客単価爆増の日本マクドナルドHDが年初来高値更新! 日経平均株価は3日続落
LIMO / 2020年5月15日 7時20分
客単価爆増の日本マクドナルドHDが年初来高値更新! 日経平均株価は3日続落
【東京株式市場】 2020年5月14日
株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅3日続落、終値で5日ぶりに20,000円割れ
2020年5月14日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 19,914円(▲352円、▲1.7%) 大幅3日続落
TOPIX 1,446.5(▲28.1、▲1.9%) 大幅3日続落
東証マザーズ株価指数 821.2(▲17.3、▲2.1%) 4日ぶり大幅反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:190、値下がり銘柄数:1,952、変わらず:29
値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
年初来高値更新銘柄数:38、年初来安値更新銘柄数:3
東証1部の出来高は13億2,977万株、売買代金は2兆1,578億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は小幅減少でした。
新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の大幅安(NYダウは一時▲700ドル超安)を受けてリスクオフモードが強まりました。ただ、決算発表の終わった銘柄を中心に売買も出たため、売買代金は2兆1,500億円レベルを維持しています。
そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移し、後場は大幅安となって終値は20,000円を割り込みました。取引時間の高値は20,185円(▲82円)、安値は19,902円(▲365円)となり、値幅(高値と安値の差)は約283円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日続落となりましたが、下落率は日経平均株価よりやや大きくなりました。
東証マザーズ株価指数は4日ぶり大幅反落、売買代金は19日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億3,582万株、売買代金1,690億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は19日連続で1,000億円を上回ったものの、個人投資家の売買に先週までの勢いがなく、徐々に低減しています。
また、全体的に利益確定売りが優ったことで、株価指数も▲2%超安の大幅下落で4日ぶりの反落となりました。このまま800ポイントを定着させるかどうか注目です。
ソニーなどハイテク株が総じて大幅下落、日本マクドナルドHDは一時年初来高値更新
個別銘柄では、ハイテク株が総じて売られ、前日に決算発表を行ったソニー(6758)が終値で▲4%弱安の大幅下落となり、リコー(7752)は▲8%弱安まで急落し、ルネサスエレクトロニクス(6723)も▲6%安に迫る急落で引けました。
また、取引時間中に大幅減益と減配を公表した大和ハウス工業(1925)が直後から真っ逆さまに急落し、終値でも▲11%安に迫る暴落となっています。
その他では、ホンダ(7267)やマツダ(7261)などの自動車株、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの金融株、ファナック(6954)など機械株も総じて大きく値を下げ、主力大型株は冴えない値動きのまま終わったことが目を引きました。
一方、数少ない値上がり銘柄の中では、医薬品株が比較相対的に堅調に推移し、第一三共(4568)、小野薬品工業(4528)、JCRファーマ(4552)が取引時間中に年初来高値を更新しました。また、今期(2021年3月期)業績の大幅増益見通しを公表した武田薬品工業(4502)も一時+7%超高の急騰となっています。
その他では、外食株全体が利益確定売りに押される中、日本マクドナルドホールディングス(2702)が取引時間中に年初来高値更新となり、約1年10カ月ぶりの高値を付けたことが注目を集めました。ただ、その後は売られて終値は下落で引けています。
なお、同社の月次報告によると、今年4月の既存店客数が前年同期比▲18.9%と落ち込む一方、客単価は+31.4%の大幅増で、売上高が+6.5%増という結果になりました。他の外食チェーンがコロナ禍で大打撃を受ける中、持ち帰り需要増を背景に好業績を収めています。
新興市場(東証マザーズ)では、前日に爆騰したサイバーセキュリティクラウド(4493)は▲10%超安の急反落となり、アンジェス(4563)やサンバイオ(4592)など医療バイオ株も冴えない値動きでした。
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