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「もしかしてうちの夫も?」コロナ禍で露見したモラハラ夫3人の信じられない行動

LIMO / 2020年6月2日 20時15分

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「もしかしてうちの夫も?」コロナ禍で露見したモラハラ夫3人の信じられない行動

緊急事態宣言が全面解除されたとはいえ、新型コロナウイルス感染症の影響は未だ大きく、自宅でのテレワークを継続しているという人も少なくないのではないでしょうか。

外出自粛や働き方の変革を求められるコロナ禍の今、自然と家族と顔を合わせる時間が長くなる中で、必要以上にキツイ言い方をしたり、自分のことを下に見た態度で接してきたりする、いわゆる「モラハラ夫」に悩まされている妻たちが増えているようです。

日頃の夫の言動に傷いて「もしかしてうちも…?」と悩んでいる人は、自分の夫がこれから登場する「モラハラ夫の3パターン」に当てはまるか否か、チェックしてみてください。

タイプ1「家のことは収入が低い妻の仕事」

Aさんとその夫は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、夫婦ともテレワークで仕事をすることになりました。子供の通う幼稚園からも登園自粛を求められて、在宅で仕事と家事・育児を並行して進めなければなりません。「この緊急時だし、夫と協力して何とか乗り越えないと…!」と覚悟を決めていたAさんは、テレワーク初日、思いもよらぬ言葉を夫の口から聞かされることになります。

夫は、2LDKの自宅の中でも仕事をするのに十分なスペースを確保できるリビングの一画を指して、「じゃ、俺が広いテーブルを使うけどいいよね?年収も高いし、Aよりも集中して頭を使わなきゃいけない難しい仕事だからさ」と一言。

一瞬、呆気にとられたAさんは、中小企業に一般職として勤めています。大手企業勤務の夫にそんな風に言われてしまえば、収入も仕事内容も、確かにその通りだけど…と、少し不愉快な気分になりながらも認めざるを得ませんでした。

その後も、オンライン会議やSkype通話が入ってくるのはお互い様なのに、その度に夫は「俺は〇時に通話が入るから、その間Aは予定を入れないでね。あと子供が騒がしいと困るから静かにさせておいて!」と、当然のようにAさんに仕事を中断するよう言ってきます。そのくせ、Aさんが会議や通話をしている間、夫が子供を見ていてくれるということはありません。Aさんは次第に、“うちって、年収によって身分の高さが決まるところだったの?”と疑問を感じるようになります。

Aさんの夫による「年収マウント」は、仕事の話に留まりません。これまでは帰宅時間の早い自分がすべてやっていた食事の支度をはじめとする家事を、お互いに在宅勤務になったのだから少し協力してほしい、と伝えてみたAさん。すると、「もちろん何もしないとは言わないよ。でも、稼ぎの少ないAが家のことを多く負担するのは当然じゃない?」と返ってきたばかりか、「そもそも、俺とAの収入にどれくらい差があるのか、きちんと理解してる?一度、実働時間で割って時給を計算してみようか。同じ時間働いても稼ぐ給料が全然違うんだから、少ししか稼げない方が家のことをやったほうが家庭全体としても得だってこと、すごく簡単な算数なんだけど、それもわからないのかな?」と、一気にまくしたてられてしまいます。

たとえ言われた内容自体は一理あるものだったとしても、このような言い方をされて、果たして同じ屋根の下で気持ちよく暮らしていけるのでしょうか。Aさんは、しばらく返す言葉もなく、その場に立ち尽くしてしまったそうです。

タイプ2 妻の行動は自分が指示、管理する「家庭内管理職」

2例目、小学生の子供二人を持つBさんは、「家庭内のことはすべて『俺の許可』が必要」と考えるタイプのモラハラ夫に悩まされています。

ある年、上の子のクラスの保護者会で、PTAの役員を引き受けることに決まってしまったBさん。入学以来、下の子が未就学児であることを理由に役員を断り続けていたのですが、ついに「一度もやったことのない人から選ぼう」ということで、自分へまわってきてしまったのです。

帰宅後、そのことを夫へ報告すると、あからさまに不機嫌な様子になり、「なんで勝手に決めてるの?そういう家庭に影響が出るようなことは何でも、俺が許可してからにしろって言ってるだろう?黙って引き受けるなんて、どういう神経してるんだ!」と吐き捨てるように言われてしまいます。

Bさんにしてみたら、保護者会のあの状況で、しかも仕事中で電話に出てくれるかも分からない夫へ連絡して、「役員を引き受けてもいいでしょうか」と許可を仰ぐだなんて、まったく現実的ではありません。

そんな「すべに俺の許可が必要、妻には決定権なし」な夫は、急な飲み会も義実家絡みのイベントも、Bさんの状況なんてお構いなしに独断で決めて事後報告をしてくるそうです。そして、Bさんの予定が先に入っていようものなら、「妻は夫に合わせる努力をするべきだろう」と主張してきます。Bさんは、「何だって自分はいいんだよね…」と、もはや呆れも通り越した様子で呟いていました。

タイプ3「都合の悪いことはすべて妻のせい」

Cさんの夫は、厳しい両親のもと、きっちりと躾けられて育ったため、細かなところまで気が回る人です。一方のCさん自身はのんびりとした性格で、結婚当初から「俺の言うことを聞いておけば間違いなく上手くいく」と口癖のように繰り返していた夫の言葉がすべて正しいように思えて、できる限り夫の意に沿うよう日々を過ごしていました。
とはいえ、中には理不尽に感じられる言動も少なくないうえ、Cさんが夫の思うようにならなかった時などにはキツイ言葉をかけてくることがあり、その度に心を痛めていたそうです。

ある日Cさんは、夫から「明日の朝は早くに家を出ないといけないから、5時に起こしてほしい」と頼まれます。Cさんの普段の起床時間は6時で、さらにはまだ子供が小さく、夜泣きが続いて細切れ睡眠になった翌朝は早く起きられるか不安もありました。そこで夫には、「もしかしたら自分が起きられずに起こしてあげられないかもしれないから、念のため自分でも目覚まし時計をセットしておいてほしい」とお願いしたそうです。

そして、Cさんの不安は的中してしまいます。明け方まで断続的に続いた夜泣きのせいで、目が覚めたときには5時半を過ぎてしまっていました。慌てて夫を起こすと、「お前は夫を起こすことすらまともにできないのか」と冷たく言い捨てられてしまいます。心から謝罪したCさんですが、こうなる可能性を見越して、夫自身にも目覚ましをかけるようお願いしてあったはずです。それなのに夫は、「甘えたことを言うな、自分のミスを俺のせいにするのか?」と一蹴して、取り合ってすらくれません。「私には拒否権もないし、うまくいかなかったことは全部私のせいなんです」と、半ば諦めたように語るCさんでした。

おわりに

こうしたモラハラ夫の特徴として、「職場の人やご近所さんの前では決して妻相手にとるような高圧的な態度は見せず、好感を抱かれるような振る舞いをする」ことが挙げられるそうです。つまり、他人に対する基本的な心遣いや言葉の選び方を理解しているのに、妻に対してだけはあえて傷つけるような言葉を選び、自分よりも下に見て意図的に攻撃している場合が多いということ。

そのため、もしも「自分の夫もモラハラ気味かも?」という疑問を抱いたときには、夫の言動がエスカレートしていく前に、「対等な夫婦関係のはずなのに見下すような振る舞いはおかしい」「喧嘩になるのは仕方ないけれど、必要以上の攻撃は許さない」と伝えることが重要だといいます。そうしたモラハラ「予備軍」の夫に対しては、その言動によって理不尽に傷つけられる前に、妻側が毅然とした態度で臨み、「モラハラ夫化」を防いでいきましょう。

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