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「仲良し夫婦」はシェア率が高い!?「冷めた夫婦」新婚当初に戻れるのか

LIMO / 2020年5月6日 21時15分

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「仲良し夫婦」はシェア率が高い!?「冷めた夫婦」新婚当初に戻れるのか

自宅で過ごす時間が増えている今、「コロナ離婚」が話題になるなど、夫婦仲についてさまざまな声が聞こえてきます。しかし、明治安田生命保険相互会社が2019年10月に全国の20~79歳の既婚男女1,620人に実施した「いい夫婦(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2019/pdf/20191115_01.pdf)」のアンケートによると、4人に3人が「夫婦円満」であると回答しているそうです。

円満夫婦が実践している「秘訣」はいったいどのようなものなのでしょうか。そして、冷めた夫婦もそれを実践すれば新婚当初のような気持ちに戻れるのでしょうか?さまざまな夫婦の声を聞きながら、夫婦円満について考えてみました。

若年層ほど日用品の「シェア率」が高い傾向

株式会社プラネットが2019年11月に発表した「いい夫婦に関する意識調査(https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol121.html)」では、同居する配偶者・パートナーがいる2,522人から「夫婦で共用しているもの」について調査をとっています。

ここから見える面白い内容のひとつが、「バスタオル」「シャンプー類」「歯磨き粉」などの日用品や消耗品を、20代の若い世代ほど共用している率が高いという点。例えば「歯磨き粉・洗口液」は、20代での共用率は74.1%と高い比率ですが、40代で58%に減少、60代では42.3%と半分を切ってしまいます。

「歯ブラシ以外はシェアすることに抵抗がないです。夫の洋服を借りることもありますよ」(27歳・Iさん)

「シャンプーは別ブランドを使っています。髪悩みが違いますし、価格も私が使っているもののほうが高いので…一緒に使うのがもったいないんですよね」(43歳・Mさん)

この調査で「配偶者・パートナーであっても共用するのは抵抗がある」と回答した20代女性は36.1%でしたが、40代以降は4割を超し、年齢を重ねるにつれて抵抗感が高まることがみてとれます。もちろん加齢などにより求める使用感や効果に個人差が出るという面もありますが、「ハンドタオル」「爪切り」なども似たような比率となっているのは興味深いところです。

一方、日用品を共用する理由が「家族だから」と答えたのは70代が多かったのに対し、「香り・味の好みが同じだから」と答えたのは20代のほうが多数でした。趣味・嗜好の一致もシェア率に反映されているのかもしれませんね。

会話の時間が夫婦の絆を深める?

先述した明治安田生命のアンケートでは、夫婦円満の秘訣として「よく会話をする」が夫・妻側ともにトップを占め、全体でも66.4%が会話を重視しているそうです。「夫婦円満」と回答したグループの平日の会話時間が平均121分であるのに対し、「円満でない」と回答したグループは平均39分と、大きな差が出ているのも特徴です。

「我が家は夫婦で仕事を営んでいるので、必然的に会話量も多くなりますね。子供のことも話しますが、最近は好きなゲームのことで盛り上がることのほうが多いかもしれません。夫婦仲はとてもいいですよ」(38歳・Yさん)
「私はワンオペ育児。夫は帰ってきても疲れていてすぐ寝てしまい、ほとんど会話はありません。正直、離婚を考えることもあります…」(34歳・Sさん)

「夫とは年齢や趣味が全く違いますが、お互いの好みについてよく話をしています。へんなものを買ってくることもありますが、好きなことは理解しているので、今のところ黙って認めていますね」(29歳・Kさん)

会話は夫婦間のギャップを埋める手立てとしても重要だといえるのではないでしょうか。会話の次に重視されていることは「感謝の気持ちを忘れない」「相手を尊重・信頼する」と続きますが、どれも会話が必要不可欠なファクターですよね。

夫婦間のプレゼントで「愛情をカタチに」

また、言葉だけではなく「プレゼント」も夫婦仲に良い影響を与える面があるようです。

「我が家では誕生日プレゼントが大切。相手が好みそうなプレゼントを内緒で選びます。たとえその時期に喧嘩をしていても、プレゼントをスルーすることは許されません」(30歳・Tさん)

「夫に愛されていない気がしてネガティブになっていたのですが、結婚記念日に夫がサプライズプレゼントをくれました。悩んでいたことが恥ずかしくなりましたね」(37歳・Eさん)

先ほどのアンケートでも、プレゼントを年1回以上する夫婦は、していない夫婦に比べて「愛情を感じる」ことが30ポイント近くも優位になっています。言葉はもちろん、ときには愛情を目に見えるカタチにすることも、夫婦円満の大切なポイントといえるでしょう。

夫婦生活を漢字で表すと「忍」「楽」「和」

20代後半から40代は出産・子育て・仕事など、夫婦のライフステージが次々と変化する時期ともいえます。忙しさからすれ違いや会話の減少が続き、夫婦仲の不満につながることもあるかもしれません。アンケートでは、「夫婦生活を漢字で表すと」の質問に「忍」「楽」「和」があげられています。決して平坦な道ばかりではないようですが、結果として夫婦の絆が深まることにつながるのでしょう。

今、夫婦仲が冷え切っていると感じているなら、まずは意識的に夫婦で向き合う時間をつくったり、会話の機会を増やしたりすることで、景色が変わってくるかもしれませんよ。


【参照】
明治安田生命保険相互会社「いい夫婦の日(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2019/pdf/20191115_01.pdf)」に関するアンケート調査
株式会社プラネット「いい夫婦に関する意識調査(https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol121.html)」

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