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除菌特需が続く小林製薬が上場来高値更新! 日経平均株価は反落

LIMO / 2020年4月27日 7時20分

除菌特需が続く小林製薬が上場来高値更新! 日経平均株価は反落

除菌特需が続く小林製薬が上場来高値更新! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2020年4月24日

株式市場の振り返り-目立った材料に欠ける中で日経平均株価は反落、TOPIXも反落

2020年4月24日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 19,262円(▲167円、▲0.9%) 反落

TOPIX 1,421.2(▲4.6、▲0.3%) 反落

東証マザーズ株価指数 742.6(+4.1、+0.6%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:887、値下がり銘柄数:1,201、変わらず:81

値上がり業種数:6、値下がり業種数:27

年初来高値更新銘柄数:23、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は13億2,710万株、売買代金は2兆733億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、目立ったニュースもなかったことで模様眺めムードが継続しました。売買代金は前日より増えたものの、かろうじて2兆円台回復に止まっている状況です。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移し、反落となりました。取引時間の高値は19,352円(▲77円)、安値は19,175円(▲254円)となり、値幅(高値と安値の差)は約177円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は9日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,525万株、売買代金1,840億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。個人投資家の資金流入が続き、売買代金は9日連続で1,000億円を超え、今年2番目の記録です。

また、株価指数も小幅上昇ながら続伸となり、大型株式市場と好対照の結果となりました。

前日に決算発表のオムロンが+8%高に迫る急騰、東京エレクトロンは5日続落

個別銘柄では、半導体関連を中心としたハイテク株の下落が目立ち、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)などが大幅安となり、東京エレクトロン(8035)は5日続落となりました。

また、前日に行ったQ1決算発表で通期業績予想を取り下げて「未定」としたキヤノン(7751)も下落しています。さらに、機械株では半導体向け設備投資関連のディスコ(6146)が一時▲6%安に迫る急落となりました。

その他では、輸送関連株も売りに押され、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が揃って大幅下落となり、東日本旅客鉄道(9020)や東海旅客鉄道(9022)などJR株も軒並み安く推移しています。

なお、4月25日は、15年前に西日本旅客鉄道(9021)がJR福知山線脱線事故を起こした日です。改めて亡くなられた多数の方々のご冥福をお祈りし、JRを始めとする輸送関連業各社に安全運転の徹底をお願いしたいと思います。

一方、前日に決算発表を行ったオムロン(6645)は通期予想を「未定」としたものの、買戻しが進み+8%高に迫る急騰となりました。

また、医薬品株も総じて堅調に推移し、中外製薬(4519)が大きく値を上げ、除菌関連商品の特需を背景に株価上昇が続く小林製薬(4967)は上場来高値を更新しています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に続き医療バイオ関連株の一角が物色され、アンジェス(4563)は連日の年初来高値更新となりました。

小林製薬の過去3カ月の株価推移

(/mwimgs/f/0/-/img_f03445006b20a3577be55e06e748f38f117939.jpg)

拡大する(/mwimgs/f/0/-/img_f03445006b20a3577be55e06e748f38f117939.jpg)

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