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自粛中の今だからこそ注意したい「スーパーでの問題行動」

LIMO / 2020年4月28日 10時15分

自粛中の今だからこそ注意したい「スーパーでの問題行動」

自粛中の今だからこそ注意したい「スーパーでの問題行動」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、東京都の小池知事が会見で「買い物を3日に1回程度」に控えるよう呼びかけ、話題となりましたが、不要不急の外出自粛が求められている今、「スーパーでのお買い物が唯一のお出掛け」という方も多いのではないでしょうか。

オール日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会でも、「過熱報道を控えた冷静な行動」「お店の営業継続のご理解」「皆様にとってのお店の安心・安全確保」と、3つの呼びかけを行っています。

だからこそ、農林水産省、経済産業省、消費者庁の3庁が「買い物時におけるいわゆる「3密」状態を避けるよう呼びかけている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症対策(http://www.ajs.gr.jp/upimages/pdf/518_1.pdf)」のように、「家族総出」ではなく最低限の人数で来店するなど、一人ひとりがマナーを守り、気持ちよく買い物ができるように心がけたいところです。

そこで今回は、スーパーで見かけた問題行動をピックアップしながら、スーパーでのマナーについて改めて考えてみたいと思います。

会計中の人の真横(真後ろ)に立つ

・「まだ自分がレジを通してもらっている最中なのに、次のレジ待ちの人がピタッと横に並んでくる時ありますよね…。財布の中を覗かれるんじゃないかと思うし、不快です」

現在多くのスーパーでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止の観点から、レジ前の床にテープを貼るなど、ソーシャルディスタンスを確保するための対策がとられています。しかし、ほんの1~2カ月前まで、このような状況に遭遇することは珍しくありませんでしたよね。

「パーソナルスペースが狭い」「急いでいる」など理由はそれぞれあるにせよ、不快に感じる人が多いのは事実。せめて手が届かない程度には距離をあけて欲しいところです。

サッカー台に子どもを座らせる

・「お子さん連れでたまに見掛けるのが、サッカー台に子どもを座らせている人。いくら小さい子どもとはいえ、食べ物などを置く場所なのに、ありえないです」

サッカー台は購入した商品を持ち帰るために袋詰めをする「荷造りのための作業台」です。いかなる理由であっても決して子ども座らせるところではありません。もちろん大人もまた然り。
「ベビーシートのあるカートに座らせる」「一旦スマホを見せて落ち着かせる」など、グズる子どもには「サッカー台に座らせる」以外の方法で対処しましょう。

食品トレーを捨てて帰る

・「会計が終わってから、サッカー台でお肉やお魚をそのままかぶせてあったラップに包んで、トレーはゴミ箱に捨てて帰っている人をよく見ます。あれってアリなんですか?」

購入した食品を袋詰めやラップに包むなどし、入っていたトレーを捨てて帰る通称「くるりポイ」。その背景には「荷物がかさばるから」「持ち帰ってからリサイクルに出す手間を省きたい」など、様々な理由があるようです。しかし、店側が専用のごみ箱を設置していないケースでは、汚れたトレーを処分する作業が従業員の負担になったり、トレーに付着したドリップが悪臭を放つなど衛生面で問題が生じることも。

真空パックでの販売など、店側の対策も求められますが、購入者側が「迷惑行為になっていないか」という視点を持つことも必要といえるでしょう。

違う棚に商品を放置する

・「お菓子売り場に野菜がドーンって置いてあったり、レジ前の棚に全然違う商品が置いてあったりするの、時々ありますよね。あれって嫌がらせか何かなんでしょうか?」

全く違うコーナーの商品が陳列棚に置かれている…しばしばスーパーで見掛ける光景ではないでしょうか。「別の商品の方がよくなった」「棚に戻す時間がなくて」といった理由があるのかもしれませんが、特に温度管理が必要な生鮮品などは、違う棚に置かれた時点で即廃棄となる可能性があり、店側にとっては大迷惑な行為です。

購入しないのであれば元の場所に戻すのが当然のマナーですが、何らかの理由で元に戻すことがどうしても難しい場合は、決して放置せず従業員の方に声を掛けるべきでしょう。
また、商品が傷んでいる可能性もあるので、放置されているものを見掛けた場合にも従業員の方に声を掛けましょう。

買い物カートのカゴを載せる部分に子供を乗せる

・「大きめの買い物カートで、カゴを載せるところに子どもを乗せている人。ホームセンターにペットを乗せるカートがあったりするけど、そんな感じで子どもを乗せている」

買い物カートは本来購入する商品や購入した商品を運ぶためのものであり、子どもを乗せるための座席があるものと、そうでないものがあります。ショッピングカートの誤った使い方は思わぬ事故に繋がることがあり、国民生活センターからも「幼児用座席のないショッピングカートに子どもを乗せてはいけません(http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support110.html)」といったアドバイスがされています。子どもの安全を守るためにも、正しい使い方をしましょう。

陳列棚の前や通路で話し込む

・「陳列棚の前で話し込んでいる人。買いたいものがある時、一応気を遣って近くでしばらく待ってみますが、そういう人に限って全くこちらの存在に気付かないという…(笑)」

お買い物中に知人にバッタリ遭遇…スーパーではよくあることですが、陳列棚の前や通路を塞いでのお喋りは、時として他の方の迷惑になっていることも。買い物が終わってから邪魔にならない場所で話す、あとでメールやLINEをするなど、別の方法を考えましょう。

また、買い物カートやベビーカーをぴったりと陳列棚にくっつけてじっくり商品を選ぶ…といった行為も「商品が見えない」「商品が取れない」など、他の方の邪魔になっていることがあるため、周囲に気を配りましょう。

まとめ

外出自粛の意識が高まる今、スーパーでのお買い物がささやかな楽しみとなっている方も少なくないのではないでしょうか。折角の限られた時間にお互いがいらぬストレスを感じぬよう、また、感染リスクに晒されながらも勤務を続ける従業員の方たちの負担を少しでも軽減するためにも、マナーを意識したお買い物を心がけたいですね。

参照:
オール日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会「新型コロナウイルス報道に関するお願い(http://www.ajs.gr.jp/upimages/pdf/518_1.pdf)」
農林水産省・経済産業省・消費者庁「「密」を避けて 気持ちよく買物 をしていただく ために(https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/0422yoboposter.pdf)」
独立行政法人国民生活センター「ショッピングカートからの転落に注意!(http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support110.html)」

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