コロナで変わるボーナス事情。2020年夏のボーナスの使い道は？

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、企業に大きなダメージを与えました。そのため今年のボーナスにも大きな影響が出そうです。㈱Wizleapが「今年のボーナスに関する意識調査（https://hoken-room.jp/money-life/9162）」を行いました。これをもとにして、ボーナスの使い道を見ていきましょう。

調査対象について

㈱Wizleapが運営するライフプラン相談、オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」では「今年のボーナスに関する意識調査」を行いました。調査期間は2020年5月23日～25日、調査方法はインターネット調査、そして調査対象は18歳以上の447名です。調査対象の内訳は以下のようになっています。

＜性別＞
女性：63.3%
男性：36.7%

＜年齢＞
10代：2名
20代：99名
30代：165名
40代：131名
50代：43名
60代以上：7名

＜職業＞
アルバイト：29.1%
会社員：64.2%
経営者：4.3%
公務員：2.5%

ボーナスの使い道。今年も貯金が堂々の1位

例年のボーナスの使い道としては、１位が「貯金」で192名が回答しました。次いで2位が「生活費に充当」で78名、3位が「旅行・レジャー」で47名となりました。

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例年のボーナスの使い道について（出典：㈱Wizleapの調査より）

これに対して今年のボーナスの使い道については、1位は「貯金」で200名、2位が「生活費に充当」で100名、3位は「借入金返済」で36名となりました。また4位に「ボーナスはなし」で27名が回答するなど、例年とは少し違う状況になっています。

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今年のボーナスの使い道について（出典：㈱Wizleapの調査より）

今年のボーナスの使い道を変えた理由

使い道を変えた理由としては、以下のような意見がありました。

「旅行・レジャー」から今年は「貯金」に変化

・「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で旅行に行くことがなくなった。今後の見通しが立たないので貯金をすることに」
・「旅行の気分になれない。長期間の外出自粛で物欲がなくなった。第二波や第三波がくるかもしれないので生活に不安がある」

「貯金」から今年は「生活費に充当」に変化

・「残業をするほどの仕事量ではくなった上に、給料が減ってしまい生活費の確保が難しくなってしまった。そのためボーナスを生活費に回すことにした」

まとめにかえて

今年のボーナスに関しては、そもそもボーナスが出ない可能性も否定できません。このような情勢の中、ボーナスが出れば貯金に回す人が多くみられました。まだまだ先行き不透明ということもあり、ボーナスは計画的に使っていきたいですね。

参考

「今年のボーナスに関する意識調査」㈱Wizleap（https://hoken-room.jp/money-life/9162）