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外出自粛で増える光熱費。冷蔵庫・炊飯器・ガスコンロ・パソコンの省エネ節約術

LIMO / 2020年5月15日 10時0分

外出自粛で増える光熱費。冷蔵庫・炊飯器・ガスコンロ・パソコンの省エネ節約術

外出自粛で増える光熱費。冷蔵庫・炊飯器・ガスコンロ・パソコンの省エネ節約術

新型コロナ対策の休校や外出自粛によって自宅にいることを余儀なくされている中で、交際費や交通費などがかからない分、増えている支出の1つが「光熱費」ではないでしょうか? 毎月発生する光熱費がさらに家計を圧迫するという事態は避けたいものですよね。

そこで本記事では、すぐに結果が出る光熱費を抑えるための節約術を4つ紹介します。今日から実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 冷蔵庫の開け閉めを減らす

1つめの節約術は、冷蔵庫を開ける時間や回数を減らすことです。資源エネルギー庁の試験では、冷蔵庫を開けている時間を短くすることで年間約160円、冷蔵庫の無駄な開け閉めをしないことで年間約280円の電気代節約につながることを明らかにしています。

ちなみにこの試験は「JIS開閉試験」といい、冷蔵庫は12分毎に25回、冷凍庫は40分毎に8回、各10秒間の開け閉めが基準となっています。

なぜ冷蔵庫を開ける時間や回数が電気代を左右するのかというと、冷蔵庫が開いたときに中の温度が外気によって温められることで、さらに庫内の温度を下げようとして電気代が発生するからです。

“冷蔵庫には温かい食品を入れてはいけない“という約束事を守っている方は多いかと思いますが、これも食品によって温められた庫内の温度を下げるときにエネルギーが発生するというのが理由です。

冷蔵庫を開ける時間や回数を減らすためには、庫内のものが取り出しやすいように整理整頓しておき、常温保存できるもの(未開封品など)をむやみに冷蔵庫に入れないように気を付けてみましょう。

2. 炊飯器の保温機能を使いすぎない

2つめの節約術は、炊飯器の保温機能を使いすぎないことです。外出自粛によって、普段よりも自宅で食事をとる回数が格段に増えたかと思います。

LINE Pay株式会社のアンケート調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響で増加した支出のうち、最も多かった回答は「食費」となっており、69%の方が食費の増加を実感しているようです。

食費をなるべく抑えるために、デリバリーやテイクアウトよりも積極的に自炊をしている方も多いと思いますが、そうなると出番が増えるのが炊飯器です。お米が炊き上がると自動的に保温機能に切り替わりますが、実は保温機能の使いすぎは電気代のアップにつながり、風味が悪くなってしまうというデメリットもあります。

では、保温機能をどこまで使うと“使いすぎ”と言えるのでしょうか。

資源エネルギー庁の試験によると、保温機能の消費電力量よりも電子レンジを使ってお米を温めるときの消費電力量が小さくなるボーダーラインは“4時間”だそうです。4時間以内にお釜が空っぽになるなら保温機能を、そうでないなら保温機能は使わずに保管しておき電子レンジで温める、というように使い分けてみると良いでしょう。

3. ガスコンロ回りを掃除する

3つめの節約術は、ガスコンロ回りを掃除することです。ガス代も自炊に関連して気になるものですよね。

実はガスコンロ回りというのは少し使用するだけで案外汚れていて、バーナーキャップ(火が出てくる穴)には知らず知らずのうちに吹きこぼれや油の飛び散り、ホコリなどが溜まっています。このまま使用すると火力が弱くなったり熱効率が低下したりするため、ガスを大きく消費してしまう原因になります。

ガスコンロ回りの汚れはこびりつきやすく時間が経つとどんどん落ちにくくなるため、こまめに掃除するようにすれば1回に掃除する負担も小さくなり一石二鳥です。

4. パソコンのシャットダウンとスリープモードを使い分ける

4つめの節約術は、パソコンのシャットダウンとスリープモードを使い分けることです。とくに最近は、在宅勤務のため自宅でパソコンを使用する時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。

聞いたことがある方もいるかもしれませんが、パソコンはシャットダウンと電源を付けるときに最も電力を消費します。一方、スリープモードもスリープモードで、ずっと低消費電力を維持して待機している状態なので、もちろんその間に電気代は発生しています。

Microsoftの調査によると、”90分以内の離席なら、スリーブを使った方がお得”であることが分かっています。つまり、90分というのが1つの目安になりそうですね。

この目安を参考にシャットダウンとスリープモードを使い分けると、電気代の発生を最適化することが可能なので、ぜひ実践してみましょう。

まとめ

本記事では、「光熱費」を抑える節約術を4つご紹介しました。自炊や在宅勤務、掃除などさまざまシーンで役立つ節約術が盛りだくさんだったかと思います。

地道にコツコツと実践していけば、必ず成果は出るはず。お試し感覚で、どれか1つからでも始めてみてはいかがでしょうか?

【参考】
・「無理のない省エネ節約(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html)」(経済産業省 資源エネルギー庁)
・「Windows PCの節約方法(https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/guide/setsuden02.aspx)」(Microsoft)
・「LINE家計簿、新型コロナウイルスの影響による 家計の支出の影響について調査を実施(https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3216)」(LINE Pay株式会社)

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