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じつは裸足もキケン?車を運転するときに「履いてはいけない靴」とは

LIMO / 2020年5月6日 18時45分

じつは裸足もキケン?車を運転するときに「履いてはいけない靴」とは

じつは裸足もキケン?車を運転するときに「履いてはいけない靴」とは

お出かけするときは電車でも車でも関係なく、気にするのがファッション。とくに靴に関しては季節に合わせて選ぶのが楽しいですよね。

ですが、運転時に履くと危ない靴があるのはご存知でしょうか。今回は運転に適さない履物はどういったものか、どのような靴が運転に向いているのか、という点について解説します。

履いてはいけない靴とは

これからの時期は暖かくなってくる季節。涼しげなサンダルを履いてお出かけをするという方も多くなってきています。

じつは「サンダル履きでの運転は危険」ということを皆さんはご存知でしょうか。
サンダルはその形状にもよりますが、単に足につっかけているだけの状態のものもあり、運転時のとっさの行動をする際に的確な操作ができない可能性があります。

かかとまで固定できるタイプのサンダルであっても、ソール(靴底)の柔軟性に乏しいと操作に支障をきたす可能性もありますし、底が厚いと足の感覚をつかみにくいため運動靴を履いている状態と比べてアクセルやブレーキ操作に影響が出てしまう恐れがあります。

夏場だけではなく、冬場によく履くブーツも運転に支障をきたす場合があります。
女性の場合はヒールのある靴を履かれる方が多いですが、ヒールもまた確実な運転動作ができなくなってしまう場合もありますから適していません。

東京都道路交通規則(http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00002199.html#e000001033)の第8条2項では
「木製サンダル、げた等運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物をはいて車両等(軽車両を除く。)を運転しないこと。」
と記載されています。

底の厚いブーツやヒールに関する記載はされていませんが、事故が起きてしまった際にこれらを履いていた場合、靴が原因となる安全運転義務違反と判断されてしまう可能性もあるようです。

運転する際には運転に適した靴に履き替えるなど対策をし、事故を未然に防ぐようにしましょう。

裸足で運転するのも危険

「ブーツやヒール、サンダルがダメなら、靴を脱いで素足で運転すればいいのでは?」と思う人もいます。

素足は靴を履いているときよりもペダルの感覚がダイレクトに足に伝わってくるので、運転がしやすくなりますが、これもまた危ないのです。

靴は「足裏の保護」をする役目もあります。車内には、靴底に挟まった尖った小石などが落ちているかもしれません。車の操作をした際に、足の裏にこれらが刺さったら痛いですよね。

また、フルブレーキをしなければならない状況になった時、素足に相当の力がかかるため、思わぬ怪我に繋がるかもしれません。たとえ運転する距離が短距離や通いなれた道であっても、運転用の靴を履くことをおすすめします。

ヒールやブーツを履いていなくても、車内を土足禁止にしている人は裸足で運転する人が多いかと思います。こちらも事故やご自身の怪我に繋がってしまう恐れがあり、やはり危ないですので、多少面倒でも車内用で運転に適した靴を用意して履き替えるようにしましょう。

運転時に適した靴とは?

それでは運転に適した靴はどのような靴なのでしょうか。

本来であれば運転に適した機能や形を追求して作られたドライビングシューズ(かかとの形や靴底の薄さなどが適しているもの)を使用するのがベストですが、大半の人はそのような靴を持っていないでしょう。

ドライビングシューズまでとはいきませんが、日常で使用する靴の中では「ランニングシューズ」や「ウォーキングシューズ」のように軽くて歩きやすい靴が運転にも適しています。

まとめ

季節を問わずオシャレとして靴にこだわる、という方も多いと思います。
オシャレな靴と運転に適した靴は必ずしもイコールではありません。面倒であっても運転用の靴を用意して、事故などの危険を予防するようにしましょう。

【参考】
「東京都道路交通規則」(http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki/reiki_honbun/g101RG00002199.html#e000001033)

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