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「今すぐ始められそうな節約のコツ」を貯金上手の7人に聞いてみた

LIMO / 2020年5月25日 20時0分

「今すぐ始められそうな節約のコツ」を貯金上手の7人に聞いてみた

「今すぐ始められそうな節約のコツ」を貯金上手の7人に聞いてみた

お金を貯めよう!というとき、先取り貯金や積み立て投資を始めるのがいいと言われても、「口座を開いたり手続きするのが億劫で…」と思う人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、「貯金上手」を自称する7人に「今すぐ始められそうな貯金や節約のコツ」を聞いてみました。これは自分に合っていると感じるものがあれば、ぜひ試してみてください。

後悔しそうなものは買わない

まずはIT企業で働くAさんです。「後々、買っても意味がなかったと思いそうなものは、とにかく買わないようにしている」と言います。具体的には、「それを使い続けているイメージが湧かないもの、途中で飽きて使わなくなりそうなものは買わない」とのこと。

「たとえば、最近料理に凝っているので高めのオーブンレンジが欲しくて、ローストポークとか本格的な料理を楽しみたいというワクワクした気持ちがあった。でも、それが持つ機能をせめて7〜8割は使い続けないとお金が無駄になる。そこまでするのは、せいぜい頑張って半年かなと思って断念した」と言います。

妙にテンションが上がって買ったはいいけれど、結局使わずに後悔する物はありますよね。ある程度の値段がする買い物のときには特に、いったん立ち止まって冷静に判断することが必要です。

何か買ったらスマホにメモ

金融機関で働くBさんは「出費をスマホのメモに書き出すようにしている」と言います。「会計中にサクっとお店の名前と、『雑誌』とか『コーヒー』など何を買ったかと、金額を打ち込んでおく。そうすると、自然と記憶に残って『今日は買い物しすぎかも?』と思ってセーブが利くようになる」とのこと。

これは、レコーディングダイエットという食べたり飲んだりしたものを記録するダイエット法と似ているかもしれません。自分が何にお金を使ったのか、いくら払ったのかを記録することで、これ以上はやめておこうという自制が働くのでしょう。

カレンダーに毎日の出費をメモ

続いては医療機関で働くCさんです。Cさんも、Bさんと同じように出費をメモしているとのことですが、書き込むのは自宅のデスク上に置いてあるカレンダーなのだそう。

「毎日、目にするカレンダーに書いておくと、お金に自然と気が向くようになる。出費の予定も一緒に書いているので、『今月、バッグ買っちゃったんだった』とか『来月はカレの誕生日があるから、その前は出費を控えておかないと』と、既に使ったお金と先の出費予定を同時に管理できて便利。使い過ぎがなくなると思う」と話してくれました。

このように、過去の支出と未来の出費を1枚のカレンダーに記録すれば、その月の予算と実際に使ったお金との差額が見えやすくなり、やりくりするのがラクになりそうです。

毎月サブスクの固定費を見直す

人材系企業で働くDさんは「毎月、月末に固定費を見直すようにしている」と話します。

「そんな大げさな話でもないけれど、サブスクリプションの課金がいつの間にか増えていたり、初月お試し無料に釣られて始めたけど大して使わなかった有料アプリがあったりして、固定費が知らず知らずのうちに膨らんでいることがある」のだそう。

「クレジットカードの利用明細を確認しながら、『このアプリ、解約しておかないと』とか『これはよく使うから残しておこう』という感じで整理している。月額制のマンガアプリや動画配信サービスも、熱が冷めて不要になっていたりすることがあるから無駄な出費は即排除する」と話します。

最近はサブスクリプションタイプのサービスが多いので、Dさんのように「いつの間にか固定費が増えている」というケースもあるでしょう。見直すことをルーティンにすると無駄遣いを減らせそうです。

「つい買ってしまうスポット」に立ち入らない

医療品メーカーで働くEさんは、「自分がつい無駄遣いしてしまうスポットには行かないようにしている」と言います。

「私は家電量販店に行くと『パソコンを買い替えようかな』『洗濯機も壊れる前に買い替えたいかも?』と物欲が膨らむ。でも、視界に入る金額は何十万円単位だから、結局はイヤホンとかスマホケースとか比較的金額が小さな買い物をして欲を満たそうとしてしまう」のだそう。

「でも、つい1万円超のちょっといいイヤホンを買ってしまったり、無駄な出費をしてしまうことも多い。あとは極力コンビニは行かない」とのこと。

確かに、自分が無駄遣いしてしまいやすいお店には無目的に立ち寄らないほうが、かえってストレスも溜まりにくいかもしれません。

出費0円デーを週3回取り入れる

金融機関で働くFさんは、「週3回は出費0円デーを決めて、出費しないようにしている」と話します。

Fさん曰く「週3回が自分にとってはベスト。週4回出費0円デーにしたこともあるけれど、残りの3日は飢餓感からか『いっぱい買っておかなきゃ』という気持ちになって無駄な買い物をしてしまった。週3日なら残りの4日は出費できるという安心感からか、買いすぎることもない」とのことでした。

こうしてお金を使わない日を決めるのは、効果が出やすい節約でしょう。自分に合った日数で取り入れられるといいかもしれませんね。

お金を使わないで済む方法を調べる

最後はIT企業で働くGさんです。Gさんは、「自分はトコトンお金を使わなくて済む方法を調べる」とのこと。

「最近は何を学ぶにも無料の学習動画配信サービスがあるので、そういうものをフル活用する。もちろん質も量も足りなければテキストを買うこともあるけれど…。本も図書館で借りればいいし、趣味のテニスも多少設備が古くても市営のコートを使ったり」と言います。

「ケチだと思われるかもしれないけれど、これだけ情報があふれているのだから、お得なものを探さないのはもったいない」と笑って話してくれました。

Gさんの言う通り、今はたいていのことはインターネットで情報収集できます。無料や格安で済ませられるならそれに越したことはありませんね。

おわりに

貯金上手な人たちは、自分なりの工夫でうまく節約していました。しかし、どれも難しいことではありません。ちょっとした心がけ次第で誰でもできることだったと思います。できることから試してみてくださいね。

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