今夏の虫刺され懸念でアース製薬が年初来高値更新! 日経平均株価は3日続伸
LIMO / 2020年6月4日 7時0分
今夏の虫刺され懸念でアース製薬が年初来高値更新! 日経平均株価は3日続伸
【東京株式市場】 2020年6月3日
株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、TOPIXは一時1,600ポイント回復の場面も
2020年6月3日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 22,613円(+288円、+1.3%) 3日続伸
TOPIX 1,599.0(+11.4、+0.7%) 3日続伸
東証マザーズ株価指数 1,003.3(▲11.6、▲1.2%) 4日ぶり反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,177、値下がり銘柄数:896、変わらず:96
値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
年初来高値更新銘柄数:109、年初来安値更新銘柄数:1
東証1部の出来高は15億5,248万株、売買代金は2兆7,736億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。
新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の上昇を背景としたリスクオンモードが持続しました。売買代金は3兆円には及ばなかったものの、2兆8,000億円水準まで増加しています。
そのような中、日経平均株価は前日に続き上値を切り上げる展開で3日続伸となりました。取引時間中の高値は22,818円(+493円)、安値は22,462円(+137円)となり、値幅(高値と安値の差)は約356円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となり、取引時間中には1,600ポイント回復の場面も見られました。
東証マザーズ株価指数は4日ぶり反落、売買代金は33日連続で1,000億円を上回る
東証マザーズの出来高は1億5,770万株、売買代金2,007億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は減少しています。個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は33日連続で1,000億円を上回り、さらに3日連続で2,000億円を上回る商いとなっています。
ただ、株価指数は4日ぶりの反落となり、取引時間中には一時1,000ポイント割れの場面も見られました。依然としてやや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを固めるのか注目されましょう。
マツダなど自動車株が軒並み急騰、虫ケア用品のアース製薬とフマキラーが年初来高値更新
個別銘柄では、円安進行を好感して自動車株が一気に買い戻され、終値ベースでマツダ(7261)が+9%超高、日産自動車(7201)が+7%超高、SUBARU(7270)が+6%超高、三菱自動車(7211)が+5%超高など軒並み急騰しました。
また、医薬品株では、蚊などが発生する季節を迎えても電車・バスや飲食店での窓開けが実施されることから、虫ケア用品大手のアース製薬(4985)とフマキラー(4998)が揃って年初来高値を更新し、アルコール除菌剤の大幸薬品(4574)も再び年初来高値更新となっています(アース製薬の終値は下落)。
その他では、機械株でキーエンス(6861)、SMC(6273)、ダイフク(6383)の3銘柄が連日で上場来高値を更新したのが目を引きました。
一方、株価上昇が続いたドラッグストア株が売りに押され、スギホールディングス(7649)、ツルハホールディングス(3391)、マツモトキヨシホールディングス(3088)などが大幅安となりました。
また、小売り株では連日で上場来高値を更新していたニトリホールディングス(9843)も高値更新後に急反落となっています。
その他では、取引時間中にプロ野球読売ジャイアンツの選手2名が新型コロナウイルスに感染したことが報じられ、予定されていた練習試合が中止に。これを受けて、巨人軍の本拠地である東京ドーム(9681)が急速に値を下げたことが注目されました。ただ、終値は▲1%超安に止まっています。
新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)がEC関連で物色され、取引時間中に4日連続の年初来高値更新となり、終値は公開価格を大きく上回りました。
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