毎日のごはん作りに疲弊…外出自粛中のママを助ける「簡単手抜きごはん」
LIMO / 2020年5月5日 20時15分
毎日のごはん作りに疲弊…外出自粛中のママを助ける「簡単手抜きごはん」
外出自粛期間が長くなり、毎日3食のごはんを作るママたちの負担は日に日に増しています。メニューのマンネリ化や作ること自体が面倒に感じられるなど、さまざまな壁に突き当たっている人も少なくないでしょう。料理が好きなママや、仕事と両立しているママはどんな工夫をしているのでしょうか。
専業ママのほうが食事に手を抜けないと思っている?
株式会社ジェイアール東日本企画/イマドキファミリー研究プロジェクトと雑誌『オレンジページ』が「子供をもつ25~49歳の女性978人」を対象に2018年に共同調査した『イマドキ家族の食事に関する共同研究(https://www.jeki.co.jp/field/imafami/pdf/201811.pdf)』によると、「美味しければ調理方法は簡便でも良い」と考えるママたちは、共働きママ・専業ママのどちらも9割近くを占めるそうです。
一方で、「家族に食事作りに手を抜いていると思われたくない」という項目では、専業ママのほうが共働きママよりも5ポイント程度高い傾向が表れています。
しかし、休校期間も長期にわたり、夫のテレワークも導入されている今、家族の食事を毎食作るのは疲労感も出てしまうもの。適度に手を抜いていくことも必要なことではないでしょうか。
作る手間・片付ける手間を省く「簡単ごはん」
共働きママの工夫をみてみると、「多くの品数を必要としない」「調理時間が短い」メニューを取り入れる頻度が高いようです。子供に人気のあるカレーやシチューをはじめ、麺類や丼ものも人気です。ママたちの声を聞いてみましょう。
「我が家の定番はうどん。ほぼ毎日、お昼に出していますね。おつゆは市販の素を使いますが、スープの素を利用することも。わかめスープやサンラータンなど味を変えることで、マンネリしないようにしています」(Aさん・1児のママ)
「スーパーの総菜を利用する頻度が減ったぶん、冷凍食品をよく使うようになりました。電子レンジだけ、フライパンだけといった手順の少なさはもちろん、後片付けも手間になりません。時短で美味しい料理が食べられていうことないですよね」(Nさん・2児のママ)
「我が家は手軽にできる手巻きずしをよくやります。酢飯を用意して、あとは具材を切っておくだけ。たまごやきゅうりなど低価格な具材は、子供が好きなので量多めですね。余った具材は次の日ちらし寿司に」(Fさん・2児のママ)
作るのに手間のかからないメニューを積極的に導入しているという声が多く聞かれました。もちろん、準備だけではなく後片付けの簡単さも大切なポイント。冷凍や市販の素も活用して、負担をかけないように工夫している様子がみてとれますね。
いつものごはんも「一工夫」で子どもウケ抜群に
自粛期間が長くなると、どう工夫してもメニューがマンネリしがち。そこでSNSを中心に人気を集めているのが「おうちピクニック」。部屋の中にテントをはったり、ベランダでキャンプごっこをしたりすることで、気分のリフレッシュができるのだとか。
「おうちに簡易テントをつくり、子供の秘密基地に。テントの中でおにぎりを作って食べるだけでも、とても楽しいみたいですよ」(Kさん・2児のママ)
「窓を開け放っているので、夜も電気をつけずに間接照明だけにしてみました。『おうちキャンプ』といって、アウトドアっぽくごはんもワンプレートに。お肉を焼いてサラダを添えただけの簡単ごはんでも、子供たちは大喜び」(Eさん・2児のママ)
「いつもダイニングテーブルで食事をしていますが、小さな折り畳みテーブルを使って食べる場所を変えてみたら…子供たちが大興奮!『今日は子ども部屋で食べます!きれいにお片付けしてください!』というとあっという間に片付けてくれました。食事のメニューはいつもと変わらないんですけどね」(Mさん・3児のママ)
食事するシーンをちょっと演出するだけで、いつもより手抜きしたごはんもなんだか特別な印象になるようですね。おうちで過ごす時間が長い今だからこそ、こういった工夫も必要になってくるのかもしれません。
冷凍食品・レトルト食品・おかずの素…便利なアイテムはどんどん使って
先述した『イマドキ家族の食事に関する共同研究』によると、共働きママのなかでも「おかずの素」や「レトルト食品」をよく使用するママほど、「料理が好き」と回答する傾向が高いのだそうです。
「時間をかけず手軽に、美味しい料理が作れる」という達成感が、料理に対する前向きな姿勢にもつながっているのかもしれません。
手間と時間をかけて作る料理はもちろん素晴らしいものです。しかし、小さな子供の育児やテレワークなどさまざまなことを抱えている今、誰しもが簡単にできることではないですよね。
冷凍食品やレトルト、おかずの素…食事作りをサポートするアイテムはどんどん進化を続けています。それらの力をうまく借りながら、家族みんなで負担のない食事作りをしていけるのが理想ですね。
【参照】
株式会社ジェイアール東日本企画/イマドキファミリー研究プロジェクト『イマドキ家族の食事に関する共同研究(https://www.jeki.co.jp/field/imafami/pdf/201811.pdf)』
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「献立を考えるのが本当にストレス!」とママ友に話したら、「冷蔵お惣菜のサブスク」を勧められました。でも、作るよりかなり高いですよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年9月6日 23時0分
-
杏さんとの初コラボ Kit Oisix5メニューが販売開始(9/12~) 第1弾は“杏さん家”のレバニラのたれを再現「豚肉とニラの手作り香味だれ炒め」
PR TIMES / 2024年9月5日 16時45分
-
職場に冷凍ごはんを持参していますが「300円」のおかずをコンビニで買っています。自作の冷凍おかずを持参したら、どれだけ節約になりますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月27日 4時0分
-
5児のママ・神社あゆさん初のレシピ本『子どもの「また食べたい!」が聞こえる リピート家族ごはん』が発売【Nadia Collection】
PR TIMES / 2024年8月26日 17時15分
-
ケンミン×石川県のソウルフード「とり野菜みそ」コラボ! ボリュームたっぷりのおかず焼ビーフン第2弾 野菜をたっぷり“摂る”「おかず焼ビーフン とり野菜みそ味」9月1日全国発売
PR TIMES / 2024年8月26日 11時45分
ランキング
-
1メルカリで「マイナス評価」が1つでもあったら売れなくなる? 購入を敬遠される可能性も……
オールアバウト / 2024年9月20日 20時40分
-
2東京都、018サポートで新たに134人への重複支給発覚 マイナ申請の照合設定に誤り
産経ニュース / 2024年9月20日 19時47分
-
3「ぜんたーい、止まれ!」その入場行進なんのため? 元体育主任が語る、運動会で廃止すべきこと3つ
オールアバウト / 2024年9月20日 20時35分
-
4「SHOGUN」エミー賞受賞を喜ぶ人と抵抗ある人 日本人がアメリカで最多受賞した本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
5「高齢者に炭水化物は毒」は大ウソである…長寿国では「パン、そば、うどん」をもりもり食べている事実
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 15時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください