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もしかしてうちの夫もモラハラ?リモートワークで実感した夫の非常識な行動

LIMO / 2020年5月19日 20時15分

もしかしてうちの夫もモラハラ?リモートワークで実感した夫の非常識な行動

もしかしてうちの夫もモラハラ?リモートワークで実感した夫の非常識な行動

うちの夫は、ちょっと気が強いけれど、そのぶんしっかりしているし、仕事もできる……職場ではどうやら、頼れる上司として活躍しているらしい。でもときどき頭に浮かぶ、「言い方とか、ちょっとキツくない?」という疑問。夫のことをそんな風に思っているかたはいませんか?もしかするとそれは立派な「モラハラ夫」かもしれません。

日本法規情報株式会社が2015年2月に男女283人を対象におこなったアンケート調査「結婚生活におけるモラル・ハラスメントの実態(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000006827.html)」では、「夫婦間のモラハラを経験したことがある」人が5割にのぼるそうです。リモートワークの普及で夫との時間が増えた、ある家庭のパターンをご紹介します。

コロナ離婚もありえる!?テレワークが生む夫婦の亀裂

にわかに巻き起こった、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大。夫婦ともにテレワークへと切り替わったMさんとその夫は、2LDKの自宅内でお互いがフルリモート勤務できる体制をととのえるのに苦労しているそうです。 

仕事ができそうなスポットは、リビングのダイニングテーブルと、リビングに続く洋室に置かれたデスク。「俺の方が年収も高いし、たくさん考えないといけない難しい仕事だから、広いテーブルを使っていいよね?」と当然のように場所をとる大手企業勤務総合職の夫に、確かにそうかもしれないけど……と中小企業勤務一般職であるMさんはやや不愉快な気持ちに。

お互いに日々、テレビ会議やSkype通話のスケジュールが入ってくるものの、「俺は14時からテレビ会議だから、その時間君はテレビ会議入れないでね。娘も静かにさせていて!」とMさんに仕事の中断を要求してくるのです。しかしMさんのテレビ会議の時間には、夫が娘を見ていてくれるわけではないのです。“我が家って、年収に応じて身分が決まるの……?それにこんな言い方する人だっけ?”何とも言えない夫の無礼さを、Mさんは疑問に思い始めていました。

年収で比較するマウント発言に愕然

幼稚園が休園となり娘も毎日在宅している中、育児の時間、一日三食の炊事の時間、家事の時間を確保していかねばなりません。テレワークに切り替わる前は、帰宅の早いMさんの方が当然のように多く負担していました。しかし夫も在宅時間が増えた今、少しは仕事の合間に手伝ってほしい……そんな旨を伝えると、「今までは会社にいた時間が在宅になっただけだよ?もちろん何もしないとは言わないけれど、君の方が家のことを多く負担するのは当然だよね」との答えが。

「そもそも、俺の時給はいくらだと思っているの?君の時給とどれぐらい差があるのか、きちんと理解しているのかな。一度、実働時間で割って計算してみようか?同じ1時間働いても稼げる金額が全然違うわけだから、稼げない人が家のことをする方が、我が家にとって得だよね?そんな算数もわからない?」

一気にまくしたてられたその内容は、確かに一理あるのかもしれません。しかしこのような言い方で伝えられて、気持ちよく家事・育児を分担しながら暮らしていける人はどれぐらいいるのでしょうか。Mさんはしばらく、返す言葉が見つかりませんでした。

1つのミスも許されない「ネチネチ」夫

一度大きな衝突を経験した夫は気を大きくしたのか、テレワーク中の日常生活への口出しも急に増えてきました。在宅時間が増えてさまざまなところが目につくのでしょう。
「もしかして今までもこんな風に洗濯物を干していたの?雑すぎ」「洗面所が汚い、鏡に水滴飛びすぎだよ。拭いておいてくれる?」「もしかして昼食ってまだ準備できてない?」「何時まで寝ているの?今日の仕事は?」

次から次へと入る、生活指導。これが家の外であれば、もう少し違う言い方をするはずでしょう。“この人間には強く言っても大丈夫だ”、そう判断するといくらでもキツく当たるようになるのが、モラハラ夫の特徴なのです。

コロナ離婚を防ぐために、妻にできること

一見、こういったモラハラ夫はもう治らず、離婚するしかないように思えるかもしれません。しかしモラハラ夫の特徴の一番のポイントは、「職場やご近所付き合いなどではきちんと気を遣えて、好感を持たれる振る舞いができること」なのです。つまり他人への基本的な心遣い、言葉の選び方を本当は理解しているのに、あえて妻を傷つける言い方を選び、妻を自分より下に見て意図的に攻撃している場合が多く見られます。

もしも自分の夫がモラハラ夫かも?と疑念を抱いたら、その言動がひどくなる前にきちんと「見下さないで」「必要以上の攻撃は許さない」と伝えることが大切です。また、夫自身もストレスの増減によって攻撃的になっている場合も。夫婦や家族みんなでそのストレスを解消できるように働きかけることも、夫のモラハラ化を防ぐことができる可能性があります。コロナ自粛によって一人ひとりのストレスが増し、亀裂のきっかけが増えつつある今、悲しい結末になることを防ぐには、毅然とした姿勢をとることも必要かもしれません。

【参照】日本法規情報株式会社「結婚生活におけるモラル・ハラスメントの実態(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000006827.html)」

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