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金融機関の女性4人がやっている「お金の貯め方」「お金のふやし方」

LIMO / 2020年6月1日 20時0分

金融機関の女性4人がやっている「お金の貯め方」「お金のふやし方」

金融機関の女性4人がやっている「お金の貯め方」「お金のふやし方」

お金を貯めるには?というと、普通は「預貯金で貯める」とか「節約を頑張る」というイメージだと思います。しかし、金融機関で働く人たちはもう少しアグレッシブにお金を貯めたり、ふやしたりしているようです。

今回は、金融機関勤務の女性がやっている「お金の貯め方」「お金のふやし方」について聞いてみました。私たちにも簡単にできることもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

給料は2口座に分けて入金、iDeCoで老後資金づくり

証券会社勤務のAさん。Aさんの会社では、お給料の入金を2つの口座に分けられるのだそう。

「うちは同じグループに銀行があるので、その銀行口座と他の銀行の口座に入金を分けている。グループの銀行には毎月定額を入れてもらっているけれど、私はよく利用するから金利のランクが高い。つまり、普通預金で一般より少し高い金利が適用されるので貯金用口座として使っている」と話していました。

このように入金を分けてもらえるのなら、手間をかけずに預金と生活費を分けられるので便利です。もし会社が対応していなくても、自動振替設定で「毎月15日に〇〇銀行の口座に振り替え」などの設定ができるサービスも多いので、ぜひ調べてみてください。

また、Aさんは「iDeCo(イデコ)は制度が始まって早々に始めた。前々から、公的な年金に頼れないから自分で老後資産をつくらなければいけないのに税金がかかるなんてバカバカしいと思っていた。iDeCoなら節税になるし、毎月自動で引き落としてくれるなんて最高、と思ってすぐ始めた」と言います。

「もともと投資信託とか金融商品に抵抗がないのもあると思うけれど、資産運用は早く始めることが一番大事だというのもわかっているから。もちろん株や投信を買うときは少額投資非課税制度のNISAを活用している。節税には結構目がないかも」と笑います。

NISAやつみたてNISA、iDeCoの大きな目玉は何と言っても節税効果。Aさんの言う通り、老後資金づくりのために税金を払うのもなんだかな、と思う人は早めに始めたほうがよさそうです。

株主優待で毎日を楽しむ

続いても証券会社で働くBさん。「株主優待生活を楽しんでいる。当然だけど、現金のまま持っていても値上がりとかしないし、配当も株主優待ももらえない。株を始めると、現金って本当に100万円は100万円のままなんだなと思う」のだそう。

「100万円分の株を買っておけば、多少株価が上がったり下がったりして90万円に下がるときもあれば110万円になるときもある。でも、株主優待が受けられたり、配当がもらえたりしておトクだなと…。仮に110万円に値上がりしたら『ラッキー』って感じで一度売ってしまえば+10万円の利益。現金はそういう『ラッキー』のタイミングなんてない。持っているだけ」と話します。

確かに、お金をお金として持っているだけでは、株のように値下がりもしないかわりに値上がりもありません。長期保有を前提にするのであれば、短期的な値動きはあまり気にせず、株主優待や配当を楽しみにするというのも一つの考え方ですね。

ポイント活用で節約したお金を貯める

銀行勤務のCさんは、ポイントを積極的に活用していると言います。「もちろんお店は固定、私の場合はコンビニを使うならファミリーマート。スーパーならOKストア、ドラッグストアならクリエイト、というふうに生活品を買う場所は固定にしている。分散しないからポイントが貯まりやすい」と言います。

Cさんの言う通り、いろんなお店をバラバラと使っていると、A店では20ポイント、B店では30ポイント、C店では50ポイントという貯まり方になり、ポイントを利用できる最低限に到達しないということが起きます。言い換えれば、A店だけで貯めていれば100ポイント貯まっていて使えたのに、ということになるというわけです。

また、Cさんは「ポイントは最低でも二重取りする。三重取りできるときがあれば三重取りするし、それもよく行くお店を限定しておけば『どうやったら二重取りできるのかな』というのも調べやすい。自分がよく行くお店で使えるポイントをしっかりチェックしておくことが大事」と言います。

「実は自分も以前はあちこちウロウロしていて、友達に言われてお店を絞ることにした。まずはどんな店でどういうポイントが使えて、どうしたら二重取り、三重取りできるのか調べたほうがいい。ドコモのdポイントやソフトバンク系のTポイントなど携帯キャリアと結びついていたり、楽天経済圏やイオン経済圏、au経済圏などと言われる経済圏も存在したりするから、自分と相性がいい経済圏に入ってしまうのがラク」とCさん。

たまに、『そういう経済圏にハマるのはちょっと…』という人もいるけれど、特にデメリットはない。私自身はそうやって浮いたお金を貯めることが大事だと思っている」と笑いながら話してくれました。

不動産投資と金投資でお金をふやす

最後は証券会社勤務で「20代のうちから不動産投資をしていた」というDさん。「仕事ばかりしていて、あまりお金を使わなかったから投資を始められる金額は貯まっていて…。都内の好立地の部屋で不動産投資を始め、今もいくつか保有中」なのだそう。

「自分用にも部屋を買って、ローンを返しながら不動産投資をしていた。理想の部屋に住む生活を維持するためにも頑張ろうと思えて仕事に対するモチベーションも上がるし、若いうちからやっておいてよかったと思う。仕事にもそういう経験が生きてきた」とのこと。自分にハッパをかけるようなイメージで自分用の部屋を買ったと言います。

「あとは、株や投信のほかに金投資も。金投資は積立でほぼ放置。たまにどうなっているかな?と眺めるだけ。何かあったときに金があればいいかな、という意外と安直な理由。始めたのは、うちの会社の管理職で外資系金融機関出身の人が『金はいいぞ』って言っていたから、間違いないかと思って…」と続けます。

「信用している人の助言は素直に聞くタイプだから、『アレがいい』『今はコレがいい』と言われると次々に手を出しているけれど、どれもやっぱりいいものだから大きな損をしたりすることはない」と笑います。こういう心強いアドバイザーが近くにいるのはいいですね。

「アメリカの株を結構オススメされる。アメリカの指数のETFとか…。たしかに日本よりはアメリカのほうが投資しがいがあるなとは思う」と話していました。

おわりに

一見難しそうに聞こえるものも多いのですが、今はインターネットで少し調べれば内容を知ることができます。「投資は怖い」という思い込みを一度捨てて、少し調べてみてはどうでしょうか。投資を実際にするかどうかは別にしても、お金の活用方法が預貯金以外にもあるということを知るのはこれからの糧になることでしょう。

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