1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

コロナの影響で食費がアップ!もっとも購入された食料品とは?

LIMO / 2020年6月1日 11時15分

写真

コロナの影響で食費がアップ!もっとも購入された食料品とは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、学校が休校になったり、仕事がテレワークになるなど、家族が家で過ごす時間が増えました。そうなると気になるのが食費ではないでしょうか。

㈱ONE COMPATHが運営する「Shufoo!(シュフー)」が行った「(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000018526.html)新型コロナウイルスの影響による買い物動向の変化」に関するアンケート(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000018526.html)をもとにして、買い物における変化を見ていきましょう。

普段と比べて食費が増えたのは6割弱。食費が変わらない家庭も3割以上

凸版印刷㈱のグループ会社である㈱ONE COMPATHが運営する、国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」が、「新型コロナウイルスの影響による買い物動向の変化」に関するアンケートを行いました。

(調査期間:2020年4月21日~5月6日、調査対象:「シュフーポイント」会員(全年齢層の既婚女性)、サンプル数:合計有効回答サンプル数5万7,694名、調査方法:インターネットリサーチ)

この調査で「COVID-19が流行した後で、これまでと比べて食費に変化があったか?」と質問したところ、57.8%が「普段と比べて増えた」と回答しています。「普段と変わらない」が36.2%、「普段と比べて減った」が5.7%という結果になりました。

(/mwimgs/8/9/-/img_89108969ac8b60ec6cc00159e78b5548148386.jpg)

拡大する(/mwimgs/8/9/-/img_89108969ac8b60ec6cc00159e78b5548148386.jpg)

COVID-19による食費の変化について(出典:㈱ONE COMPATHの調査より)

緊急事態宣言により食料品のまとめ買いが急増

緊急事態宣言が発令されたことで、外出の自粛をする人も増えました。食料品の買い物は不要不急の外出ではないにせよ、できるだけ回数を減らそうと考えた人も少なくありません。

7都府県への緊急事態宣言の前後で「食料品の購入点数について普段と違いはありますか?」と質問をしたところ、緊急事態宣言前は「まとめ買いをせず、都度購入」が24.5%だったのに対して、宣言が発令された後では8.9%と15.6ポイントの減少となりました。

逆に「おおむね3日間程度の食品を購入」が発令前は22.9%、発令後は31.3%と8.4ポイントの増加、「おおむね1週間程度の食品を購入」が発令前は13.0%、発令後は21.5%と8.5ポイントの増加となりました。

巣ごもり消費でインスタント食品や冷凍食品が人気に

外出自粛によって家の中で過ごす「巣ごもり消費」も話題になりました。食料品に関しては、COVID-19を意識して購入されたものもありました。その中で緊急事態宣言の発令の前で後で大きくポイントを伸ばしたのが「インスタント食品」です。

(/mwimgs/e/2/-/img_e25d100cbdcba2ffd9507b8f451a3ee3314740.jpg)

拡大する(/mwimgs/e/2/-/img_e25d100cbdcba2ffd9507b8f451a3ee3314740.jpg)

COVID-19を意識して購入されたものについて(出典:㈱ONE COMPATHの調査より)

発令前では22.4%だったものが、発令後には36.0%となり、13.6ポイントの伸びとなりました。ついで冷凍食品とレトルト簡便食品が10.9ポイント、お菓子が5.8ポイント、缶詰・瓶詰が4.9ポイントの伸びという結果になりました。家で過ごす時間が長くなったので、簡単に作れる物、長期保存ができる物が買われるようになったことがわかります。

家にいる時間が増えたため、「料理に時間をかける」が増加

通常のときと比べて「かける時間が増えたもの」は、「料理」が44.8%、「ネットの閲覧」が43.5%となりました。

(/mwimgs/e/e/-/img_ee7dd56a9a73e1dad25c99de4c22da96161285.jpg)

拡大する(/mwimgs/e/e/-/img_ee7dd56a9a73e1dad25c99de4c22da96161285.jpg)

かける時間が増えたことについて(出典:㈱ONE COMPATHの調査より)

家にいる時間が増えたので手の込んだ料理を作ったり、子どもと一緒に料理をするなど「おうち時間」をうまく活用していたようです。またネットの閲覧も増えていることから、料理のレシピを見たり、通常よりも短くなっている可能性があるお店の営業時間を確認するなどしていたと思われます。またYouTubeなどの動画をみたり、オンライン飲み会、オンライン帰省なども活用していたのではないでしょうか。

収束後にしたいこと、6割以上の人が「外食」と回答

「新型コロナウイルス感染症が収束したら何がしたいか?」という質問では「外食」が63.8%、次いで「旅行」が57.2% 「買い物(食品以外)」が50.8%となりました。家での過ごし方を工夫して楽しむことができている一方で、外に出て買い物や食事を楽しみたいという気持ちがあるようです。

(/mwimgs/6/c/-/img_6cf96c414f14cf1a8784433466ee018e168949.jpg)

拡大する(/mwimgs/6/c/-/img_6cf96c414f14cf1a8784433466ee018e168949.jpg)

収束後にやりたいことについて(出典:㈱ONE COMPATHの調査より)

まとめにかえて

COVID-19の感染拡大防止のために外出を避ける中で、料理に時間をかけるなど楽しい時間を過ごそうとする人も少なくありませんでした。5月25日の時点ですべての都道府県で緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ油断はできません。これまで行ってきた買い物の仕方や料理などを、今後も続けていくのもよさそうです。

参考

「新型コロナウイルスの影響による買い物動向の変化」に関するアンケート 株式会社ONE COMPATH  『Shufoo!』 調べ(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000018526.html)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください