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【検証】S&P500に長期つみたて投資で一体どれだけ資産が増えたか

LIMO / 2020年5月2日 19時30分

【検証】S&P500に長期つみたて投資で一体どれだけ資産が増えたか

【検証】S&P500に長期つみたて投資で一体どれだけ資産が増えたか

2020年4月末データをもとにアップデート

コロナショックで株式市場は大きく荒れましたが、米国株式市場は反転しつつあります。そこで今回は、あらためて米国株式指標を代表する株価指数であるS&P500に長期つみたて投資をしたらどの程度のパフォーマンスがでたのかや、年平均利回りが出たのかを検証してみたいと思います。

検証にあたっての前提

毎月月末にS&P500トータルリターン(配当込み等)の終値で一定額を投資

投資通貨は米ドルベース

毎月の投資の際に購入手数料はかからないものとする

投資信託やETFのような信託報酬もかからないものとする

検証の基準月は2020年4月末及び、基準株価はS&P500トータルリターンの株価指数

S&P500のつみたて投資の超過収益リターンと年平均リターン

では、S&P500の実績はどうだったのでしょうか。

ここでは、投資期間、(つみたて投資をしてきた)ポートフォリオの超過収益、また年平均リターンを順に記載。

32年 452% 5.5%
31年 403% 5.4%
30年 365% 5.3%
29年 327% 5.1%
28年 296% 5.0%
27年 267% 4.9%
26年 240% 4.8%
25年 213% 4.7%
24年 193% 4.6%
23年 179% 4.6%
22年 170% 4.6%
21年 165% 4.7%
20年 162% 4.9%

19年 160% 5.1%
18年 153% 5.3%
17年 141% 5.3%
16年 132% 5.4%
15年 124% 5.5%
14年 118% 5.7%
13年 112% 6.0%
12年 108% 6.3%
11年 93% 6.2%
10年 78% 5.9%

9年 65% 5.7%
8年 51% 5.3%
7年 39% 4.9%
6年 31% 4.6%
5年 25% 4.5%
4年 17% 3.9%
3年 9% 2.8%
2年 4% 1.8%
1年 -1% -0.8%

まとめにかえて

一言でいえば、安定のパフォーマンスのS&P500。ただし、直近4年間でみると年平均リターンは4%を下回る。

過去の年平均リターンを見ると、4%台から6%台であることを考えると、米国株の過去の上昇トレンドの勢いも落ちてきている可能性も視野に入れておくべきでしょう。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指す米国の若者も、最近の株価パフォーマンスには不満でしょうし、過去の株価パフォーマンスのトレンドが崩れれば、老後資金を取り崩す目線である「4%ルール」もより厳しい目でみざるを得なくなるともいえます。

引き続き、米国株、S&P500には注目です。

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