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資産売却を進めるソフトバンクGが大幅高! 日経平均株価は続落

LIMO / 2020年5月25日 7時0分

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資産売却を進めるソフトバンクGが大幅高! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2020年5月22日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、売買代金は連日で2兆円割れの薄商い

2020年5月22日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 20,388円(▲164円、▲0.8%) 続落

TOPIX 1,477.8(▲13.4、▲0.9%) 続落

東証マザーズ株価指数 926.7(▲0.9、▲0.1%) わずかに6日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:631、値下がり銘柄数:1,463、変わらず:77

値上がり業種数:3、値下がり業種数:30

年初来高値更新銘柄数:49、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は12億2,919万株、売買代金は1兆9,334億円(概算)となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は横ばいでした。新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、模様眺めムードが強まったようです。

また、25日(月)の欧米株式相場が休場となるため参加者が少なかった影響もあり、売買代金は連日で2兆円を割り込む閑散相場に終わりました。

そのような中、日経平均株価も方向感に乏しい低調な動きで続落となりました。取引時間中の高値は20,615円(+63円)、安値は20,334円(▲218円)で、値幅(高値と安値の差)は約281円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となり、節目の1,500ポイント回復が遠のいた印象です。

東証マザーズ株価指数は6日ぶり反落、売買代金は25日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は3億692万株、売買代金2,147億円となりました。出来高は前日より大幅増加となりましたが、売買代金はやや減っています。

ただ、個人投資家の高水準な物色意欲が続き、売買代金は25日連続で1,000億円を上回りました。また、連日で2,000億円を超えています。

なお、株価指数はわずかに下落して6日ぶりの反落で引けました。やや過熱感も見られる中、このまま900ポイント台を固めるのか注目されます。

ソフトバンク株の一部を売却したソフトバンクGが大幅上昇、MUFGなど金融株は不振

個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など銀行株が大きく値を下げ、りそなホールディングス(8308)は大幅下落となりました。

また、三菱地所(8802)など不動産株や野村ホールディングス(8604)など証券株も冴えない値動きで推移しています。

さらに、小売り株も下げが目立ち、ファミリーマート(8028)が一時▲4%超安の大幅下落となり、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、J. フロント リテイリング(3086)、高島屋(8233)なども値を下げました。

その他では、三井物産(8031)や住友商事(8053)など商社株が総じて大幅安となったことが目を引きました。

一方、資金繰り改善のため資産売却が進むソフトバンクグループ(9984)が、傘下にあるソフトバンク(9434)の発行済株式数の5%(譲渡金額は約3,100億円)を売却したことが正式発表され、一時+4%超高まで大幅上昇となりました。

なお、売却されたソフトバンクは▲4%超安の大幅下落で引けています。

また、医薬品株の一角が買われ、第一三共(4568)と小野薬品工業(4528)が取引時間中に年初来高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は下落しています。

その他では、冴えない値動きが目立ったハイテク株の中で、富士通(6702)が+3%弱高の大幅上昇で孤軍奮闘したことが注目されました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が続伸となり、FRONTEO(2158)はストップ高まで買われました。一方、メルカリ(4385)は取引時間中に年初来高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は再び公開価格を下回っています。

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