義母の「頼られたいの」はただの愛想か本心か…信じても大丈夫?
LIMO / 2020年5月16日 9時0分
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義母の「頼られたいの」はただの愛想か本心か…信じても大丈夫?
嫁姑の間柄で、一体どこまで義母のことを頼っていいのか、わからなくなるときがありませんか? 実の親であれば気兼ねなくお願いできるようなことであっても、義母となると話は別。適度な距離がどれくらいなのか、わからないという人も多いでしょう。
助けてほしいときにすぐ助けを求めるのが正解なのか、はたまた距離を置いておくのが正解なのか…。今回は、筆者が実際に義母世代の人たちから言われた「頼られたい」という言葉の真意について考えてみたいと思います。
どれくらい義理の母に頼っていますか?
義理の実家が近くにある場合、みなさんは何かあったときすぐに義母を頼りますか? 実家が近い場合とそうでない場合など、状況によって違いはあるかと思います。しかし、一般的に家庭内でピンチな状況が発生したとき、義母を頼る人はどれくらいいるのでしょうか。
筆者の場合は、地元を離れて嫁いできたため、実家はすぐに帰れる距離にありません。主人の実家は近くにあるため、子どもたちの顔を見せに行きがてら、よく遊びに行っています。
主人がいないときにも、義両親から「遊びにおいで」と言われれば子どもたちと一緒に出向き、比較的嫁姑の関係は良好な方なのではないかと思います。反対に義両親が突然わが家へ遊びにくることもしばしば…。まだ子どもたちがパジャマ姿のときにインターホンが鳴ることもあるので、少し驚いてしまうのも事実です。
このような関係性のため、一人で用事を済ませたいときや、学校で用事があって下の子同伴では厳しいときは、義母に子どもたちをお願いすることもあります。
まわりの友人たちの話を聞いてみると、実の親を頼ることはあっても、義母を頼ることはほとんどないという意見が多数派。筆者の場合は実家の親に頼ることが物理的にできないため、義母にお願いしているところもあります。
それでも周囲の意見を聞いていると、「もしかして義母に頼りすぎなのかも…」という気持ちになることも。ちょうどそんな疑問が湧いているとき自分の実家に帰省する機会があったのですが、そのときに言われたのが義母と同世代の女性からのある言葉でした。
「お嫁さんから頼られるのってすごくうれしい!」
お盆休みに帰省すると、その日の夕方は叔母がやってくるとのこと。その叔母には2人の息子がいて、2人とも実家から遠く離れた場所でそれぞれの家族と一緒に生活を送っています。
息子2人、どちらの夫婦も共働き。長男の一人娘は長期休みに入ると、叔母の家に来て寝泊まりをしているようでした。叔母の家と長男の家は、新幹線と電車を乗り継いで行くような距離。一人で叔母の家まで来ていると知って、内心驚いていました。
久しぶりに会う叔母と、いろいろな話をしていた筆者。何の気なしに「おばちゃんもいろいろ大変だね」と声をかけたところ、思わぬ言葉が返ってきたのです。
「息子たちの手が離れてから、こんなに小さい子と触れ合う機会がなかったから、いろいろ忘れてることもあってね。でも、お嫁さんからこれだけ頼ってもらえるのって、義母の立場からするとすごくうれしいことなのよ。嫁いできたといっても、孫は基本的にお嫁さんのものっていう印象が強いから、義母の立場から会わせてくれとかって言えないもの。だからこんな風に頼ってもらえるのって、私はすごくうれしいわ」
筆者にとって、叔母から出た言葉は意外なものでした。「頼られるのってすごくうれしい」という言葉が強烈に頭に残り、筆者自身も義母とのあり方を見直すきっかけになったのは事実です。
嫁の立場からすると、“迷惑かもしれない”という考えが先行しがち。しかし、こちらが頼ることで義母を喜ばせることができる可能性があるのを初めて知った瞬間でした。もちろん、中には“頼ってこないでほしい”と考えている人もいるかもしれません。
義母との関係が良好な場合や、孫を連れて行くとすごく喜んでくれるような義母に対しては、素直に頼ってみてもいいのかもしれませんね。
“しんどくならない距離感を保ちつつ”がポイント
今はまだ長距離の移動がためらわれることが往々にあるご時世。義両親はおろか、実の両親に会うこともままならない人が多いことでしょう。自由に外へ出られる状況が戻ってきたら、お互いしんどくならない距離感を保ちつつ、SOSを発信してもいいのではないでしょうか。
血はつながっていなくても、一応は“母と娘”という関係です。その人その人で接し方や考え方は違っていて当然ですが、実の娘のようにかわいがってくれる義母ならば、実の母親のように頼ってみるのもいいかもしれませんね。
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