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中高生の「フリマアプリ」の使用増加、じつは危険な場合も。親が知っておくべき4つの注意点

LIMO / 2020年4月25日 20時45分

中高生の「フリマアプリ」の使用増加、じつは危険な場合も。親が知っておくべき4つの注意点

中高生の「フリマアプリ」の使用増加、じつは危険な場合も。親が知っておくべき4つの注意点

年度が変わり、進級や進学をきっかけに子どもにスマートフォン(スマホ)を持たせることも少なくありません。また新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響で、学校が休校になっている子どもも少なくありません。スマホを触る機会は増加傾向にあります。

でもスマホによるトラブルも心配ですよね。中高生のSNSでのトラブルもありますが、実はフリマアプリでも注意しなければならないことがあります。中高生は大人が思っている以上にフリマを活用しているのです。

中高生のフリマアプリ経験者は4割以上

内閣府の「平成30年度(2018年度)青少年のインターネット利用環境実態調査(https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h30/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf)」によると、2018年時点で中学生の78.0%、高校生の99.4%が自分専用のスマホを所有していることがわかりました。

これだけの人がスマホを持っているのだから、やはりトラブルは心配になるでしょう。また㈱NTTドコモが「中高生のスマートフォン事情(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000031650.html)」をテーマとして、全国の13歳〜18歳までのスマホユーザー200人を対象に調査をしています。

フリマアプリの利用に関しては、4割以上が商品の購入の経験があることがわかりました。また約3人に1人がフリマアプリで商品を売ってお小遣いを稼いでいます。

フリマアプリ浸透の背景にはフリマアプリへの「参加のハードルの低さ」があります。基本的には親(親権者)の承諾があれば登録ができますし、登録作業自体もとても簡単です。加えてフリマアプリには見逃せない利用メリットもあるのです。

中高生からみたフリマアプリの魅力

中高生がフリマアプリを利用するのはなぜなのでしょうか。理由は大きく3つあると筆者は考えています。

物を安く買える

フリマアプリには中古品も出品されていて、通常の価格よりも安く売られている物がたくさんあります。お小遣い制の中高生の場合、少しでも節約するためにフリマアプリで安く買おうと考えるのは自然なことでしょう。

どうしても手に入れたい物を購入できる

地域限定や数量限定の物が買えるのも、フリマアプリの魅力の1つです。例えばコンサートに行かないと買えないファングッズもあるでしょう。また企業とのコラボ商品など数が限られている物もあります。

そういったレアな商品を探す楽しさ、そしてゲットできる喜びがフリマアプリにはあるのだと思っています。

不用品を売ってお小遣い稼ぎができる

洋服やバッグなど使わなくなった物を売ることで、お小遣いを得られることも少なくありません。先ほどの調査でも約3人に1人が商品を売った経験があることがわかっています。使わなくなった物をそのまま保管するのではなく、早めに売ってお金を得る。そしてそのお金で違う物を買うという流れができていると思われます。

中高生だからこそ気をつけたい4つのポイント

着画を載せるのは危険

フリマアプリで物を売ろうとするとき、真っ先に思い浮かぶのは洋服ではないでしょうか。それを売る場合写真がとても重要なのですが、自分が着用している写真を載せてしまうのは危険です。

いくら顔を隠したとしても体型がわかってしまい、いかがわしい目的で買うユーザーがいるかもしれません。直接的な被害はないかもしれませんが、気持ちの上では抵抗がありますよね。どこの誰が買うのかわからないと言うことを踏まえて、出品する必要があります。

トラブルがあっても強く言えない

フリマアプリで出品した商品にクレームがあったり、思わぬ言いがかりを付けられたとき、対処の仕方がわからないことがあるかもしれません。

例えば洋服のサイズが合わないから返品したいというのは、購入者の方の身勝手な要求なので、本来であれば返品をする必要はありません。でも対処の仕方がわからないと購入者の言いなりになってしまう可能性もあるでしょう。事前にトラブルの事例や対処法をしっかり調べておくと安心できそうです。

販売してはいけない物を売ってしまう

各フリマアプリでは出品禁止物や禁止行為が決められていますが、それを確認しないと出品してはいけない物を出してしまうこともあります。

例えば進学したときには、前の学校で使っていた制服などの不用品が発生します。しかしこれは出品禁止物です。禁止されている物を出品してしまうと削除の対象になりますし、何度も出品するとアカウント停止のペナルティーを受けることもあります。

万が一の時にどこに相談すればいいのか確認しておく

先ほども書いたように、フリマアプリではトラブルが起こる可能性はゼロではありません。万が一トラブルに巻き込まれた場合には、1人で悩んだりせずに事務局やサポートセンターに連絡をしましょう。

できるだけ詳しく状況を説明して、事務局からの指示を待つのが賢明です。むしろそのための事務局やサポートセンターだと思って、些細なことでも相談するように心がけましょう。

フリマアプリを禁止するのではなく「正しく使う」

中高生のフリアアプリの利用は、今後も増えていくと筆者は考えています。自分にとっての不用品がお金に換わるのだから、ちょっとしたお小遣い稼ぎの場として考える人も増え続けるでしょう。

そうなると親としてはトラブルが心配になりますが、禁止するのではなく正しく使うように教えることが大切ではないでしょうか。フリマアプリは正しく、適切に使えば生活のインフラになる可能性もあります。これを機会に、親子でフリアアプリについて話したり、実際に出品をしてみるのもいいかもしれませんね。

【参考】
「平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h30/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf)」内閣府
「中高生のスマートフォン事情(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000031650.html)」NTTドコモ調べ

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