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妊婦になったことで姑が豹変「これ、食べてね」気づかいという名の干渉

LIMO / 2020年4月23日 20時15分

妊婦になったことで姑が豹変「これ、食べてね」気づかいという名の干渉

妊婦になったことで姑が豹変「これ、食べてね」気づかいという名の干渉

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で先行き不透明な中、妊娠中のプレママは不安な日々を過ごしていると思います。その不安に追い打ちをかける存在になりうるのが、孫ができると豹変する「姑」です。

妊娠前はうまくいっていた嫁姑関係も、孫ができたとたん関係性がかわることが結構多いのです。そのひとりであるAさんのエピソードをご紹介します。

旅行に行って子宝を

Aさん夫妻は結婚して3年目です。結婚したあと2年間は夫婦の時間を楽しみたかったので、子供は望みませんでした。夫婦の時間を楽しんだ後「そろそろ子どもが欲しいね」と旦那さんと合意。しかし、すぐには子宝に恵まれず、不妊治療を始めようと思っていました。そんな矢先、新婚旅行で行ったプーケットに再度行った際に子宝を授かったのです。

嫁が妊婦になったとたん…口うるさくなる姑

子供が欲しいと思い始めたタイミングと同時期に姑と同居をはじめたAさん。姑は気を遣って「子供はまだ?」という類の発言はしないでいてくれました。そんな姑に妊娠を告げると「そうだったの!よかったわね」と涙ぐんで喜んでくれました。「あ、このお義母さんならうまくやっていけるかも」と思っていたのですが、豹変をしたのはその後です。

姑が妊婦検診に「一緒について行く」と言うのです。Aさんは「お義母さんも一緒に妊娠・出産というイベントを楽しみたいんだな」と解釈しましたが、検診時には「順調なのでしょうか?」「お酒は一滴も飲んじゃいけないんですよね?」など先生に質問攻めで、まるで自分が攻められているような気がしたとAさんは振り返ります。

Aさんが一番辛かったのは、食生活や生活習慣に関して干渉されたことです。もともと貧血気味だったAさんのために「プルーンがいいから」と1ケース購入して「食べてね」と良い方法のひとつとして渡してきました。Aさんは、一口食べるもどうしても口に合わずに、そのまま放置しました。すると姑が「全然減っていないじゃないの!」とチェックを入れてきます。Aさんは「お義母さん、申し訳ないのだけどちょっと味が好みじゃなくて…」と正直に話すと「あなたとおなかの赤ちゃんのためにと思って買ったのに…少しくらいまずくても我慢して食べるのが母親でしょう!」と烈火のごとく怒り始めました。確かに健康のためにはいいのでしょうが、口に合わないものを無理して食べることは精神衛生上よくありません。

子供ができるまでは、同じ屋根の下に住むも比較的お互いに自由に過ごしていたのですが、プルーンの件をキッカケに一挙手一投足に口出しするようになってきました。

出産後、孫は心配するけど嫁のことは…

Aさんにはさらなる試練が待ち構えていました。子供が生まれた後です。出産後の入院している期間、姑は毎日夕方に見舞に来ます。孫の様子を「足が冷えてるじゃないの」などとチェックします。さらに、寝ている赤ちゃんの頬を撫で、姑は孫を起こしてしまわんばかりの構いようです。Aさんとしては「やっと寝たのに、起こさないで!」という思いでいっぱいでした。

また、Aさんの赤ちゃんは低体重児でおっぱいを飲む力が弱く、産院で指導されたペースでミルクやおっぱいが飲めませんでした。看護師さんに「もっとおっぱいの間隔をあけてね」と言われても新米ママのAさんは泣けばおっぱいを含ませてしまいます。言われたとおりにできない罪悪感で、Aさんはどうしたらいいか分からずに不安に押しつぶされそうだったそうです。そんな状況に追い打ちをかけるがごとく姑は「ちゃんとミルクとおっぱいは飲めているの?順調に体重は増えているの?」と毎日Aさんに聞いていたそうです。Aさんは訳もなく涙がこぼれ、産後うつになりかけたそうです。

また、Aさんは出産時に胎盤が子宮の中に残り産後の肥立ちが悪く、体調があまり思わしくありませんでした。退院後、里帰りするも横になっている時間が長かったそうです。姑は、そんなことはお構いなしで、ひたすら「孫が大丈夫か?」としつこいくらい聞いてきます。実家での里帰りを終え家に帰る際、姑と一つ屋根の下に暮らすのが怖くて抑えようと思っても涙が止まらなかったそうです。

自分のこと、世間体のことの方が大事!?

姑にとって孫は目に入れても痛くないほどかわいいものでしょう。しかし新米ママにとって妊娠も出産も初めてのことで不安ばかりなのです。そこへ孫ファーストの姑の介入があるとさらにストレスは倍増します。

その後、Aさんは二人の子供を産みました。Aさん曰く「妊婦さんは、自分と赤ちゃんのことだけを考えていてください。赤ちゃんがおなかの中にいる時も生まれてからもお母さんが気分よくいられることが赤ちゃんにとって一番いいことなんです」とのこと。

「孫がかわいい」いう気持ちばかりが先走り、嫁のことなど目に入らない姑は多いのです。また、自分のお友達や親せきに孫自慢をしたい姑が多いのも事実です。そんな孫ファーストの姑に言われたことはいちいち真に受けないで、聞き流したり、友達に適度に愚痴って自分の中にためないのが一番とAさん談です。

コロナ禍の中の妊婦さん・新米ママさんは普段よりストレスフルな状況です。自分を甘やかして気持ちを緩めることも赤ちゃんのためになる良い方法のひとつです。どうぞ無理をしないで過ごしてくださいね。

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