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夫婦といえど、人対人。夫婦喧嘩で「決してやってはいけないこと」

LIMO / 2020年5月4日 6時0分

夫婦といえど、人対人。夫婦喧嘩で「決してやってはいけないこと」

夫婦といえど、人対人。夫婦喧嘩で「決してやってはいけないこと」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止に伴う外出自粛により、夫婦で顔を合わせる時間が増え、つい些細なことから口論になっていませんか?しかし、夫婦喧嘩が度重なるとお互いの心的ダメージはもとより、子どもの脳にも影響を及ぼすおそれがあるということが、NHK クローズアップ現代の「夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?(http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4078/)」でも取り上げられました。そこで今回は、夫婦喧嘩で「決してやってはいけないこと」についてご紹介します。

夫婦喧嘩勃発!その原因とは

喧嘩勃発の原因はさまざま。やはり夫婦とはいえ、価値観や優先順位などに相違があるため、それが意見の食い違いとなり、喧嘩に発展してしまうのかもしれませんね。以下に実例を挙げます。

子育て・家事への意識の違い

「我が家は共働き。子育てや家事だって分担したいのに、休日の夫は私にばかり押し付けて自分はゴロゴロ。文句を言うと、“それはお前の役割だ”の一点張り。私だって疲れているのに」(KI 35歳)

金銭感覚の違い

「家計に無理のない範囲でたまにはプチ贅沢なものを買いたくても、すぐに“そんなもの買ってもしかたない、もっと安いのがあるだろう”とケチる夫。かと思うと自分の趣味には結構お金をかけて、ストレスがたまる」(NM 42歳)

言葉使い

「夫はいつも私に“おい、~しろよ”と上から目線な言葉を使う。挙句の果てには“だからお前はだめなんだ”。バカにされているようで私もついつい言い返してしまう」(TS 32歳)

コミュニケ―ション

「仕事で遅くなるときは連絡して、と何度いってもダメ。夫いわく“仕事中にいちいち家に連絡なんて入れていられない”だそう。でも、夕食の準備をするこちらの身にもなってほしい。必要なコミュニケーションをとってくれず、イライラ」(JG 29歳)

夫婦喧嘩といえども「やってはいけないこと」がある

“喧嘩するほど仲がいい”程度ならよいのですが、やはり夫婦喧嘩には「これだけは決してやっては(いっては)いけない」というタブーがあります。このタブーを侵してしまうと、修復できない深刻な状態を引き起こしかねません。

相手の親をおとしめる

「育ちを疑う」「あの親にしてこの子あり」といった暴言、つまり親をけなされることは子として心的ダメージが強く、また、自分自身も同時に強く否定されたような気持ちになります。

本題から脱線した“蒸し返し”

喧嘩しているうちに気持ちが激高すると、つい「そういえばこの間もこんなことあったよね」と本題から脱線した“蒸し返し”をしてしまうことがあります。これでは現在の感情に加えてさらに過去の不快な感情を増幅させてしまうため、喧嘩がますますこじれてしまうでしょう。

相手の容姿や性格を否定する

自力ではどうにもならない外見的特徴(体型や髪、顔の造作など)を攻撃するのは相手を深く傷つけます。また、「いい年してこんな趣味、ばかみたい」といった性格や趣向を否定することも同様です。

相手の収入や仕事について否定する

例えば妻が夫に「こんな安月給じゃやっていけないわよ」、夫が妻に「相変わらずお前のメシはまずいな」といった言葉。自分の仕事をけなされると、プライドを大きく傷つけられる人がほとんどです。これは能力が低いといわれているのと同様の意味を持つため、立ち直れなくなる人もいるようです。

「雨降って地固まる」にするための仲直り方法とは

お互いを大切に思い合っていても、夫婦喧嘩は起こりうるもの。これはそれぞれが違う人格を持っているのですから、仕方のないことなのでしょう。大切なのは、その喧嘩を乗り越え、よりよい信頼関係が築けるかどうかですね。そこで、この項では実例を挙げながら仲直りの方法をご紹介します。

おいしいものを食べる

「喧嘩で後悔した私は夫の好きな中華まんを買ってきて、そっとテーブルに。“これ食べようよ”の一言で夫も“うん”と穏やかな表情になった。単純な手段だけど、おいしいものを共有するのは結構効果的だと思う。」(KA 32歳)

相手が自分にしてくれたことを思い出す

「これまで夫が自分にしてくれた優しいことを思い出す。そうすると、許そうという気持ちが起きやすい」(UT 48歳)

文章で伝える

「どうしても譲れないことを口頭で伝えようとすると、またトゲトゲしい口調になってしまうこともあるため、やわらかなトーンの文章の手紙にして渡す。文章を書いているうちに自分自身も頭が整理されて、冷静になれた」(NB 30歳)

普段どおりの態度をとる

「喧嘩した翌朝、いつものように朝食を作り、いつものように“おはよう”と。最初はぎこちない夫も、家を出るころには普段どおりの笑顔になっていた」(RK 29歳)

仲直り法のポイントは、「相手のことを今一度思いやる」ことにあるのかもしれませんね。

あなたと家族が笑顔でいられるように

夫婦喧嘩は、ときに子どもにまで悪影響を及ぼす毒にもなり、反対にお互いの絆を深める薬にもなるものといえますね。あなたが我慢を強いられてばかりでもいけないし、自分の要求ばかりを押し通そうとしてもいけません。夫婦は対等であるのが理想といえるのなら、「自分の要望やお願いを伝えるのはよいが、相手を根本から変えようと思ってはいけない」というのが鉄則なのかもしれません。

ときには人生の先輩のアドバイスをもらったり、ママ友に愚痴を聞いてもらったりしながら、あなたと家族が笑顔でいられるよう、日々を過ごしたいものですね。


【参照】
「夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?(http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4078/)」「NHK クローズアップ現代」

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