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キーエンスが上場来高値で時価総額第2位に躍進! 日経平均株価は4日続伸

LIMO / 2020年5月21日 7時20分

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キーエンスが上場来高値で時価総額第2位に躍進! 日経平均株価は4日続伸

【東京株式市場】 2020年5月20日

株式市場の振り返り-日経平均株価は上値の重い展開ながら今年2度目の4日続伸

2020年5月20日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 20,595円(+161円、+0.8%) 4日続伸

TOPIX 1,494.6(+8.6、+0.6%) 4日続伸

東証マザーズ株価指数 909.9(+29.3、+3.3%) 大幅4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,395、値下がり銘柄数:682、変わらず:93

値上がり業種数:27、値下がり業種数:6

年初来高値更新銘柄数:54、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は12億1,446万株、売買代金は2兆1,730億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場が反落したこともあり、模様眺めムードが強まりました。

ただ、決算発表を材料とした売買も相応に出たため、売買代金は2兆2,000億円弱を維持しています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しましたが、前日のような安値引けではなかったものの、やや上値が重い展開となりました。それでも今年2度目の4日続伸で引けています。

取引時間の高値は20,684円(+251円)、安値は20,454円(+21円)となり、値幅(高値と安値の差)は約230円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続伸となり、節目となる1,500ポイント回復目前まで迫りました。

東証マザーズ株価指数は大幅4日続伸、売買代金は23日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億2,451万株、売買代金1,830億円となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は概ね横這いでした。

個人投資家の高水準な物色意欲が続き、売買代金は23日連続で1,000億円を上回り、再び2,000億円をうかがう動きとなっています。

また、株価指数も+3%超高の急騰で4日続伸、年初来高値を更新しました。やや過熱感も見られる中、このまま900ポイントを回復するのか注目されます。

富士フイルムHDなどアビガン関連銘柄が一斉に大幅安、キーエンスは上場来高値を更新

個別銘柄では、医薬品株や医療関連株が物色され、第一三共(4568)、小野薬品工業(4528)、JCRファーマ(4552)が年初来高値を更新し、中外製薬(4519)は一時+5%超高まで急騰しました。

また、医療関連では、エムスリー(2413)も一時+5%高に迫る急騰となり、再び年初来高値更新となっています。

その他では、高年収で知られるFA関連大手のキーエンス(6861)が+3%弱高の大幅上昇となり、上場来高値を更新。そして、何と、終値で算出された時価総額(約9兆9,000億円)でNTTドコモ(9437)を抜き、東証で第2位に躍進しました。

なお、第1位は不動のトヨタ自動車(7203)で約21兆円弱です。

一方、新型コロナウイルス感染症向け治療薬の筆頭候補だった「アビガン」の有効性に懸念が示された報道を受け、その関連銘柄が一斉に売られました。

開発元の富士フイルムホールディングス(4901)が一時▲5%安に迫る急落となり、原料生産のデンカ(4061)は一時▲6%安に迫る急落、カネカ(4118)も▲3%安に迫る大幅下落で引けています。

その他では、前日に決算発表を行ったシャープ(6753)が一時▲6%安に迫る急落となり、金融子会社のTOBを正式発表したソニー(6758)も一時▲4%安に迫る大幅下落となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、弁護士ドットコム(6027)が年初来高値を更新し、メルカリ(4385)も急騰しました。一方、アンジェス(4563)は続落となっています。

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