カリスマブロガーの“信者ママ”にご用心! 信じるのは「近くの友より遠くの他人」!?
LIMO / 2020年5月5日 10時0分
![カリスマブロガーの“信者ママ”にご用心! 信じるのは「近くの友より遠くの他人」!?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_17129_0-small.jpg)
カリスマブロガーの“信者ママ”にご用心! 信じるのは「近くの友より遠くの他人」!?
「遠くの親戚よりも近くの他人」という言葉はよく耳にします。特に子育て中は近くのママ友や地域の子育て支援に幾度となく助けられ、その言葉を実感することが多々あった…という方も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で「近くの友より遠くの他人」と言わんばかりに、見ず知らずの人のSNSやブログを妄信してしまうママも少なくないようです。今回はそんなママに振り回された方たちの嘆きをご紹介しましょう。
二言目には「ブログに書いてたから」
Aさんは、3歳の女の子のママ。週に1回ママ友サークルで集まり、公園で遊んだり地域の集会所を借りてランチ会を行ったりしています。ママ友サークルでの活動が何よりの楽しみだったAさんですが、最近ママ友サークルに暗雲が立ち込めているそう。
「実は、サークルメンバーのひとりが、とあるブログの影響を受けまくっていて…」
そのブログは「手作り推奨」のブログ。子どもの毎日のご飯はもちろん、おやつや着るもの、おもちゃにいたるまで手作りを推奨している内容なのだそう。
「確かに、手作りのほうが母親の愛情がこもっているし子どももうれしい、その意見もよくわかるんですが。自分が取り入れるだけならまだしも、サークルメンバーにも『手作り』を推奨しはじめて…」
メンバーのひとりが市販のお菓子を子どもにあげたら「手作りのほうが美味しいよ! 今度ブログに載ってた簡単なクッキーの作り方のURL送ってあげるよ」。サークルでイベントをしようとしたら「イベントに使うものはみんなで手分けして作りましょう! そのほうが思い出に残るってブログに書いてた!」
一事が万事この調子で、他のメンバーはほとほと困り果てているのだそう。
「たまりかねて『みんなが無理せず楽しめるイベントにしたいから、100均とかで買えるものは買ったほうがいいよ』『市販のお菓子でも美味しいものあるし、たくさんあげすぎなければいいと思うよ』と言っても聞く耳持たず。この間はたまりかねたメンバーが『じゃあそのブログの人と遊んでいなさいよ!』と言って、あわや一触即発でした」
「その人ひとりのせいでサークルが憂鬱に…。でもその人の子どもはとてもいい子だし、みんなと仲良しだから、子どものことを思うと『もう来ないで』とは言いにくい…」と、みんなで頭を悩ませていると話すAさんでした。
医者よりもインフルエンサーを信じるママ
幼稚園年長の男の子のママ、Bさんの悩みの種はなんと実の妹。Bさんの妹は1歳の女の子のママなのですが、最近「脱予防接種、脱ステロイド」をことあるごとにBさんに訴えてくるのだそうです。
「きっかけはSNS。妹はとあるユーザーのフォロワーなんです。その人は妹と同じ1歳の女の子のママ。とってもおしゃれなその人の大ファンだった妹は、いつもその方の親子コーデやインテリアを参考にしていました」
Bさんの妹のような熱狂的フォロワーをもつそのユーザーは、ちょっとしたインフルエンサー。そんな彼女がある日「私は予防接種はさせません」という内容の投稿をしたのだとか。
「それは彼女の自由ですから、とやかく言うつもりはありません。しかし、妹がすっかり感化されてしまって…。LINEでしょっちゅう、いかにステロイドやワクチンが体に良くないかを切々と語り、姪っ子に予防接種を受けさせないばかりか、私にも『今すぐやめるように』と忠告してくるんです」
「必要なワクチンは打っておかないと、幼稚園が始まったときに周りに迷惑をかけるかもしれないんだよ!と言っても効果なし…」とため息交じりに語るBさん。「もし、妹が面倒くさいとか時間がないとか、そんな理由で予防接種を受けさせないんだったら、まだ説得も簡単だったと思うんですね。私や母が代わりに連れて行ってあげることもできるし」
でもBさんの妹は、予防接種を打たないのが「子どものため」と信じて疑わないので、話は厄介なことに。
「自分は子どものためになることをしているんだ、予防接種を打たないことは良いことなんだ、と信じているからタチが悪い。もう最近では、そのSNSユーザーに対しても怒りを覚えてしまうくらいです。中途半端な知識で自分の偏った考えを大々的に発信しないでもらいたい、って」
共感できるから正しい!とは限らない
SNSが広く普及している今、世の中はさまざまな情報であふれています。「この人の投稿、素敵だな」「この人、なんとなく私の『こうだったらいいな』っていう思いを言葉にしてくれている気がする」という理由で、裏付けのない事実を安易に信じてしまうのは非常に危険です。
確かにSNSやネットは情報収集にとても便利。しかし、まずは「その情報は本当に正しいのか」「その情報は私や周りの人に本当に有益なのか」と疑ってかかることも必要なのではないでしょうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
休養中のJuice=Juice入江里咲 リーダー段原瑠々に感謝「ふたりでいっぱいお話しもして」
東スポWEB / 2024年7月22日 22時56分
-
別荘の夜に美人のママ友と夫の間で何があった…?「旦那が100%悪い」夫へのコメント殺到
Woman.excite / 2024年7月21日 16時0分
-
「あなた専属のベビーシッターじゃない!」子どもの年齢が近いだけで親しくなった「ママ友」は、本当に友達なのか?
OTONA SALONE / 2024年7月16日 19時30分
-
「社会保険料が大変なことに」で大炎上! 些細な愚痴がママ友LINEグループで攻撃の対象に
オールアバウト / 2024年7月7日 22時5分
-
「私はあなたの味方」浮気現場を見たという夫の女友達の話は本当? 読者「マインドコントロールの始まり」
Woman.excite / 2024年7月7日 16時0分
ランキング
-
1「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
2エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
-
3「1人で食事が常態化」現役世代の孤食という問題 コミュニティーディナーを始めた会社の意図
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 14時0分
-
4「大谷翔平の新居バレ報道」は誰の責任なのか…アナウンサーに「謝罪係」を背負わせるテレビ局の特殊体質
プレジデントオンライン / 2024年7月25日 10時30分
-
5日銀の利上げで今後の住宅ローン金利は上昇傾向へ、それでも「変動金利」が有利な理由
マイナビニュース / 2024年7月29日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)