方法です。

会社にいる時も、ずっと仕事に集中しているわけではありません。コーヒーやお茶などを飲んで休憩する時間も勤務時間としているのですから、テレワークでも同様のことが認められます。

中には、「家のことをやりながら仕事をする」という人もいると思いますが、これこそテレワークの利点であると感じます。

筆者も子供を室内アスレチックなどに連れて行って、遊んでいるのを見ながら原稿を書いていた時期もありました。その際には、子供が遊んでいる間に原稿を仕上げようとするので集中力が高まります。

その後は休憩を入れることで、メリハリもつきます。

家の中でも仕事をする場所を選ぶ

さすがにCOVID-19のテレワークで子供を室内アスレチックで遊ばせながら仕事をする、というのは難しいかもしれません。

このような場合は、家の中でも仕事に集中できる空間を作る必要があります。

リビングで常にテレビがついているのであれば、仕事に集中する時間だけ別室に行く、またはテレビを消すなどの工夫が必要です。

家を仕事場にしている自営業の人などでも仕事場を家の中に作っています。これと同じように家の中で仕事に集中できる空間を作るようにしましょう。

「ながら仕事」が良い効果を生むクリエイティブ職

設計職などの、なにか考えなければならないクリエイティブ職にこそテレワークを続けてほしいと考えます。

テレワークでは、どうしても家事などをしながら仕事をすることになってしまうことが多いです。

しかし、別のことをしながらの仕事がいい効果を発揮することもよくあります。

別のことを考えていた後に仕事のことを考えると、今まで思いもつかなかったアイデアが浮かぶこともよくあります。

こうした頭の切り替えができるのが、テレワークのメリットではないでしょうか。

固定観念を捨て、仕事に対する取り組み方を問う

テレワークは、今までのように会社に行く必要がありません。家にいれば手を抜くんじゃないかと思う人も多いと思います。

「会社は仕事をするところ、家は休むところ」という固定観念があるから、こうした考えになってしまう人が多いのではないかと思います。

こうした固定観念をすべて取り去って考えると、結局のところ仕事はその形態を問わず、成果を挙げていればいいということになります。

テレワークのデメリットは、評価制度の話にもつながってきますが、部下が会社に来ていないと何をしているのかわからない、という「管理者側の不安」が大きいのではないかと思います。

そのためには、やはり家でも会社でも同じように成果を挙げられることをアピールする必要があります。「家にいても休んでいるわけではない」ということを理解してもらうことで、信頼関係を築くこともできます。

COVID-19によるテレワークで、こうした従来型の固定観念が取り除かれていくことが自由な働き方の第一歩になるのではないかと考えます。

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