在宅ワークで生活が一変…出費が増えた人・減った人は何をしていた?

LIMO / 2020年6月8日 10時0分

写真

在宅ワークで生活が一変…出費が増えた人・減った人は何をしていた?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大抑止のため、在宅での勤務に切り替わったという人も多いですよね。自宅で仕事をすることになり、食費や光熱費が増えた…という話もよく聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。

在宅ワークに切り替わった人の実際の声とともに、リアルな出費の変動について見ていきたいと思います。

在宅ワークで「出費が増えた」人のケース

まずは、在宅ワークに切り替わって「出費が増えた」人のケースについて見ていきましょう。在宅ワークになったことで、本来なら家にいないはずの時間帯も、ずっと自宅で過ごすことになります。そうなると当然増えるのが「光熱費」や「食費」などです。

「普段、社内にある食堂でお昼を食べることが多かったので、在宅ワークに切り替わって、今までよりも食費が増えました。家にいるとはいえ仕事をしているので、お昼の準備をするのもめんどくさくて、かなりの確率でデリバリーやテイクアウトを利用。社食では大体500円以内で済ませていたのですが、デリバリーやテイクアウトとなれば、500円以内に抑えるのがなかなか難しくて…。結局安くても毎回800円くらいかかったので、トータルで見ると食費はかなり増額しているんじゃないかなと思います」(26歳女性/会社員)

食費や光熱費がアップしたというのは、よく耳にする話。また、想定外のところで、出費が増えたという人も少なくないようです。

「在宅になってゲームの課金や動画・コミックスのサブスク利用が増えましたね。あと通販でついポチっと買ってしまうものも増えました。僕の会社は在宅に切り替わったとはいえ、実際に自宅でできる仕事量はオフィスへ出ているときよりも減っています。だから結構自由な時間も多くて、ヒマを持て余した結果、余計な出費を増やすことになってしまいました」(28歳男性/営業)

独身の人たちの間では、光熱費や食費など“生きていく上で最低限必要となる出費”以外のところでも、在宅ワークになったことで出費が増加している様子。実際、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から基本方針に関する見解が出された2月24日と、安倍首相が休校措置について説明を行った3月1日がWebサービス利用の分岐点になったというデータ(※(https://manamina.valuesccg.com/articles/785))もあります。

28歳男性の意見のように、通販サイトで“おうち時間”を過ごすためのグッズを買ったという人も多い様子。今までとは違う働き方・過ごし方をすることになり、出費が増えてしまうというのは自然な流れだと言えるのかもしれません。

在宅ワークで「出費が減った」という意見も

在宅ワークに切り替わったことで、出費が増えたという意見が大半だと考える人も多いことでしょう。しかし実は、在宅ワークで「出費が減った」と答えた人も、そう大差ない割合で存在しています。出費が増えた人と減った人との違いは、一体何なのでしょうか。

小学3年生の息子さんと幼稚園年中の娘さんのいるある家庭では、家計トータルでの出費の減少をとても実感していると言います。

「在宅ワークに切り替わる前は、息子は学童を、娘は延長保育をMAXで利用していました。コロナの影響で在宅ワークに切り替わり、学童と延長保育の利用がゼロに。そこでまず浮いたのが、幼稚園の延長保育料です。食費面では、フルタイムで働いていることもあって、よくスーパーの総菜を買ったり時短調理キットを利用していましたが、在宅になってからはずっと3食完全自炊。惣菜や調理キットを利用する回数も激減しました。今まで保育や食費にかかる費用がかさんでいた家計が、すっきりスリムになったと感じています」(34歳女性/営業事務)

家族のカタチによっては、今回の件をきっかけに出費が減るケースもあるようです。在宅ワークで出費が減り、家計のあり方を見直したという声も聞かれます。この先どうなるかわからない不安からの節約志向があるのはもちろん、在宅ワークに切り替わり家にいる時間が増えたからこそ、今までの出費の多さに気づいたという人も少なくありません。

出費を見つめ直すきっかけにしよう

緊急事態宣言の解除とともに営業自粛や移動の規制も緩和されつつあり、“新たな日常”へと歩み始めている日本。しかし、第2波・第3波の襲来も予想されており、かつてのように安心して生活が送れるようになるまでには、まだしばらくかかりそうです。

今回在宅ワークを初めて導入し、意外とうまくいったので在宅ワークを通常勤務のカタチの一つとして推進する企業も増えてくることでしょう。在宅ワークで出費が増えたという人は、緊急事態としての2カ月ほどなら問題ありませんが、今後も出費を増やし続けることのないよう、長期在宅ワーク用の新しい金銭感覚をつくっていく必要がありますね。

在宅ワークという新しい働き方の中で、さまざまな工夫や発見をされた方も多いのではないかと思います。今のこの状況をチャンスと捉えて、今と未来のお金の使い方について考え直してみるのもいいのではないでしょうか。

【参考】
※「新型コロナウイルスの影響で利用者が伸びているWebサービスを緊急調査(https://manamina.valuesccg.com/articles/785)」マナミナ(株式会社ヴァリューズ)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング