私だけ?自粛生活の5つのストレス~おうち「息抜き」を考えよう~
LIMO / 2020年5月21日 18時0分
私だけ?自粛生活の5つのストレス~おうち「息抜き」を考えよう~
緊急事態宣言が解除された地域もありますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は依然として強烈な存在感を放っています。そして「自粛疲れ」という言葉があちらこちらから聞こえてきますが、COVID-19の感染を防止するために意識づけられているのは「ステイホーム」。
家で過ごす時間が増えたことでストレスを抱えてしまう社会人や学生が多い中、筆者の周りでは「主婦の悲痛な叫び」が度々聞こえてきます。家族が一斉に自宅で過ごす時間が長くなることで、主婦にはどのようなストレスがあるのでしょうか?
子どもが毎日家にいてストレスが溜まる
4月7日〜5月6日までの予定で発令された緊急事態宣言ですが、結果的には連休が開けても宣言が解除されることはなく、東京都や大阪府などの8都道府県においては5月31日まで緊急事態宣言が延長される予定となっています。
そこで問題になっているのは「子どもの学業面」について。地域によっては3月初旬頃から休校が続いているところもあり、家庭にとっては「夏休みレベルの長期休暇」がいきなりやってきたことになりますよね。
子どもが毎日家にいるとついつい口出しをしてしまうことも増え、「勉強はしたの?」「手伝いくらいしなさい!」などの小言が増えてしまっているご家庭も多いかもしれません。
厚生労働省の調べによると、COVID-19の感染拡大による休校や外出自粛などによって児童虐待が1〜2割増えているようです。
筆者の息子も休校期間がありましたが、ゲームやスマートフォンを見たがったり、だらけた生活態度になったりしている日も多く、度々衝突したものです。
1日3食作るのがキツイ
主婦にとって自粛で何がキツイかというと、「1日3食作らなくてはいけない」ということ。
ただでさえ毎晩の献立作りに朝から頭を悩ませているというのに、それに加えて昼食も作らなくてはいけないという状態は、料理が苦手な主婦からするとまさに地獄といってもいいでしょう。
やっとの事で朝食を食べて後片付けをしたかと思うと、次は昼食作りと後片付け。そうこうしている間に、夕食作りに取りかからなくてはいけない時間帯になってしまいます。
また、作ったものをすべて食べてくれれば報われますが、子どもたち(旦那さんも?)は「またカレーライス?」「まずっ…」「えー違うのがいい」など、作り手の気持ちを考えずにわがままを言い放つこともしばしば。
作っても作っても終わりのない食事作りに、ほとほと疲れ果ててしまっている主婦の皆さん、本当に毎日お疲れさまです。
冷蔵庫がすぐ空っぽになる
1日中家の中にいると、どうしても暇になって口寂しくなるものです。そこで登場するのが「お菓子」ですよね。
自粛期間中にお菓子作りに目覚めたという人も多く、日本中のスーパーでは「ホットケーキミックスの粉」が一時的に品薄状態になってしまうという現象も起こっています。(一部、転売が横行したために、品薄になっている場合もあるようです。)
買い物を担当する主婦としては、買っても買ってもすぐに食べられてしまうと何だか悲しい気分になってしまう人も少なくありません。
夕飯の食材として購入しておいたチーズを子どもに食べられてしまったり、そっと隠しておいたお菓子を旦那さんに発見されてしまったり…。
家で過ごす時間が増えることで食べる量や回数が増えてしまう人も少なくありませんが、補充しても補充してもすぐに空っぽになる冷蔵庫を見ていると、虚しさが込み上げてくるのは筆者だけでしょうか。
旦那が毎日家にいる
我が家の旦那さんが働く会社は、緊急事態宣言を受けての直接的なダメージは今の所ありません。
したがっていつもどおり会社へ出勤する毎日が続いていますが、世の中には「仕事が減った」「テレワークになった」という人も多く、家で過ごす時間が急増した人も。
筆者の知人Iさんは、3人の子どもがいる在宅ワーキングマザー。いつもは子どもたちと旦那さんを学校と会社へ送り出してから自宅で仕事をされていますが、自粛に伴って旦那さんの会社が完全テレワークに移行したのだそう。
子どもたちも4月中旬から休校になり、約1カ月の間「家の中で家族5人が缶詰状態」が続きました。
そんなIさんからは、よくLINEで「旦那さんがいつも家にいるから気が休まらない」「旦那さんとのケンカが増えた」「旦那さんの顔を見るのが嫌になってきた」などという愚痴が送られてきました。
Iさんのように「平日は仕事前と帰宅後の数時間だけ、夫と一緒に過ごす」のが通常パターンになっている場合、2人の時間が一気に増える自粛生活は厳しいものになりそうです。
息抜きがほとんどできない
主婦の楽しみといえば、やはり「気の合うママ友とランチ」「休日に友人とショッピング」などではないでしょうか。
しかし自粛によって外出がままならないばかりか、不要不急の外出を避けるために友人を家に招くのもタブーとされています。
1日3食の食事作りに子どもの面倒や学習面のフォロー、さらには旦那さんのお世話まで一気にすることになる主婦も少なくありません。
うまく息抜きができないと、子どもに手を上げてしまったり旦那さんにキツく当たってしまったりする機会も増えて、ますますストレスが溜まってしまいますよね。
すると、どんどん負のループに陥ってしまうので、主婦にこそ「息抜き」が必要だと感じてしまいます。
緊急事態宣言が解除された地域もありますが、第二波第三波の可能性を指摘する専門家もいます。
今後自粛生活が長引いたり、再度緊急事態宣言が発令されたりする可能性もあるため、今のうちに「自宅でできる息抜き」を見つけてみてはいかがでしょうか。
参考
「全国の小中高、3月2日から臨時休校要請 首相」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56131560X20C20A2MM8000/)日本経済新聞
「児童虐待が1~2割増 コロナ影響調査、厚労省」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58982720S0A510C2000000/)日本経済新聞
『手作りブームで小麦粉品薄 農水省「在庫は十分」―コロナ自粛』(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051600126&g=eco)時事ドットコムニュース
『ホットケーキミックスの高値転売 農相「極めてけしからん」』(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012413841000.html)NHK NEWS WEB
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