婚活業界にも変化が!オンラインデート経験者に聞いたメリットとデメリット
LIMO / 2020年5月9日 20時45分
![婚活業界にも変化が!オンラインデート経験者に聞いたメリットとデメリット](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_17227_0-small.jpg)
婚活業界にも変化が!オンラインデート経験者に聞いたメリットとデメリット
不要な外出の自粛が求められている近ごろはテレワークなど、オンラインで人と関わることが増えてきました。オンライン化は婚活にも反映されており、各婚活アプリにはスマートフォンを使ったオンラインデート機能が登場。
実際にオンラインデートで関係を深めようとしている方もいるようです。そこで今回はオンラインデートをしてみた方に話を聞き、メリットとデメリットを探ってみました。
男性が感じる「オンラインデート」のメリット
「オンラインデートには男性側のメリットがたくさんあると思います。」そう語るのは、婚活歴2年の林雄太さん(仮名)。雄太さんが一番のメリットだと感じているのは、オンラインデートだと飲食代がかからない点。「デートって普通、男性が食事代を出さないといけないことが多いじゃないですか。でも、オンラインデートならタダ。ひとりでご飯を食べるのが寂しいなって思った時にも気軽に誘えるので便利です。」
また、雄太さんは気になった女性とはあえて様々な時間帯で電話をするようにしているのだとか。「仕事終わりばかりにオンラインデートしないように意識しています。理由は、休日の夜ならその子のすっぴんが見られる可能性が高いから。気になっているからこそ、すっぴんも大切。幻滅してしまったら?申し訳ないですが、そこでフェードアウトしちゃいますね。」
本命の人と出会ってしまったら距離感がもどかしい
男性側のメリットをそう語る雄太さんですが、実は最近、意中の女性が現れたことで、初めてデメリットを感じるようになったそう。「この人はどうかなっていう興味本位の時ならオンラインデートは楽しいんですが、逃したくないっていう人に出会ったら、途端にオンラインがもどかしくなりました。僕以外の人とも部屋が移りこむオンラインデートをしているのかなって思うと嫉妬します。近いのに手が届かないこのもどかしさは、テレビ越しでアイドルに恋をするのと似てる気がします。」
「僕はこれまで婚活で豪華な食事をごちそうしたり、雰囲気のいい場所に連れて行ったりすることで女性にアプローチしてきました。だから、人柄や価値観が大きく影響してくるオンラインデートではどう立ち振る舞えばいいのか、正直戸惑うことも多いです。」
会えないとアプローチ法にも限りがあるからこそ、自分の内面にあまり自信が持てない雄太さんは好みの女性に、どんなアプローチをすればいいのか悩んでしまっているよう。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が1日でも早く収束し、あの子と実際に話してみたいけど、それまでこの関係を維持できるだろうか…。そんな雄太さんの不安は恋心が募るたびに、大きくなっているそう。手軽にできるオンラインデートで婚活を成功させるには、「事態が収束する日」まで本命の人の心をつなぎとめておける“自分だけの武器”が必要になるのかもしれません。
手料理を「なんかダサイ」って言われて…
一方、愛媛県在住で婚活歴4年の真山さちえさん(仮名)は、オンラインデートによってそれまでいい関係だった男性と縁が切れてしまったそう。「彼と出会ったのは4ヶ月くらい前。その頃はまだ自粛ムードじゃなかったので、数回食事しました。」
何度かデートを重ねた2人は付き合う寸前に。世間に自粛ムードが漂い始めたのは、次のデートで告白されるかもしれないと思っていた矢先のことでした。「それまでは1~2週間に1回のペースで会っていたけど、自粛ムードになってからは休日に電話をするようになりました。」
最初は声だけで会話を楽しんでいましたが、次第に会いたい気持ちが募り、さちえさんたちは休日にオンラインデートを楽しむように。しかし、愛しい気持ちが募った末のこの選択が破局を招いてしまったのです。
いつもは食事後に電話をしていましたが、ある日、「ZOOM飲み会」に興味を持った彼から「僕らもオンラインで飲み会をしない?」と言われ、さちえさんたちは初めて食事中にオンラインデートをすることに。しかし、さちえさんの食卓を見るなり、彼は「色味がなんかダサイ」とからかってきたのです。
普段から自炊をするさちえさんは、色味よりも栄養や「これを食べたい」という気持ちを重視するタイプ。その日の食卓には大好きな煮物や焼き魚などを並べていました。ところが、その食卓は、彼が思い描く“理想の彼女の食事”とは違っていたよう。オンラインデートを始めた途端、「さちえちゃんは見た目がおしゃれなんだから、色味を考えるとかして食事もおしゃれでいてよ」と、謎の要求をしてきたそう。
この発言を耳にしたさちえさんは、彼に対する好意がすっと冷めていきました。「インスタ映えとか私は興味ないし、食べたいものを食べたい。もしこの人と結婚したら、一生食事に関して文句を言われるかもしれないと思ったら、めんどくさいなって思いました。」
彼も不穏な空気を察したのか、その日のオンラインデートは10分程度で終了。さちえさんは翌日「価値観が合わないから、他の人を探してください」とLINEを送り、彼をブロックしました。
「今思い返せば、たしかに彼が連れて行ってくれたのは洗練されたお店ばかり。私のために頑張ってくれてるんだなって嬉しく思っていましたが、もしかしたら、自分がそういう料理しか許せないだけだったのかも。寂しさはありますが、付き合う前に価値観のズレを知れたのでよかったです。
おわりに
オンラインデートは私生活が映し出されやすいからこそ、価値観の違いがあらわになるよう。事態が収束するまで、一体どれだけの男女がカップル未満の関係を保ちつづけられるのでしょうか。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は気軽に不特定多数の人と出会えるようになった私たちに、「人を愛する意味」を問いかけてもいるのかもしれません。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「一気に萎えました…!」男性が冷める「残念な女性のやりがちNG行動」
ananweb / 2024年7月14日 20時0分
-
「デートしたら5分で帰られた」恋愛経験ゼロの34歳オタク女性。人生を変えた“大胆すぎる婚活戦略”は
女子SPA! / 2024年7月13日 15時47分
-
「すぐ仕事をやめる彼との将来が不安…」アラサー女性の悩みを救った外国人女性の一言
女子SPA! / 2024年7月9日 8時47分
-
「MARCH以上の大卒じゃない男性はダメ」学歴にこだわる35歳女性。結婚相手に求めるものとは
OTONA SALONE / 2024年7月4日 17時0分
-
「すごく期待していたのに」 年収1000万円超のお見合い相手を“お断り”…31歳女性が明かした納得の理由
オトナンサー / 2024年6月30日 6時10分
ランキング
-
1「1人で食事が常態化」現役世代の孤食という問題 コミュニティーディナーを始めた会社の意図
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 14時0分
-
2「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
3エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
-
4トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力(シェリーめぐみ)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 9時26分
-
5妻への「別にいいけど」はケンカの火種でしかない 夏休みは「家庭内の不適切発言」を回避する機会
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)